チャリ日記Ⅱ

あちこちへ自転車で出かけた記録で、チャリ日記Ⅰの続きです。

新緑の奥河内から桜満開の滝畑ダムを経て、蔵王峠から「紀州堀越癪観音」へ御参り 2017年4月28日 その1

2017-05-01 23:19:33 | 自転車ツーリング
河内長野市内の自宅周りの染井吉野は すっかり散ってしまいましたが、自転車で
滝畑ダムから山越えをしたら、桜満開でした。大阪和歌山県境の蔵王峠から 
紀泉山脈の尾根沿いに、堀越観音まで 往復しました。

堀越観音周りも 桜が満開で 周りの新緑に映えてとてもきれいでした。
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桜満開の紀州堀越観音 その1
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ルートマップです。自宅と堀越観音の往復です。
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自宅近くに最近出来た「看護大学」の建物です。
実は河内長野市は 大阪府第一の人口減少地域で、「将来消滅都市」といわれています。
団地内に 二つあった小学校も今は一つに減りました。廃校を改装して 看護大学を誘致したのです。

やる気の無い市長をはじめ馬鹿な職員だらけだから、魅力ある街づくりをしてこなかったツケです。
自分達が快適に働ける市庁舎を巨費で建てたり、小さな町に分不相応な市民ホールや図書館を建てたり、
誰が通るのか分からない高速道路のような農道を数百億円もかけて建設したり、市民ほったらかしです。

人口減少が顕著になってあわてているのです。田舎町の職員たちは ビジョンが無く、投げやりですね。

ちなみに私の家族の住む京都府長岡京市は 名だたる大企業の本社や大工場がひしめき人口増加が凄く、
市の財政も河内長野市とは桁違いに裕福ですが、市庁舎は汚らしくみすぼらしい建物で、気の毒になりますが
「市民第一」で頑張っています。食堂では安くておいしい食事が市民も利用可能で、いつも賑わっています。
消滅都市河内長野市の市庁舎のなんと立派な事か。職員が馬鹿だとこうも差が出るのですねえ。

また私のふるさと島根県松江市は人口25万の県庁所在都市ですが 市庁舎は私の小学生時代と同じ建物です。
半世紀どころか 60年前の建物で汚らしい建物ですが、市の職員ははつらつと働いています。
河内の田舎職員は 「職員第一主義」で 市民はほったらかしです。
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廃校の校庭に いまさらサッカー場を作っても 遅いっちゅうねん。やる気の無い市長が選挙に落ちて
新しい市長になったから、少しは変わりつつあるのかしら。
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新興住宅地から トンネルを抜けると 田園地帯が広がります。
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緑豊かな 農村地帯です。田植えの準備が始まっています。
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やがて石川の源流地帯に入りました。
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新緑の山肌の所々に ピンク色の桜が見えます。山桜です。
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やがて滝畑ダムを横目に見ながら
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きつい上り坂を登ると
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滝畑トンネルに入ります。
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トンネルを抜けると滝畑ダムです。
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ダムによる水没を免れた 大島桜が満開です。
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こちらの山桜も満開で、思わず見とれてチャリを止めました。
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夕月橋を過ぎます。狼少年の家のある東の村が見えています。

※狼少年とは「ワシが家で飼っている日本狼が 逃げ出したんや。山の中でみかけなかったのか」
と登山口で待機して 岩湧山から下山してくる人に片っ端から尋ねている面白いおじさんです。
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滝畑西の村です。滝畑の古民話を伝承している「滝畑の語り部 谷さん」のお家もあの中です。
私が山歩きの為、谷さんのおうちの前の広場にバイクを止めると 家から出てこられて
湖のあたりの山にまつわるお話をしてくださいます。この前テレビでお話されていました。
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ダムのバックウオーターから上はチャラ瀬が続きます。
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この看板は滝畑のいたるところにあり、クルマを止めると飛んできてお金を取られます。
以前道路にバイクを止めても「200円払え」と張り紙されました。
滝畑の人は ダム建設で巨額のお金が舞い込んで 金銭感覚がおかしくなったのでしょう。
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新緑のまぶしい道を進みます。爽快です。
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キャンプ場を過ぎます。キャンプというより、バーベキュー場です。休日には満車になります。
親子4人で1400円取られます。それを払うのがいやな人たちは この近くの河原で バーベキューを楽しんで
帰ります。もちろん無料です。しかも余った材料や子供のオムツ、その他家庭ごみなど放置し放題です。

昔私は日曜日夕方に河原でゴミを集め 当時勤めていた会社に設置してあるゴミコンテナーに捨てていました。
10年近く続けましたが 人間の死体以外は 何でもありました。さすがに冷蔵庫は持てなくて市に電話しましたが。
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急坂が始まります。
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眼下にはキャンプ場が続きます。
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索道小屋の残骸です。昔ここに猫小屋があり 猫がうろうろしていましたが どこへ行ったのでしょう。
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またしても「お金出せ」看板を過ぎます。府道は左の道です。この道はお金を取られません。
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右手は上ノ山界隈の新緑の峰が続きますが、急登も続きます。
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急登が一段落した「中の茶屋橋」で休憩します。昔あったという茶屋は 高野山への参詣客のための茶屋です。
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大阪府最高峰南葛城山登山口と葛城経塚二十八宿第十四番「鏡の宿」登山口標識もかなり傷んできました。
このあたりの経塚案内看板を皆作りかえる時期に来たようです。
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チャリ「新緑の堀越峠 その2」へ続く
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新緑の奥河内から桜満開の滝畑ダムを経て、蔵王峠から「紀州堀越癪観音」へ御参り 2017年4月28日 その2

2017-05-01 23:19:18 | 自転車ツーリング

桜満開の紀州堀越観音 その2
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石川源流地帯の 渓流沿いの道を進みます。新緑が気持ち良い道です。
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尼滝(あまんたき)を過ぎます。右へ大きく落ち込む滝は 道路からは見えません。
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「上の茶屋橋」や「堀越橋」などいくつもの 橋を渡ります。
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橋の袂にお地蔵さんの祠のある「地蔵橋」を過ぎると蔵王峠はもうすぐです。
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蔵王権現の建物が見えてきましたが、帰りに立ち寄ります。
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右へ分岐して坂を登ります。
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急登は続きます。
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あの先が峠のはずです。
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峠に着きました。後は堀越へ下る一方です。
峠は 葛城経塚二十八宿 第十二番「鎌の多和」、第十三番「東の燈明岳」への十字路です。
ここの経塚案内標識も一部壊れていました。
このあたりの標識は近いうちにすべて作り変えの必要があります。体の元気なうちにやっておかないと。
ジジイは先が読めないから。
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坂を気持ちよく下っていくと堀越集落が見えてきました。
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花咲く集落の中を走り抜けます。
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庭で遊んでいた小さな子供が 手を振ってくれました。こんにちわというと なんか叫んでいました。
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堀越観音が見えてきました。
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道端の桜も満開です。
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堀越観音に到着です。
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芝桜も満開で とてもきれいです。
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早速観音堂に御参りします。
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境内の大きな枝垂れは散り始めています。
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行者堂と護摩堂にもお参りします。
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境内には銀杏の大木があります。
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こちらは山茶花の古木です。
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御住職にご挨拶してから、お大師様の足元のベンチでお弁当を頂きます。
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食後お寺の下の枝垂れ桜を見に行きました。満開です。とてもきれいでした。
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帰路に先ほどの峠の経塚案内標識を良く見ると 半分に割れていました。急いで作り変えないと。
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蔵王峠への下り道では 橋本市が見えます。
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すぐに蔵王峠到着です。大阪府、和歌山県の県境です。
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桜満開の堀越観音 その3へ続く
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