フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

傷だらけの男たち

2007年07月12日 | アジア映画
監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック
主演:トニー・レオン
   金城武
   スー・チー

 カッコよかった。とにかくカッコよかった、トニー・レオン。あ、いや、金城武もカッコいいんですよ。ストーリーテラーは金城くんだし、黒目は大っきいし、背も高いし、アル中でもさわやかだし。でも、後半トニーの苦悩の演技には、この世の誰もかなわないのです。
 物語の中盤までは本格ミステリー。犯人が誰かは分かっているものの、その犯人を別の男が執拗に狙っていたり、犯人の動機がナゾだったり「えっ、どーなってるの?」とこんがらがります。そんな大事なシーンのさなか、お腹いっぱいでウトウトしてしまったY嬢。結局ワケが分からなくなり、そのまま居眠りを続行するハメに。これから行く皆さんは腹八分目でご鑑賞ください。
 ちゃんと見てても『?』が残る複雑なストーリーですが、後半ある出来事をきっかけに一変します。こっからがトニー・レオンの独壇場。もうカワイソウだわ、でもカッコイイわでそりゃあ大変!たぶん家で見てたら号泣してましたよ。んが、映画館じゃそれが出来ないので、DVDが出たらもう一回見ます!
 ちなみに、この映画すでにハリウッドでリメイクされることが決まってるらしい。今のところ主演はディカプリオ。金城の役なら問題なし。でもトニーの役はアル・パチーノかベニチオ・デルトロあたりにやってもらいたいなぁ。あれ、濃すぎ?(エンディング曲がアユの歌に差し変わっていたことにちょっと憤慨。☆☆☆☆☆☆☆)

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