やわしの司(農と都)

農と都を結ぶ、田畑からの視点

属領化への道

2005-04-23 07:56:22 | 歴史
日中修復へ首脳会談 23日夕、靖国参拝が焦点 (共同通信) - goo ニュース
 靖国神社参拝中止は、日本の北京政府への服従を意味しており、
属領化への道そのものである。
北京政府が靖国参拝を焦点にするということは、
属国になれといっているのである。
 小泉首相は、村山内閣よりひどい声明を発してしまった。
こうなると、後はガス開発、沖ノ鳥島、尖閣諸島の実務処理を本当にやれるのか、心配になってしまう。
町村外相のはしごを外さないように望むだけです。
町村外相は、北京政府教科書を検討に入るようなので。

 中国共産党とは、戦争をしておらず。
日本敗戦時の政権は、中国国民党政府であった事実を北京政府に言うだけで、
歴史を100%語ったことになる。
「中国国民党政府とは戦火を交えたが、中国共産党とは戦火を交えていない。」これだけを毎日言い続けるだけでよい。

 これが、大陸に知れ渡れば、「アッ」というまに、政権の正当性を失う。

2 コメント

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Unknown (無名)
2005-04-24 00:16:21
「中国国民党政府とは戦火を交えたが、中国共産党とは戦火を交えていない。」



これは論理的にちょっと難しいかと。

第2次国共合作により、国民党政府軍の下に共産党も参加していたので、日本と戦火を交えていないわけではありません。



また共産党政権の「正当性」は、日本と戦ったことに加えて、国民党政府を破ったことにもあるのですから。

中国では、共産党が政権を取って以来、西側で言う選挙を一度もやっていないので、「正当性」と言うと片腹痛いですが。
コメントありがとうございます。 (やわしの司)
2005-04-25 09:14:14
確かに、国民党の謀略部分は共産党の二重党籍の人たちが担っていたようです。

毛沢東も国民党の高級幹部でしたから。

ここで、重要ことは内部構成がどうであれ、国民党政府との事変から戦争であったということなんです。

その当時の日本政府が共産党との事変・戦争を認識できていたかということなんだと思います。

 今回の台湾の中国国民党が北京政府におびき出されて、陳政権の足下をぐらつかせるようですが、国共合作で味をしめた共産党が今度は台湾をつり上げる謀略に出た。

軒先から母屋をツル作戦でしょうが、ここで問題なのは、歴史的には、陳政権政府ということです。

 台湾での現時点の正当政権は選挙で選ばれた陳台北政府なんです。

 大陸の政治は、地域と軍閥そして政党などその判図を玉虫のように変えてゆきますので、時間軸を中心に考えませんとわかんなくなります。

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