<2011年7月2日 フランス・パリ@Zenith>
1.JADE
2.Rusty Nail - English ver. -
3.Silent Jealousy
4.DRAIN
・SUGIZO Violin Solo
5.紅 - English & Japanese ver. -
6.Born To Be Free
・YOSHIKI Drums Solo ~ Piano 白鳥の湖 ~ Drums
・Piano エリーゼのために ~ Drums
7.I.V.
8.X
ENCORE
9.ENDLESS RAIN
・SUGIZO Violin
10.ART OF LIFE
◇サンスポ
X仏公演にファン興奮「メンバー全員大好き」
欧州ツアーを展開中のロックバンド、X JAPANがコンサートホール、ル・ゼニットで初のパリ公演を行った。
フランスでは「ヴィジュアル系」「マンガ」「アニメ」という単語が辞書に載るなど、日本のポップカルチャーが根付いている。ジャパンブームは欧州各地に飛び火。X JAPANは、ヴィジュアル系ロックスターの先駆者的存在で、日本のトップバンドとして絶大な人気を誇っており、近隣諸国からも多数のファンが訪れた。
スペインのOL(22)は「音楽やキャラクターが大好き。HIDEとPATAのファンで日本に行くために貯金しています」。フランスの会社員(26)は「メンバー全員大好き。音楽が情熱的で心に響く。ファッションも格好いい」と興奮気味に語った。
http://www.sanspo.com/geino/news/110703/gnj1107030521018-n1.htm
◇サンスポ
X JAPANパリで待望初公演「感謝」
欧州ツアーを展開中のロックバンド、X JAPANがコンサートホール、ル・ゼニットで初のパリ公演を行った。過去3度公演が延期された因縁の場所だけに、現地ファンにとっても待望のステージ。会場のストライキで開演が1時間以上も遅れ、前座の出演を見合わせるなどハプニングの連続だったが、会場の約1万人は東日本大震災で被害を受けた日本に激励コール。リーダーのYOSHIKIは「日本はもっと強くなって戻ってきます」と感涙した。
頑張れニッポン!!
励ましの言葉が書かれた各国ファンの国旗がたなびく会場に、力強く足踏みするストンピングとウエーブが巻き起こる。
アンコールで赤い着物姿で登場したYOSHIKIは、震災を心配するファンに向けて「本当にありがとうございます」とフランス語で感謝。
続けて、「みんなからもらった『You Are Not Alone(ひとりじゃない)』ってメッセージにとても救われたよ。日本はもっと強くなって戻ってくる。X JAPANだって10年経って(再結成して)戻ってくることができたじゃない。同じように頑張るからね」と伝えると、会場から共感の拍手とYOSHIKIコールが巻き起った。
次いでボーカルのToshIが「一緒に歌いましょう」と会場へ呼び掛け、「ENDLESS RAIN」を被災地へ届けとばかりに大合唱した。
ハプニングの連続だった。賃金引き上げを訴える会場スタッフがストライキを起こし、敷地内のゲートがすべて封鎖されるなど、メンバーやファンはもちろん、機材が搬入できない事態に。ライブ中止が危ぶまれたが、プロモーターが説得し、何とか開催にこぎ着けた。ただ、開始が1時間以上も遅れた上、前座が出演できなくなるなど、変更を余儀なくされた。
それでも会場のファンは終始熱狂。「紅」では日本語の大合唱、「X」では両手を交差させて飛び上がるXジャンプでメンバーの熱い気持ちにこたえた。
パリでは予定していた過去3度の公演を、主催者側のトラブルなどですべて延期してきただけに、YOSHIKIも「何度も待たせちゃってゴメンね。でもみんなのおかげでX JAPANとしてフランスに来られてうれしい」と感謝。
さらに、「来年、ToshIとジャパン・エキスポでフランスに戻ってきます」と再会を約束。念願のフランス上陸を最高のものにして、これからも荒波を突き進む。
http://www.sanspo.com/geino/news/110703/gnj1107030507014-n1.htm
◇Barks
X JAPAN、パリで見せた異常なほどの過剰なエネルギーのぶつかり合い
X JAPANの咆哮は、ロンドンに続きパリっ子をも完全にノックアウトしてしまったようだ。過去最高の盛り上がりをみせたと明言するのは、これまで全てのツアーを同行してきたX JAPANスタッフだ。その狂乱のステージと異様なまでの盛り上がりっぷりは、パフォーマンスの様子を切り取った写真の一枚一枚からも手に取るように伝わってくるだろう。
◆X JAPAN画像@フランス・パリZenith
フランス現地時間7月1日(金)、フランス・パリのZenithにて、待ちに待ったX JAPAN初のフランス公演が行なわれた。幾度となくキャンセルとなってきたフランス公演だけに、待ちわびたフランスのオーディエンスの興奮ぶりは想像に難くない。これまでX JAPANサウンドへ注いできた積み重なる思いとリスペクトが一気に噴出、そして何よりも初めて観る目の前のX JAPANのパフォーマンスに、狂乱のひと時は、異常なほどの過剰なエネルギーのぶつかり合いとなった。
午後9時に登場したX JAPANは、「JADE」からスタートし「Silent Jealousy」「Art of Life」とロンドン公演と同様、新旧名曲をバランスよく配置したハード&メロディアスな楽曲で構成され、次々と繰り広げられる破滅のメロディがオーディエンスを直撃、やはり場所は変われど、パリ公演でも失神者が続出する事態となった。
楽曲「I.V.」では、感極まったYOSHIKIがまたもステージから客席に向かってダイブ。アリーナクラスでの大会場にもかかわらずオーディエンスの海に身を投げてしまったYOSHIKIに、ファンはさらに絶叫を繰り返す。ToshI、PATA、HEATH、SUGIZOも全員絶好調で、完璧なパフォーマンスをたたきつけ、YOSHIKIにおいても日本語・英語・フランス語でMCを行ないファンを狂喜させた。
これまでのコンサートにおいても比類なき盛り上がりをみせた今回のフランス公演だったが、興奮の余韻も覚めやらぬ中、公演終了後、X JAPANメンバーはオランダまでバスで移動し、翌日のオランダ公演へ気持ちを切り替えた。
ヨーロッパをロードするX JAPAN、その行き先には、無敵のオーディエンスが待ち構えている…ここでこそ最高のひと時を味わうのだと言わんばかりに。世界に向けて、今、ToshIは叫び繰り返す。「お前たちがX JAPANだ!」と。
http://www.barks.jp/news/?id=1000071268&p=0