セブンソード

「セブンソード」
監督：ツイ・ハーク
主演：レオン・ライ
　　　ドニー・イェン

　前評判はあまりよろしくなかったので、見るのはやめようかと思ってたんですが・・・借りちゃいました。で、あんまり期待してなかったせいか（きっとそのせい）意外とオモシロかったです。153分と長めの割に、香港特有のイケイケドンドンでまったく飽きさせない作り。ってゆうか、早すぎて追いつけないくらいだったかも。。
　原題は「七剣」で、『七本の剣』もしくは『七人の剣士』の意味。ってことはやっぱり内容は「七人の侍」なワケです。ただ2時間30分もある割には、この七人の剣士にまつわる話がはしょられ過ぎて、誰が主役で誰に感情移入していいのやら～な展開です。もともとTVドラマだったものを（ツイ・ハークプロデュース）劇場版に縮めてるので、しょうがないっちゃ、しょうがないんですけどねぇ。。そこいくと、主役の七人よりも、悪役のスン・ホンレイの方が強烈なインパクトで、なかなかよかった。コッチのキャラクター作りはしっかりしてました。（1人だから）
　ということで、ストーリーを重視する方にはTV版をオススメ。じっくり七人（七剣）のエピソードが語られてるハズ（見てないけど）。全36話なので、短時間でスカッとしたアクションが見たい人なら映画で十分。見終わった後に余韻なんか残らないけど、それも香港映画のいいとこです。（しかしドニー・イェンに韓国語しゃべらせるってどうよ？☆☆☆☆☆☆）