旧近藤邸から10分ほどの「新林(しんばやし)公園」は、谷戸の
地形を活かし1.5kmの緑の尾根道を散策したり、湧水の溜池・
小川周辺の湿生植物を楽しめたりする気持ちのよい公園です。
公園内の一角に、2つの歴史的建造物があります。(参観無料)
★旧福原家長屋門
江戸時代に名主を務めた旧家 福原家から2006年市に寄贈
されたこの門は、江戸後期の状況をよく残した建築ということで
此処に移築し、修復して2009年4月に公開されたばかりとか。
(長屋門については、以前「赤門」でご紹介しましたので割愛)
内側から見ると
正面間口15.39m 奥行き4.24mという大変立派なもので、
ご当家の当時の繁栄ぶりがうかがわれます。
★旧小池家住宅
1983(昭和58)年に移築されたこの建物も、やはり江戸時代に
代々柄沢村の名主であった旧家の住居で、説明板によれば
1841(天保12)年築で171.4㎡の寄棟造り。茅葺屋根・土壁・
石基礎で、土台には栗が使われているそうです。
側面から見たところ。屋根の上には「龍」の字が書かれています。
土間から内部を見学します。
縁側から
風格を感じるとても美しい家だと思いました。
この囲炉裏で鮎を焼いて食べましたね。
遠い昔を思い出します。ここでは井戸が外にありますが実家では家の中にありました。
家の外観の写真もいいです。長屋門?以前紹介済み?分からないの調べました。(笑)随分と立派なものですね~。
とょっと気になるのが手前に見える大黒柱?分かりませんが?実家では家の中心にありました。1尺2寸角くらい?だったか?二階は蚕棚だったか?よく覚えていません。天井が貼ってないのは同じかな?懐かしい
私は見るもの見るものが珍しくて興味津々。
柱もむき出しの梁も自在鉤に付いている大きな魚も、どれもこれも
太く黒くどっしりとしていて、スゴイなぁ、と圧倒されました。