ロスジェネの発言

-Weblog of 三四郎日記

【総選挙・北海道】ムネオ新党について

2005-08-08 22:29:29 | 時事問題
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「宗男新党」へ準備着々 郵政解散にらむ 警戒強める他陣営  

 郵政民営化関連法案の採決の結果次第で衆院の解散・総選挙の可能性が浮上する中、鈴木宗男元衆院議員の動きが慌ただしくなってきた。鈴木元議員は解散後、ただちに新党を設立し、自身を含めた立候補者を発表する意向を示しており、各陣営はその動向に神経をとがらせている。昨年七月の参院選道選挙区では四十八万票を獲得しただけに、接戦区では「鈴木票」の行方が勝敗を左右する可能性が大きい。水面下では鈴木元議員に協力を打診するなど駆け引きも始まったという。

 「必ず新党はつくる」「比例代表は党名を書くもの。鈴木と書いてはいけません」。鈴木元議員は三十日夜、岩見沢市内で開いた講演会で、集まった約百人に語りかけた。元議員は昨年の参院選後から道内行脚を始め、すでに全市町村を二巡したという。

 元議員が集会などで積極的に衆院選に触れ始めたのは七月中旬以降。「立候補してほしい人には接触している」「新党設立後、自分も出たいという人も来ると思う」などと言及し、新党名についても「新党北海道がいいとの声もある」などと踏み込む。

 ただ、自身がどの選挙区から出馬するかは明言していない。地盤の道7区(釧路、根室管内)か比例代表道ブロックが軸としながらも、支持者が多い10区(空知、留萌管内)にも関心を示す。

 自身以外の候補を小選挙区に立てる場合は1区(札幌市中央、南、西区)や5区(札幌市厚別区、石狩管内)もあり得ると繰り返す。比例代表ならもう一人必要な候補の名前には触れていない。

 こうした言動に、各陣営は警戒感を強めている。元議員が参院選で獲得した四十八万票を、衆院の全十二選挙区で割れば一選挙区四万票になり、激戦区では鈴木票の行方が勝敗を大きく左右する。元議員がどこから出馬するかと、元議員以外の候補がどの区から立候補するかは、各陣営の最大の関心事でもある。

 鈴木元議員は、自民党議員の後援会や所属派閥から協力要請があったとし、「自民党はもともといた党なので、そんなに差はない」と協力の可能性に言及。さらに「民主党にも元自民党系列の人がいる。臨機応変にやりたい」と述べ、民主党との協力にも含みを持たせている。『北海道新聞』 2005/07/31 08:18 

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北海道民の田舎モン根性にいいかげんウンザリするのが、このムネオ新党ブームだ。
首都圏・名古屋圏・関西の住民には想像が付かないかも知れないが、鈴木宗男元衆院議員の北海道での人気は相当なものだ。
ご存じの通り、鈴木宗男氏は国後島に外務省の補助金で建設した「ムネオハウス」で大問題になった政治家だ。
彼は、あからさまな地元利益誘導型の政治家で、小泉純一郎の言葉を借りるならば典型的な「抵抗勢力」である。では、なぜ彼が北海道では人気があるのか?

最大の理由は、「公共事業を中央から引っ張ってきて、それを実績にしてなにが悪い!!」と公然と主張するからである。あるいは、「北海道」アイデンティティを全面に主張する、「北海道・ナショナリズム」を鼓吹しており、それが道民の心を捉えているということもある。

しかし、北海道民よ!!
日本の財政赤字を作った戦犯は、彼のような地元利益誘導型の政治家だということを、アンタたつ、忘れてはならないのさ。北海道の現在の停滞も、公共事業に依存しきった経済体質を脱却できなかった事に原因があり、そのような体質を作ったのも鈴木氏のような政治家だっしょ!。もうこれ以上公共事業に依存することができない北海道は、このままでは切り捨てられる運命にあるさ。

だから北海道民よ!!
東京に憧れるなら、鈴木宗男氏のような人物を国会に送ってはならない!

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