横浜映画サークル

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『金メダル男』はウッチャン(内村光良52歳)が自分の人生を笑いで振り返ったような作品でした。

2016-11-19 23:27:11 | メンバーの投稿

NHKのウッチャンが中心となった『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』がとても面白かったので、原作、脚本、監督すべてウッチャンという『金メダル男』(2016日本)を、笑いを求めて見てみました。主人公の秋田泉一はウッチャンと同じ1964年生まれ。たぶん半分はウッチャンの人生を下にし、半分は創作といった作品です。

ストーリーと感想主人公の泉一は小学校の時の運動会で1等賞を取って紙で作った金メダルをもらい褒められたことが忘れられずに、なんでも一等賞を取り続ける。中学に入ると挫折が始まるが、1等賞を取ろうという気持ちは持ち続ける。その一途なところが面白い。高校生になると表現部というダンスなどでなんでも表現する部を立ち上げる。この高校時代の主人公をHey!Say!JUMPの知念侑季が演じ、最も創造性に富んだ時代として描かれている。社会人になるとウッチャンが自ら主人公役となり、世界一周の挑戦や、無人島生活になるなどの喜劇独特のハチャメチャになるが、展開は比較的スムーズ。終盤で挫折している主人公に主人公の子供が紙で作った金メダル「がんばったで賞」をもらうところが泣かせる場面になる。喜劇の王道である笑いと泣きが見事に入っている。このネタバレを知っていても楽しめる作品。ウッチャンはプログラムの中で「劇場で笑ってもらいたくて作りました」と言っている。私の席の右に座った2人は声をあげて笑っていた

下の画像の左は透き通るように清楚な知念侑季、このイケメンが喜劇をやるところがいい。画像中はウッチャンの右に黄色いジャージの知念がいる。映画の中のこのジャージ姿の場面から知念は喜劇役者になったと言っていい。喜劇役者は、何もしていないのに出てくるだけで面白いが、知念もこの域に達している。ウッチャン監督が知念を喜劇役者に育てた。画像右は『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』の宇宙人総理を演じるウッチャン、左にココリコ田中がいる。ココリコ田中はウッチャンのチームで喜劇の新境地を開いている。ウッチャンは俳優の可能性を開花するのがうまいようだ。以上S.T.

画像出典左:Celebrity Times  http://kuropon-.com/post-1432/  (閲覧2016/11/19)。画像出典中:スポーツ報知桑田佳祐、ウッチャン映画に主題歌提供 直筆手紙オファーに快諾http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160726-OHT1T50209.html?from=rss(閲覧2016/11/19)。画像出典右:プリ画像LIFE!~人生に捧げるコント~https://prcm.jp/album/takase/pic/26383581(閲覧2016/11/19)

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