あさか野の四季

      写真歳時記

日本水仙(ニホンズイセン)の花

2016年03月31日 | 庭に咲く花

 今年も庭先に春を告げる草花が咲き始めた。庭の草花の中でもスイセンは、フクジュソウ、クロッカスなどにつづく。
 スイセンは平安時代、遣唐使が薬草として持ち帰った房咲き水仙が野生化したものとも言われ、全国各地に群生地がある。和名の水仙は漢名の音読みである。地中海沿岸が原産地。
 現在、数ある品種の中でもニホンズイセンは人気が高い。それは、花の外側の白と中央筒状の部分(副花冠)のオレンジ(黄色)というシンプルな配色が日本人の好みなのかも知れない。(庭先にて)

 当地方は今が花盛りである。

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河津桜(カワヅザクラ)

2016年03月31日 | 里山や野原の花

 今年も、他の桜に先駆けてきれいな花をつけた。
 カワヅザクラは、南方系のヒカンザクラ(緋寒桜)と伊豆地方に多いオオシマザクラ(大島桜)の自然交配種とみられ、昭和30年、静岡県河津町の河津川河川敷で見つかったものだという。
 早咲きで、南の地方では旧暦の正月頃に咲くことから元日桜の名もある。

 当地方もサクラが咲きはじめ、いよいよ春本番を迎える。(近くの公園にて)

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