みなさん
緊急のネット署名を始めます。
以下をお読みいただき、ぜひ署名をお願いします。
署名は、コチラから。
上記方法でうまくいかない場合は、
下記宛先に直接メールをお送りください。
署名受付専用アドレス
yonin_syomei@yahoo.co.jp
記入項目は
■お名前
■肩書き(任意)
※住所は不要です。
※English version here!
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◆「慰安婦」被害を告発する市民運動への弾圧に抗議する緊急署名 ◆
1991年に金学順さんが韓国内で初めて日本軍「慰安婦」制度(日本軍性奴隷制)の被害を訴えて以来、22年が経過しました。その間、「さらなる真相究明」、「被害者への法的補償」、「真摯に過去と向き合う歴史教育の実践」を日本政府に求める声が世界中から寄せられました。
そうした批判の声を、日本政府は黙殺し続けてきました。有力な保守政治家たちは、この歴史的な国家犯罪を否認する発言を繰り返しました。さらに、昨年12月の総選挙後には、自民党・安倍晋三内閣が誕生しました。安倍氏は、かねてより日本軍性奴隷制の被害を否認する発言を繰り返してきた政治家であり、新政権発足にあたっても「河野談話」(日本軍性奴隷制に関して日本政府の公式見解を示すとされている談話)の見直しを示唆しています。
こうした状況の中で、「慰安婦」被害と真摯に向き合おうとする市民に対して、国家権力による弾圧が強化されています。その事件は2012年9月23日に起きました。この日、大阪市内で開催された元「慰安婦」被害者・金福童さんの証言を聞く集会に際して、暴力的な極右排外主義者の団体(在特会)のメンバーが集会を妨害するために会場のある建物に侵入したところ、集会参加者に制止されました。その後、この排外主義者のメンバーが、怪我をしたとして被害届を出したというものです。
大阪府警公安三課は、この被害届を利用して「傷害事件」を創作しました。市民4人を被疑者とし、2013年2月13日・14日の両日にわたり、その証拠品押収の名目で合計7カ所の家宅捜索を行いました。現在、この4人の市民は訴追される危険にさらされています。
一連の大阪府警公安三課の捜査はきわめて不当なものです。第一に、9月23日当日、大阪府警の警察官たちは集会の会場近くに待機しており、排外主義者による妨害とそれに伴うトラブルを未然に防ぐことが可能でしたし、またその責任がありました。しかし、警察官たちは適切に職権を行使することなく、排外主義者たちの暴力を座視しました。第二に、関係者の証言によれば、被疑者とされた4人は、「傷害罪」に該当するような行為はいっさいしていません。第三に、集会主催者にまで事情聴取に応じるよう強要していますが、これは集会そのものへの警察の介入であり、許されることではありません。
以上の点を総合的に判断するならば、今回の大阪府警の捜査は、国家権力が差別主義者たちと結託し、警察組織を使って市民運動を弾圧し、国際的な非難を浴びている歴史的犯罪事実を隠蔽しようとしていることを意味します。これはきわめて深刻な事態です。
加えて、今回の事件には日本社会が克服できていない深刻な民族差別の側面があります。今回の被疑者の中の1人は在日朝鮮人であり、既に他の2つの事件で起訴されています。いずれも市民運動にかかわって警察が強引に立件した事件であり、きわめて不当なものです。あまりにも不当な弾圧を行っている警察が、人々の差別感情を煽ることによってその不当さを取り繕おうとしている、という意図は明白です。
私たち市民有志は、このような国家権力の濫用を認めることはできません。大阪府警公安三課の一連の行為を厳しく糾弾するとともに、大阪地方検察庁に対し、本件についてすみやかに不起訴を決定することを要求します。
よびかけ:「慰安婦」被害の忘却を許さない市民有志
(連絡先:yoninwomamore@gmail.com )
賛同者:
あおやぎしげる(真宗大谷派速成寺)
赤瀬智彦(明石書店編集部)
吾郷健二(西南学院大学名誉教授)
芦原省一 (翻訳者)
安藤眞一(牧師)
池田浩士(京都大学名誉教授)
石川康宏(神戸女学院大学教授)
石原俊(明治学院大学教員)
石原燃(非戦を選ぶ演劇人の会)
石丸次郎(ジャーナリスト)
井田泉(日本聖公会奈良基督教会牧師)
市場恵子(大学非常勤講師)
稲邑恭子(「We」編集長)
井上薫(釧路短期大学教員)
岩村義雄(神戸国際キリスト教会牧師)
上村静(大学講師)
鵜飼哲(一橋大学教員)
浮葉正親(名古屋大学准教授)
太田昌国(編集者、民族問題研究)
大富亮(美術家、チェチェンニュース発行人)
岡 真理(京都大学教員)
奥村悦夫(えひめ教科書裁判を支える会)
小田原紀雄(日本キリスト教団牧師)
小畑太作(日本基督教団牧師)
梶谷懐(神戸大学大学院経済学研究科)
綛谷智雄(近畿医療福祉大学教員)
河津聖恵(詩人)
北島教行(福島第一原子力発電所事故収束作業員)
木戸衛一(大阪大学教員)
木下達雄(日本軍「慰安婦」被害女性と共に歩む大阪・神戸・阪神連絡会)
木原壯林(京都工芸繊維大学名誉教授)
金明秀(関西学院大学教授)
清末愛砂(室蘭工業大学教員)
琴基徹(月刊イオ編集部)
黒田基樹(駿河台大学教授)
高賛侑(コウ・チャニュウ、ノンフィクション作家)
古賀典夫(怒っているぞ!障害者きりすて!全国ネットワーク世話人)
こかくそうはち(牧師)
小林清治(大阪大学教員)
酒井隆史(大阪府立大学人間社会学部准教授)
佐藤守弘(京都精華大学教員)
佐原伸(法政大学大学院情報科学科講師)
志賀英紀(AWC全国事務局長)
下地真樹(阪南大学准教授)
新城せつこ(杉並区議会議員)
菅井益郎(国学院大学 教授)
須田稔
隅田聡一郎(NPO法人セイピースプロジェクト代表、一橋大学大学院博士過程)
千馬敏子(地域労組城北友愛会書記長)
高井弘之(えひめ教科書裁判を支える会)
高木博史(長野大学助教)
高橋秀典(日朝ネット代表)
武市常雄(アムネスティ京都グループ)
館山英夫(日本キリスト教団牧師)
田中利幸(広島平和研究所教授)
田中ひろみ(原発いらナイトin宝塚実行委員会)
谷川真也(ロックバンドはちようび)
田場祥子(VAWW RAC運営委員)
田場洋和(練馬・文化の会共同代表)
趙 博(歌劇派芸人)
津久井淑子(アムネスティ・インターナショナル日本)
坪川宏子(「慰安婦」問題解決オール連帯ネットワーク)
寺尾光身(元理系教員)
土井利幸(言語学者)
遠矢家永子(NPO法人SEAN事務局長)
戸田ひさよし(大阪府門真市会議員)
戸塚悦朗(元龍谷大学教授)
富田愛世(キリスト教会牧師)
中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)
中沢けい(作家)
中西裕樹(同志社大学教員)
永野潤(関東学院大学他非常勤講師)
中村泰子(「We」編集部)
成澤孝人(信州大学教授)
成澤宗男(週刊金曜日編集部企画委員)
西中誠一郎(フリーランスジャーナリスト)
能川元一(大学非常勤講師)
野口千恵子(日本軍「慰安婦」問題解決のために行動する会・北九州)
野崎泰伸(立命館大学非常勤講師)
野田峯雄(ジャーナリスト)
野間易通(フリーランス編集者)
橋本久雄(小平市議会議員)
長谷川存古(関西大学名誉教授)
長谷川裕子(福井大学教育地域科学部)
浜 邦彦(早稲田大学准教授)
原口剛(神戸大学)
春山文枝(かぜのね協同経営者)
ビー・カミムーラ(ナブルス通信編集部)
藤井幸之助(コリアン・マイノリティ研究会)
藤田悟(大学非常勤講師)
藤永壯(大阪産業大学教員)
札場良年(「ゆるゆる新聞」共同代表)
北條勝貴(上智大学教員)
細川弘明(京都精華大学教員)
本田哲郎(カトリック司祭)
まえだけいこ(死刑廃止・タンポポの会)
松名隆(室蘭工業大学教員)
南守(排外主義に反対するネットワーク関西/ACAN KANSAI)
三宅孝之(元島根大学教授)
向原祥隆(図書出版南方新社代表)
村田英雄(関西大弾圧をはねかえそう!2・3全国集会実行委員会)
元百合子(大学教員)
守屋友江(阪南大学教員)
山下慶喜(茨木市議会議員)
山本彩乃(浄土真宗本願寺派僧侶)
山本精一(四国学院大 教員)
弓山正路(狭山事件を考える越智今治の会・会長)
リック・タナカ(ジャーナリスト、翻訳家)
渡邊太(大阪国際大学講師)
<五十音順>3月23日、現在
[注]いただいた署名はブログその他で公開いたしません。
検察庁に提出する際、人数だけを提示します。
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◆「慰安婦」被害を告発する市民運動への弾圧に抗議する緊急署名 ◆
1991年に金学順さんが韓国内で初めて日本軍「慰安婦」制度(日本軍性奴隷制)の被害を訴えて以来、22年が経過しました。その間、「さらなる真相究明」、「被害者への法的補償」、「真摯に過去と向き合う歴史教育の実践」を日本政府に求める声が世界中から寄せられました。
そうした批判の声を、日本政府は黙殺し続けてきました。有力な保守政治家たちは、この歴史的な国家犯罪を否認する発言を繰り返しました。さらに、昨年12月の総選挙後には、自民党・安倍晋三内閣が誕生しました。安倍氏は、かねてより日本軍性奴隷制の被害を否認する発言を繰り返してきた政治家であり、新政権発足にあたっても「河野談話」(日本軍性奴隷制に関して日本政府の公式見解を示すとされている談話)の見直しを示唆しています。
こうした状況の中で、「慰安婦」被害と真摯に向き合おうとする市民に対して、国家権力による弾圧が強化されています。その事件は2012年9月23日に起きました。この日、大阪市内で開催された元「慰安婦」被害者・金福童さんの証言を聞く集会に際して、暴力的な極右排外主義者の団体(在特会)のメンバーが集会を妨害するために会場のある建物に侵入したところ、集会参加者に制止されました。その後、この排外主義者のメンバーが、怪我をしたとして被害届を出したというものです。
大阪府警公安三課は、この被害届を利用して「傷害事件」を創作しました。市民4人を被疑者とし、2013年2月13日・14日の両日にわたり、その証拠品押収の名目で合計7カ所の家宅捜索を行いました。現在、この4人の市民は訴追される危険にさらされています。
一連の大阪府警公安三課の捜査はきわめて不当なものです。第一に、9月23日当日、大阪府警の警察官たちは集会の会場近くに待機しており、排外主義者による妨害とそれに伴うトラブルを未然に防ぐことが可能でしたし、またその責任がありました。しかし、警察官たちは適切に職権を行使することなく、排外主義者たちの暴力を座視しました。第二に、関係者の証言によれば、被疑者とされた4人は、「傷害罪」に該当するような行為はいっさいしていません。第三に、集会主催者にまで事情聴取に応じるよう強要していますが、これは集会そのものへの警察の介入であり、許されることではありません。
以上の点を総合的に判断するならば、今回の大阪府警の捜査は、国家権力が差別主義者たちと結託し、警察組織を使って市民運動を弾圧し、国際的な非難を浴びている歴史的犯罪事実を隠蔽しようとしていることを意味します。これはきわめて深刻な事態です。
加えて、今回の事件には日本社会が克服できていない深刻な民族差別の側面があります。今回の被疑者の中の1人は在日朝鮮人であり、既に他の2つの事件で起訴されています。いずれも市民運動にかかわって警察が強引に立件した事件であり、きわめて不当なものです。あまりにも不当な弾圧を行っている警察が、人々の差別感情を煽ることによってその不当さを取り繕おうとしている、という意図は明白です。
私たち市民有志は、このような国家権力の濫用を認めることはできません。大阪府警公安三課の一連の行為を厳しく糾弾するとともに、大阪地方検察庁に対し、本件についてすみやかに不起訴を決定することを要求します。
よびかけ:「慰安婦」被害の忘却を許さない市民有志
(連絡先:yoninwomamore@gmail.com )
賛同者:
あおやぎしげる(真宗大谷派速成寺)
赤瀬智彦(明石書店編集部)
吾郷健二(西南学院大学名誉教授)
芦原省一 (翻訳者)
安藤眞一(牧師)
池田浩士(京都大学名誉教授)
石川康宏(神戸女学院大学教授)
石原俊(明治学院大学教員)
石原燃(非戦を選ぶ演劇人の会)
石丸次郎(ジャーナリスト)
井田泉(日本聖公会奈良基督教会牧師)
市場恵子(大学非常勤講師)
稲邑恭子(「We」編集長)
井上薫(釧路短期大学教員)
岩村義雄(神戸国際キリスト教会牧師)
上村静(大学講師)
鵜飼哲(一橋大学教員)
浮葉正親(名古屋大学准教授)
太田昌国(編集者、民族問題研究)
大富亮(美術家、チェチェンニュース発行人)
岡 真理(京都大学教員)
奥村悦夫(えひめ教科書裁判を支える会)
小田原紀雄(日本キリスト教団牧師)
小畑太作(日本基督教団牧師)
梶谷懐(神戸大学大学院経済学研究科)
綛谷智雄(近畿医療福祉大学教員)
河津聖恵(詩人)
北島教行(福島第一原子力発電所事故収束作業員)
木戸衛一(大阪大学教員)
木下達雄(日本軍「慰安婦」被害女性と共に歩む大阪・神戸・阪神連絡会)
木原壯林(京都工芸繊維大学名誉教授)
金明秀(関西学院大学教授)
清末愛砂(室蘭工業大学教員)
琴基徹(月刊イオ編集部)
黒田基樹(駿河台大学教授)
高賛侑(コウ・チャニュウ、ノンフィクション作家)
古賀典夫(怒っているぞ!障害者きりすて!全国ネットワーク世話人)
こかくそうはち(牧師)
小林清治(大阪大学教員)
酒井隆史(大阪府立大学人間社会学部准教授)
佐藤守弘(京都精華大学教員)
佐原伸(法政大学大学院情報科学科講師)
志賀英紀(AWC全国事務局長)
下地真樹(阪南大学准教授)
新城せつこ(杉並区議会議員)
菅井益郎(国学院大学 教授)
須田稔
隅田聡一郎(NPO法人セイピースプロジェクト代表、一橋大学大学院博士過程)
千馬敏子(地域労組城北友愛会書記長)
高井弘之(えひめ教科書裁判を支える会)
高木博史(長野大学助教)
高橋秀典(日朝ネット代表)
武市常雄(アムネスティ京都グループ)
館山英夫(日本キリスト教団牧師)
田中利幸(広島平和研究所教授)
田中ひろみ(原発いらナイトin宝塚実行委員会)
谷川真也(ロックバンドはちようび)
田場祥子(VAWW RAC運営委員)
田場洋和(練馬・文化の会共同代表)
趙 博(歌劇派芸人)
津久井淑子(アムネスティ・インターナショナル日本)
坪川宏子(「慰安婦」問題解決オール連帯ネットワーク)
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土井利幸(言語学者)
遠矢家永子(NPO法人SEAN事務局長)
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戸塚悦朗(元龍谷大学教授)
富田愛世(キリスト教会牧師)
中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)
中沢けい(作家)
中西裕樹(同志社大学教員)
永野潤(関東学院大学他非常勤講師)
中村泰子(「We」編集部)
成澤孝人(信州大学教授)
成澤宗男(週刊金曜日編集部企画委員)
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能川元一(大学非常勤講師)
野口千恵子(日本軍「慰安婦」問題解決のために行動する会・北九州)
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野田峯雄(ジャーナリスト)
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山本精一(四国学院大 教員)
弓山正路(狭山事件を考える越智今治の会・会長)
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