スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

新宿・早稲田界隈

2013-06-27 | 東京・川崎


地下鉄東西線「早稲田」駅を出て、「夏目漱石誕生之地碑」の前を通る
夏目坂」の 「喜久井町」の信号で、今日は左に入って行ってみます。




夏目坂から分かれて、R433 通称「大久保通り」の「市谷柳町」交差点へ
向かう小路のほぼ中間あたり、右側の大きなマンションの門前に

「有島武郎旧居跡」

住居の痕跡は皆無で この説明板のみですが、大正時代の文豪
有島武郎(1878-1923)が最晩年を過ごした場所だそうです。




市谷柳町交差点に出る少し手前の左側に

「天祖神社」

祭神: 天照大神
説明板によると;
慶長年間(1596~1614)に、この辺りの里人の夢枕に5晩続けて
「我ここに住みて諸人の苦難を救わん」と神様が現われたという話を
聞いた長者が、天照大神を勧請して祠を建立したのに始まります。
ここ 原町一丁目の鎮守。

境内社 「桃祖神社」

古来 中国では、桃には邪気を払う霊力があるといいます。
天祖神社では 出産の無事を祈願する多くの女性のために
‘桃の御守’を授与していたところ、無事出産できた女人から
神像を奉納されたので、社を建てて祀ったということです。

出産が命懸けだった時代、女性達の心強い守り神だったのですね。




市谷柳町交差点から R25「早稲田通り」へ向かって北上してみましょう。


「弁天町」交差点の手前で左へ入る 細い通りは、
「漱石山房通り」

          


ほどなく右手に、「漱石公園」

夏目漱石(1807-1916)が、亡くなるまでの9年間を過ごした住居
「漱石山房」のあった場所が、公園として整備されています。

猫塚

氏の没後、遺族が飼っていた犬猫・小鳥の
供養のために建てたもの(1953年 復元)


当時の「漱石山房」

(パネルより)
氏は山房の奥の板敷の洋間を書斎とし、ここで「夢十夜」「三四郎」
「それから」「門」「こころ」etc.
そして未完の「明暗」まで、数々の
作品を執筆しました。 執筆に疲れると、このお気に入りのベランダで
椅子に座って庭を眺めながら、疲れを癒したといわれます。


そのベランダ付きの建屋が復元されています。
(内部の見学不可)


区では 記念施設整備基金を設立し、7月1日から寄付の募集を
始め、2017年 記念館完成をめざしているとのことでした。


13,388歩



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