在宅医療ってすごい進んでた!

2017年02月26日 | 日記
昨日は、たまたま新聞で発見した〝在宅ネット・さが”の市民公開講座に行ってまいりました~~。

あんまり、そういうのに参加する方じゃないんですけど、大和の名医・満岡悟医師(満岡内科:http://areahot.jp/saga/mitsuoka/)のお話と、
神崎のカリスマ坊守・GOTO先生のフェリーチェが歌うと知って、たまには覗きに行ってびっくりさせてやろう。うひひ

くらいの気持ちで行ったんですが、


いや――――ぶっ飛ばされました。

会場に入るなり、認知症患者さんの在宅でのサポートの話。
もう話してる城戸さんって方が、女神のように優しい方っぽくて、
こんなに優しく対応してくれるんだぁ~~と感動。

そして、次に、佐賀のブラックジャック。あ、みっちゃんは内科か・・

満岡先生のお話では、末期がん患者さんの在宅ケアとお看取りのお話し。

私も義父をがんで亡くして、家に帰りたがってるのを知っていながら、何もできなかった思いも重なって、
周りに人がいなかったら、号泣していたかもしれない(大袈裟太郎風)

バイクに乗るのが好きな患者さんを連れて、医師と薬剤師が一緒にオープンカーでドライブに行く写真とか見て、
胸が熱くなりました。なんて素敵なことをやってるんだーーー。。。

普通に入院してたら、こんなこと絶対にないですもんね。

みっちゃんが、「生まれることと死ぬことは50年前まで家でやってたんです。」っていう言葉を聞いて、
この在宅医療、在宅でのお看取りの思いが、家で産みたいという思いと同じなんだってことに、
今さら気づいて、その思いをこうやって、チームを作ってやっているっていう、
みっちゃんや、在宅ネット・さがのみなさんのパイオニア力に感動しました。

お産の現場は、まだまだここまで理解もされてないので、どんどん迫害を受けてます。
佐賀では自宅で産むという選択肢を選ぶのにかなり高いハードルがあって、
お医者と対決する覚悟が必要。

私も某病院の先生や看護婦長とケンカしました。意地でも、家で産んだけど。

途中にあった、劇も、みなさん本物の薬剤師さんやケアマネージャーの方などが出演されてて、
きっとただでさえ忙しい日々を送っているだろうに、こうやって在宅医療をわかりやすく伝えようと努力されている姿や、
一人の患者さんに、医師、薬剤師、看護師、ケアマネージャー、介護ヘルパー・・・とたくさんの人が支えあってサポートしていることが
わかって、ほんとすごいなーーーって思いました。


余命僅か…というとき、家族や本人は、死の恐怖や、これからどうなっていくのだろう・・・という不安に押しつぶされそうになりますよね。
誰に相談していいかわからない。誰も頼れない。そんな独りぼっち感がさらに覆いかぶさったりして。

だから、こういうサービスが受けられるってことをたくさんの人に知ってもらえたらいいなーと思いました。



先日、confesstokyoのFBページで見た
小西洋之参議院議員のいじめ防止対策推進法(大阪のばかばかしい学校問題の記事がだーーーっと上位に来てますが、そのずっと下の方に、小西氏のインタビューあるので、必見です)を見ても、いじめという問題に、担任、校長、教頭、地域の住民などなど、たくさんの方がチームを組んで取り組まなければいけないという法律なんだけど、なんでも、一人で悩むと解決が難しいことでも、3人寄らば文殊の知恵で、よい知恵も生まれるだろうってことなんですよね。


自宅出産の現場にしても、助産師一人ががんばるんじゃなくて、それをサポートする医師、その後の母乳ケアの助産師やら、食事指導をする人とか、いろんな専門家がチームになって関わってたりします。でも、助産師の負担が超デカすぎて、なかなか自宅出産担う助産師が育っていない事、チームとして動いていくほどに自宅出産が認知されていない事とか、いろいろ問題はあると思う。

けど、やっぱ自宅で産んだ幸せ感は、たくさんの人に経験してもらいたいので、私もなにかできることないかなーとか、
そんなことにまで妄想が発展するのでした。


家に帰って、持って帰った冊子を見てると、娘が青ざめた顔でこれを見てました。




先日、大雪でかまくらを作った際、あまりにも疲れ果てて18時くらいに、夕食も食べずにおやすみ!って布団で寝てしまい、
21時くらいに、布団から飛び起きて「お母さん!私御飯食べたっけ?」と発言した記憶がよみがえり、

私って・・・認知症かもしれない・・・( ゚Д゚)

って思ったらしく、その後、中のチェックシートをまじめに読みながらさらに青ざめていました。




そんなわけで、たまには講座とか聞きに行くのもいいもんだなぁと充実の一日でした。

在宅ネット佐賀の皆さん、ありがとうございました!

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