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雪国olive

積雪・寒冷地でのオリーブ栽培記録
現在10品種を育てています。
その他お庭づくり、ベリーのことなども

ここなつのガーデニングメモ

・ピース 花が終わったら追肥と庭植え
・ピエールのお礼肥とマルチング
・グラウカ植え替え
・7月半ば頃柑橘類に追肥
・アジサイ植え替え

弘前城の

2014年05月04日 | オリーブ全般
昨日弘前城へお花見に行きました。
時期が遅かったのでソメイヨシノは終わってしまっていましたが
枝垂れや八重桜はまだまだ盛りで充分な見応えでしたよ。

お花の写真は皆さんいろんな場所の素晴らしい風景をアップされているでしょうからさておいて、
弘前城といえば外せないのがこれ



お堀を埋め尽くすさくらの花びら!
これはちょっと終わりかけの今しか見れない(*^-^*)
品種の違う花びらの微妙なマーブル模様がまた良い感じですなあ…

オリーブ 花芽か葉芽か

2014年04月23日 | オリーブ全般
昨年よりもだいぶ早く新芽の展開がすすんでおりますオリーブです。
やはりスタートダッシュをするには温度が要のよう(当たり前かw)
サンルーム目覚ましはこれからも活用決定

ただ!

その新芽が花芽かどうかが大事なのでありまして



今年一番のホープ、ハーディーズマンモス
昨シーズンもっとも調子がよくて葉っぱの量が何倍にもなりました。
冬もずっと風除室ですごし、分厚い葉っぱには寒さによる痛みもほとんどありません。
剪定はしましたが、前年枝はちゃんとのこしました。
「花芽がつかない」理由なんてみあたらないハズなんですけど。

枝先をチェックしてみますと



葉芽でしたガクー

展開自体は盛んですが、いまのところ動いている芽はみんな葉芽のようです。

では、おなじく調子の良い暫定カラマタはどうでしょうか



花芽こーーーーい!






葉芽みたいですー(T_T)

カラマタ同定は来年に持ち越しかあ

あと期待できるのは昨年結実してくれたホワイトですが



ううーん、びみょう。葉芽かなぁ
花芽だともっと首がながーい感じに伸びてくるんだよね。
まだ希望はのこしておくけど(^_^;)


まあ、葉芽でもそれだけ繁って樹形が良くなってくれるのですから問題ないですが
考えなければならないのは「なぜ花芽ができなかったか」

昨年の栽培で試みたのは、新芽のソフトピンチでした。
新しい枝が伸びてきたら4節を目安に先を摘み、
そこからさらに分岐させてとにかく枝数を増やすことを重点に置きました。
結果枝数は見違えるほど増えました。
ハーディーズやカラマタがそのいい例で、
昨年とは比べ物にならないくらい樹形ができてきています。

ただ、ここからは想像でしかありませんが
ソフトピンチを繰り返した結果、各枝があまり充実しなかったんではないかと。
こちらは極がつくくらいの寒冷地ですので、
どの果樹も果実を成らせる枝は春から夏のうちにしっかり育ててきちんと充実をはかります。
夏以降はあまり伸ばさないようにして充実をはかることで
厳しい冬に向けて耐寒性を付けていくんですよね。
そう考えると、ましてあまり寒冷地向きではないオリーブのこと
枝の分岐よりも充実を優先して太い枝を育てるべきであったかと。

ということで、
今年はソフトピンチは行わず
少数精鋭で立派な枝を作っていくことを主眼において栽培してみようと思います。
(そうなると肥料のやり方もちょっと考えなければなりませんね)


最後までご覧くださってありがとうございました
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オリーブ 2013-2014冬越しの統括

2014年04月04日 | オリーブ全般
今回の冬では、屋外の越冬ができるかどうか、しいては将来的に地植えが可能かどうかを試そうと思いまして
37cmテラコッタに植えているミッション・ネバディロ・マンザニロ、
8号サイズくらいのテラコッタ植えモライオロを風除室の外に置いて冬越しさせてみました。



一番奥がマンザニロ、中列左がネバ、右がミッション、手前がモライオロです。
ここは屋外になりますが、写真に写っている壁と若干ある軒のおかげで雪風はあまり直撃しない場所です。
ただし、もちろん気温は外と全く同じなので時にはマイナス15℃以下まで下がります。
今回、あえて特に防寒はしませんでした。
この条件で大丈夫なら良し、
ダメならより手間が必要になるということでいろいろ考えることがありそうだからまあそれでもいっか・・ということで。


すでに何回も書いていますが、この冬は例年に比べて特に積雪のすくない年でした。
でもこれはこの年としては例外的だったようで、そのほかの地域では例年以上の豪雪で
私の住んでいる地域だけがなぜか雪が降らなかった模様(・_・;)。
ですから雪による影響(積雪での枝折れとか)はあまり受けずにすみました。
ただ、だからって暖冬だったわけではなく、寒さは例年通り。
最低気温がマイナス15℃を下回った日が数回ありました。
(19℃が最低記録だったかなぁ)
マイナス7℃くらいまではまあいけるかな・・・と思っていましたけど、
さすがに10℃を下回るとヤバいので、1月後半からはスパルタを終了し、
この4鉢も風除室に避難、
それから3月にサンルームに移すまではずっと屋内にいました。

こんな状況だったのですが、スパルタ組の4鉢は現在どうなったかといいますと

ミッション

ネバディロ

マンザニロ


こうなっています(T_T)
葉が茶色く見えるのは決して夕日のせいではありません(T△T)
零下にさらされた部分は暖かくなるにつれて茶色くぱりぱりになり、落葉もかなりすすみました。
画像はないけど唯一モライオロだけが先端の枯れのみですみ、なんとか緑の葉っぱを保ちました。


※追記
コガネ子のせいでもともと葉っぱが無かったからわかりにくかったけど、
こうしてみるとミッションは比較的緑色を保っているなぁ。
みっちょん耐寒性無い説はいったん保留か?


さて以上の結果から、この冬の統括をしたいと思います。

まず、端的に言って私の地域(あるいは我が家の立地・建物の環境と言ってもいいですが)では
省力での冬越しは厳しい、ていうかムリだと感じました。

地植えは憧れですが、手厚い冬囲いが不可欠であり、となると冬囲いが可能なサイズに樹高や枝周りを抑え続けなければなりません。
また、冬囲いでも枝は傷むでしょうから春には大胆な剪定が必要になり、前年枝に花芽が付くオリーブでは結実・収穫もかなり厳しくなるのではと思います。

近所のおうちでオリーブと同じくらいの耐寒性だといわれている月桂樹を地植えしているところがあります。
毎年段ボールやムシロ、ブルーシートなど色々手を変えて冬囲いしているようですが、毎回惨敗・・・。
春になると葉っぱの6~7割が枯れてしまう状態になり、剪定するので樹高が高くなりません。
木自体が枯死することはなく、暖かくなるとまた繁ってもふもふになりますがね。
このような例からも、やはり地植えのハードルの高さを感じざるをえません。

鉢栽培についてですが、収穫を最優先にするなら(ていうか私は最優先なのでw)風除室での冬越しがやはりベストと思います。
そうなると大きすぎる鉢では持ち運びがかなりタイヘンで、37センチテラコッタは不向きです。
大鉢ならば素材をプラにしたほうがよさそう(^_^;)
現在大小あわせて11品種12本を栽培していますが、
風除室での冬越しとなると
サイズの変更と、やりたくないけども場合によっては品種の選別が必要かもしれません


・・・ということで、上記の3品種はサイズダウンをすべく、枯れた部分をばっつり剪定して養生中です。
ネバなんか棒っきれみたいになってしまいました・・・アウアウア。


いろいろ害もありましたが、やって分かったこともたくさんあるので後悔は・・・して・・・いな・・いと思いますタブンそういうことにします。
でも二度とやりませんw




スパルタ組 避難中

2014年01月20日 | オリーブ全般
1月半ばともなりますと、寒さもいよいよ本格的です。

先日などは最低気温が-17℃を記録しまして、
恐るべし北東北、やっぱり寒いのは寒いんだねとあきらめモードですよ。
(天気予報を見てオリーブは事前に避難していたので最悪の事態は回避しました)

こちらは幸いさほどの積雪量はないのですが、
県南はもう2メートルいっちゃうかってぐらいとのこと。
同じ県で同じ盆地でも地域差がすごくてびっくりしてしまいます。
連日、除雪でけがをされた方のニュースが報道されている状態・・・
皆様お気をお付けください(・_・;)


さてスパルタ組もさすがにヤバい状態になってきましたので
4鉢全部なんとか風除室に収めましたよ。



ぎゅうぎゅうですw
でもまあしょうがないっす。3月まで堪えてつかぁさい。
スパルタ組、各葉っぱの状態は

ミッション


傷んでますねえ・・・
ミッションは寒さに強いとよく本に書いてあるけれど、
私はそうは思えないんだよなぁ(-"-)
秋に葉っぱの色がくすんでくるのもミッションが一番はやいですよ。
(でもこの鉢のミッションはコガネ被害にあったやつなので確定ではないですけどね)

ネバディロ


外組でもいちばん奥に置いてあったので風雪の被害が最も少なく、
全般的に葉っぱはキレイです。

マンザニロ


これもネバと同じく奥の方に置いてあった鉢なのだけど、ネバより痛みが大きいですね

モライオロ


一番手前で一番風雪被っていたはずですが比較的きれいな葉っぱが残っています


まあこんなかんじ。
でもこれはあくまで現状なので、今後の経過次第でもっと被害が増えるかもですね。



オリーブの冬越し つづき

2013年12月01日 | オリーブ全般
プラ鉢ーズとスリット鉢ーズと小鉢ーズは風除室に避難中




無加温でガラス張りな点ではサンルームと対して変わらないのだけど、
ここは北側で朝の2~3時間だけしか日が当たらない場所、
しかも出入りでドアを開閉するのであまり気温が上がりません。
オリーブが花芽を付けるには冬期に寒さにさらされる必要がありますが
おそらくそれは「連続した」寒冷刺激でなくてはならないんでしょうね
短期間でも暖かい環境に置かれると、花芽形成に至らなくなってしまうんではないかと思います。
事実、昨年サンルームで過ごした株は一個も花が咲かなかった・・・。
日当たりがよくて外気の入らないサンルームは日中の気温がかなり上がっていたんだろうなぁ(^_^;)




斑入りオリーブちゃん。
うちに来たときはひょろひょろのほそーーい枝が2本しか付いていなかったのに
見違える姿になって・・・うっうっ(T▽T)
斑入りは実生の突然変異らしいので、結実には相当の時間がかかりそうですが
(オリーブは実生だと20年ほどもかかるとか・・・)
いつかは・・・と夢を見ていますw
昨年は超VIP待遇、室内で過ごしました。
枝振りもしっかりしてきたので、今年は風除室で寒さに慣れてもらいましょう