スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

萩のトンネル

2009-09-19 | 東京・川崎

だいぶ秋らしくなってきましたね。
「秋の七草」といえば山上憶良の歌;

秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数うれば 七くさの花
萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 あさがおの花


というわけで、
墨田区にある「向島百花園」にやって来ました。

門を入ると


そこは 静かな癒しの空間


秋の色がただよい


ゆったりと時間が流れます




石橋の先は濃い緑


「日本橋石柱」

日本橋が木橋・石橋・鉄橋と変遷するなかで、
石橋時代の模造品ではないかとされていますが
刻まれた文字は徳川慶喜の筆と伝わります。
(説明板より)

このほかにも、芭蕉の句碑をはじめとして
庭のあちこちに、20数基もの石碑が点在しています。



1805(文化2)年頃、佐原鞠塢(きくう)という
骨董商を営む粋人が
元旗本屋敷の跡地約3,000坪を購入し、親交のあった文人墨客の
協力を得て360本の梅を主体とする花園を造ったのが始まりだとか。
12代将軍徳川家慶や皇室の方々のお成りもあったそうです。

戦災などで一時荒廃した時期を経て、1939(昭和14)年に都が
再び開園し 1978(昭和53)年に国の名勝史跡に指定されました。
(説明板より)


この季節、多くの来園者が楽しみにしているのが
全長約30mという「萩のトンネル」


ちょうど見頃のようです! ラッキー
    



花暮れぬ 我も帰りを 急ごうずる
(鷺流狂言師 矢田哉翁の歌碑より)

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2 コメント

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秋の庭 (kikyo)
2009-09-20 15:34:11
萩のトンネルとはステキですね。
こんな風情のある庭園を残してくださった故人に感謝ですね。

昔訪れたことがありますが、もう記憶に残っていません。
とくに秋はよさそうですね。
(自分の好みかもしれませんが)
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春もまた (夜猫子)
2009-09-20 19:57:42
庭園といってもあまり造り込んだ感じがなく、自然をそのまま切り取ったような
野趣のある雰囲気が、何かほっとさせてくれるお庭でした。

でも、春は春で名物の梅が咲き春の七草が売られたりして、また良いみたいですよ。
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