日本共産党 吉岡正史のページ

日本共産党中央委員会・党建設委員会に勤務。時々、思うことをつづります。

保育園予算は削った上、親に“自己責任”とは…

2009年03月11日 15時43分05秒 | 国際・政治

【連日更新 ~ 464日め】

3月7日は調布市内を宣伝でまわりました。

この日は、新しい認可保育園の設置を求める署名も集めながら、調布市内でも切実となっている保育問題について訴えました

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通りすぎる人、玄関先でお会いした人など、次々と協力の輪が広がり、宣伝に会釈で応じてが続出!保育所をめぐる要求の切実さを痛感させられます



今、保育園の待機児は厚労省の試算でも約2万人。認可外保育園にいて保育料の安い認可保育所を求めている児童も含めると30万人、「出産を期に退職したけど働きたい」人など、潜在的に入園を望んでいる人は政府統計でも100万人に及びます

これだけ切実な保育所の整備。本来なら、国がきちんと予算を拡充させ認可保育所整備をすすめなければならない…

しかし、自民・公明政権は、口では「子育て支援」と言いながら計画的な保育所整備計画を持たず、04年には小泉内閣が自治体への公立保育所の運営費国庫負担金を廃止・一般財源化…。財政の苦しい自治体が多い中、公立保育所は次々と廃止・民間委託され、最高時(1983年)から2600ヶ所も減っています

さらに、保育分野でも「民間にまかせればうまくいく」「官から民へ」と旗をふり、各地で企業が経営する保育園など次々誕生…。低賃金の非正規保育士の増大、狭い場所に子どもたちをおしつめる施設の急増、1食数十円という劣悪な給食の問題など、企業園の質の悪い保育の実態も広がっている…

これがまともな「子育て支援」と言えるでしょうか?




それでも現行制度は保育所への入園は自治体の責任とされています

今、政府が検討している「新たな保育の仕組み」は、この自治体の責任を投げ捨てて親の“自己責任”にしようというもの…

「保育園が選べるようになる」など一部マスコミはこの制度を紹介していますが、そもそも保育所を増やさなければ待機児童が解消されない事実は変わりません

さらに、この制度では親の就労時間に応じて保育補助の受けられる時間が短いものにされてしまう…。上限を超えた保育時間は高い自己負担が強いられてしまいます。これでは、子どもたちの運動会やクリスマス会なども“有料開催”ということになりかねません

「カネがなければ保育所に入れません」「保育所に入園できないのは親の努力が足りないからです」 ~ こんな制度、絶対に許せません!




30万人分の新しい保育所整備に必要な予算は年500億円

米軍への思いやり予算(SACO予算も含む)2500億円の5分の1

反対世論が根強い定額給付金2兆円のたった2・5%です

正規職員によって支えられた保育所を広げることは、安心して働くお母さん・お父さんを支えることにもつながり、二重三重の経済対策・雇用対策にもなります。この面でも、政治の転換がどうしても必要です!




今日、行動の途中に沖縄の特産品を扱った店に立ち寄りました

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こちら、はじめて食べた紅芋&マンゴーのミックスソフト…

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夜には、購入した沖縄そばを食べました。私の新婚旅行は沖縄でしたが…、ぜひもう一度、行ってみたいっ!




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