八尾北医療センター労働組合

藤木 好枝 執行委員長
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われわれは勝利したぞ!

2009-03-05 10:09:04 | Weblog
     道州制粉砕!橋下=田中打倒の突破口きりひらく!

   2・26森本さん追い出し
  強制執行に階級的団結で立ち向かう

    われわれは勝利したぞ!

 八尾北労組はストライキで決起!

 2月26日、田中八尾市長は機動隊を導入し、西郡市営住宅で花屋を営む森本さんから店舗・住居・倉庫をとりあげ「死ね」と寒空に叩き出す強制執行の暴挙にでた。
 「虫けら扱いされてたまるか!自分だけの問題ではない。死ぬ気で闘う」という森本さんと全国連西郡支部、ストライキで起ち上がった八尾北労組など全国の労働者・学生、守る会の怒りは、天をも突き抜ける団結の火柱となって噴き上がった。
 機動隊が導入されても、最後まで、西郡支部と八尾北労組を先頭にした正面のスクラムをわれわれは守り抜いた。権力は裏口に回るしかなかった。だがここでも全学連が激突し押し返した。執行者たちはやっとの思いで部屋に乱入し、本人に強制執行の通知もせず森本さんたち5名をバルコニーから引きはがし排除したが、みんなの団結のスクラムは5名全員を再び奪い返した。誰一人逮捕もできなかった。
 「われわれは勝った!」森本さんのこの勝ちどきは、現場にいたわれわれみんなの気持ちを心の底から沸き立たせ一つにした。差別による労働者の分断と、解同本部派(地区協)による支配は打ち崩された。10年を超える西郡住宅闘争がついに森本さんの決起を生み出し、6000万労働者の闘いそのものになったのだ。
 思い知ったか!田中=橋下、御手洗経団連よ。道州制はこの強制執行が示しているように資本主義の最末期のあがきだ。2・26は「生きさせろ!」の非和解の闘いを解き放ち、絶対反対の団結を生みだした。お前たちは店と家を取り上げたものの、より強固にうち固められた階級的団結の前に打ち震えているではないか!

道州制反対、生きさせろ!の闘いが始まった。問題は指導部とその路線だ。

 突然25日、八尾市は一切なんの事前説明もなく森本さん宅前にバリケード工事を強行した。地元の業者と労働者を動員して森本さんを追い出すための工事をやらせたんだ。また田中市長は日当4万円で多数のガードマンを徹夜の見張りに動員したが「なんの仕事か教えてくれなかった」と不正義の仕事に警備労働者も怒った。そして、当日100名近い住宅管理課や土木課の市職員が強制執行に動員され、25日は八尾北労組のスト通告を妨害するためにもたくさんの職員が動員された。
 ハッキリさせよう。こんな労働者の中に分断と敵対をもちこむ攻撃を、市職労など全労連と連合の指導部は当局と手を組み率先してやってるんだ。
 道州制は、国鉄分割・民営化の全社会化だ。自衛官・警官・消防士を除く360万公務員をいったん全員解雇し、「半分の賃金で二倍働く」ものだけを選別再雇用し、病院や教育など現業は全部民営化、この過程で自治労や日教組をつぶし、6000万労働者全部を非正規化に叩き込む攻撃だ。だが執行部は必死で隠している。なぜか?
 今、資本主義は音をたてて崩れていっている。革命の時代が来た。だが執行部は革命を恐れ、道州制に「新たな大企業のビジネスチャンス」と期待して、労働者を資本の救済や財政再建の道に引きずむ。それだけではない。絶対反対の闘いを妨害し、弾圧する側に回っているのだ。
 「強制執行くるなら来いといいきった時、労働者は自らの身体にまきついた賃金奴隷の鎖をひきちぎり、社会の主人公となって登場する」(八尾北労組ストライキ宣言)。
 そうだ。市職労指導部を打ち倒すことと「生きさせろ!」と闘いに起ち上がることは一つだ。労働組合を現場労働者の手に取りもどし、団結を甦らせよう!
 国鉄分割民営化と唯一ストライキでたたかった動労千葉の路線が青年労働者を獲得し、世界の労働運動とつながっている。そして派遣労働者による森精機での3波のストに八尾北労組のストライキが続いた。いま豊中市職女性部は、市民病院の民営化=「全適」反対のストライキを呼びかけ、3・6道州制反対!橋下打倒!府庁前行動を組織している。 団結しよう! 共に闘おう!

  市職労の体制内指導部を下から打ち倒し団結しよう!

 首切り・追い出し・民営化の 道州制をぶっ飛ばそう!

「生きさせろ」ゼネストへ!
3・6府庁前行動
道州制反対! 橋下打倒!
 ●3月6日(金)午後6時半
 ●國民会館12階大ホール
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