チャールズ・チャップリン(1889-1977)の自伝を読んだ。
僕のイメージ的にチャップリンというのは、平凡な庶民から大変身を遂げた天才エンターテイナーという感じだったけど、実は彼の家はコメディアン一家で、小さい頃からけっこうそういう環境が整っていたらしい。ただ最初から上手くいくわけはなく、けっこう地道にコツコツやってきたようだ。
売れない頃は、自分のギャグが映画でカットされることも多かったらしい。そんな時彼は、編集室に出入りしてフィルムの編集作業をジックリ観察して、登場や退場の瞬間に素早くギャグを挟み込む業を覚えてカットを免れていたそうだ。
これは現代のバラエティ番組でもよくある手法。他の出演者の話が終わるか終わらないかの頃を見計らって、その上からトークを被せて編集を逃れるというやつ。こう考えるとチャップリンの功績はけっこう大きい。
また、チャップリンの時代におけるイギリスの喜劇役者というのは、職人気質が強かったようで、客のウケが悪かったことを苦に自殺を図る者も多かったらしい。
人を笑わせるというのは本当に大変なことなんだと改めて思った。
僕のイメージ的にチャップリンというのは、平凡な庶民から大変身を遂げた天才エンターテイナーという感じだったけど、実は彼の家はコメディアン一家で、小さい頃からけっこうそういう環境が整っていたらしい。ただ最初から上手くいくわけはなく、けっこう地道にコツコツやってきたようだ。
売れない頃は、自分のギャグが映画でカットされることも多かったらしい。そんな時彼は、編集室に出入りしてフィルムの編集作業をジックリ観察して、登場や退場の瞬間に素早くギャグを挟み込む業を覚えてカットを免れていたそうだ。
これは現代のバラエティ番組でもよくある手法。他の出演者の話が終わるか終わらないかの頃を見計らって、その上からトークを被せて編集を逃れるというやつ。こう考えるとチャップリンの功績はけっこう大きい。
また、チャップリンの時代におけるイギリスの喜劇役者というのは、職人気質が強かったようで、客のウケが悪かったことを苦に自殺を図る者も多かったらしい。
人を笑わせるというのは本当に大変なことなんだと改めて思った。