昨年5月JAXAが打ち上げを成功させた宇宙ヨット「イカロス」がほぼ予定の実験を成功させ任務を終えた。
宇宙で帆の転開に世界で初めて成功した日本のイカロス、推進力は超軽量な帆が受ける太陽光の圧力、太陽電池から得た力で方向を制御する。原理は風で進むヨットと同じである。
この宇宙船の最高速度は理論上光が推進力であるため光の速度に限り無く近づく、しかし太陽系を出ると太陽光の圧力も弱まってしまう。
今回これらの実験を終え次の目標は木星となる。
この分野における日本の技術は他国のついづいをゆるさず世界トップといえよう。しかし我が国の政権内部には科学技術がなぜ一番でなければいけないのか、2番ではだめなのかという価値の分らない女性が入るようだ。トップでなければ受けられない知的財産の評価を世界は奪い合っているというのに!