そりゃガッキーは可愛いさ

ボクの性格は、素直ではないらしい。
威哥王
特に映画やテレビドラマ、ボクが興味を持ち、且つ時間的に乗り遅れる間に人気が爆発すると…
殆ど観なくなるのだ。

2016年｢シン.ゴジラ｣は観ていないし、｢君の名は。｣も我慢している。

そして秋になってからは、会社の背後の女性の同僚が｢ねぇねぇ、昨日は恋ダンス観た?｣と話すようになった。
｢ゆうたさん。これは通りませんね。｣いつもボクが苦心して集めた出張経費の領収証の91.3%は返却する経理の女王。
春先には｢閻魔ちゃん｣と渾名を付けたのがバレてから、更にボクへの当たりが厳しくなった(笑)


そりゃガッキーは可愛いさ。
｢空飛ぶ広報室｣は録画しても観たし。
コンビニではあのお茶を買うし。

でも、どうもボクは星野源が苦手らしい。
綾野剛ならともかく、星野源とのラブコメなんて御免被る。
観ないと決めたら意地でも観ない(笑)

ところが先日…
サッカー中継で時間が変わったのだろう。
｢NEWS23｣を観たくてリモコンを押したら…
果たしてガッキー＆源がダンスを舞っていたのだ。迂闊にも最後まで観てしまった。
中国精力剤
そして最後の演出家…見覚えのある名前だった。


彼は中学の同級生。
都内某局のディレクター。サラリーマンとしては、同期の出世頭だろうか。

ボクより、少し成績は良かったし、ちょっぴりイケメンだったし、ほんの10cmくらいは長身だった。
かなり人望はあったし、リーダーシップは物凄く備えていた。


つまり、ボクは彼に何一つ敵わなかったのだ(笑)


チームを束ね上げて、ドラマを創り上げる今の仕事は天職だろうと思う。
プロデューサーなら尚更だ。
確か生徒会長やっていたっけ。


彼の名をググると、代表作は｢花より男子｣｢クロサギ｣とあるから、正直、この7.8年はヒット作から距離をおいている感があった。

ディレクターは3人いるし、たぶん彼が好きなタイプのドラマではない。
いわゆる社会派のドラマを好むはず。


それでも同級生の活躍は嬉しいものだ。


君が楽しいドラマを創ったお陰で、女性社員の話題になり、ボクの領収証の通過率が上がれば…
感謝しかない。


閻魔ちゃんに、少し自慢したくなった。
頼めば｢ゆうた。さんへ｣って書いたガッキーのサインくらい貰えるよね。


もう何年も君に会っていないし、何よりドラマを１度も観ていないのだけれど(笑)
三体牛鞭