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更級日記には源氏物語を入手した時の興奮ぶりが書かれているのに因んで、好きなことに我を忘れる私の日記の題名に借用した。

范逸臣主演 『混混天團』予告編

2010-01-31 20:08:56 | ●亞州影視
以前の記事でも御紹介しましたが、台湾で4月公開予定の『混混天團』の30秒
予告編を貼ります。
映画公式ブログによると、さらに長めのトレーラーも今後公開予定だそうなので、
楽しみに待ちたいと思います。



昨年12月19日、台北のライブハウス「河岸留言」での范逸臣のミニコンサートのために、日本から駆けつけたのですが、それは映画の収録も兼ねているというのが、当日になってわかりました。

ライブ開始前、入口で列を作っていた入場者のうち、先頭から20人だけが中に入ることを許されました。私たちが劇中のライブシーンの観客として、エキストラ出演ということになったわけです。

ステージでは小范、阿龍、サポートバンドの「就是帥」の面々が、すでにスタンバイしていました。監督と思しき人物が簡単な指示を出し、まもなく阿龍のギターのイントロでRock All Nightが始まりました。一回目はリハーサルで次が本番。小范は目を閉じて気持ちを集中させ、歌詞を反芻しているのか、かすかに唇を動かしていました。
本番は全く隙のない演奏で、メンバーの集中力がびんびんと伝わってきます。私たちは誰に言われなくても自然に体が動いて、演奏の間は全く忘我状態になり、無我夢中で腕を振りながらジャンプしていたので、演奏が終わった瞬間、全力疾走したようにヘトヘト。

通しの演奏の収録が終わると、今度は小范のクローズアップだけを撮影。
彼がシャウトしている瞬間の表情をアングルをかえてカメラに収めるのですが、
その間、当然演奏はないので、パントマイムを見ているようなおもしろさ。

次の場面はもっと細かい指示が出されました。先ほどは、その場でジャンプしていればよかったのですが、今度はカメラがギターに寄っていくのにあわせて、私たちは飛び跳ねながら、そちらに寄り、次にカメラがボーカルの小范に寄ると、今度はそちらに移動という具合。つまりたくさんの観客がいるように見せるための演出なわけです。
ここでも一回リハーサル。ジャンプしながら横移動というのは、意外に難しく、よろよろしていたら、スタッフに思い切りウェストを押さえられ、横にグイと動かされてしまいました(トホ)。

その様子をステージ上から見ていた小范、私たちの動きが相当に可笑しかったようで、思わず笑みをもらしてましたっけ。ああ、恥ずかしいったらないわ。

そのあとは、一曲通しで『別回答』の収録。
これはロックバラードなので、私たちは、ただリズムに合わせて静かに手を左右に振ったり、蛍光棒を振っていればいいだけ。思う存分小范のボーカルの真髄を味わいました。
曲の最後に彼の高音のシャウトが入るのですが、その瞬間、背筋に電流が走ったかのようでした。まさしく入魂の一曲!

これで映画の収録は終了し、私たちは一旦、会場の外に出てまた列に戻りました。
開場までまだ一時間あるのですが、貴重な体験の後だけに、みな興奮を隠せない様子。
さきほど並んでいたときは風が少々肌寒かったのですが、いまは汗ばんだ体に心地よさが広がります。。。
完成した映画では、どのくらいの場面がカットされずに納められているのかはわかりませんが、映画を見るたびに、あの興味深い経験が思い出され、忘れられない一本になることでしょう。

というわけで、この予告編でも、ちょっとだけライブシーンが見られます。
何と言うこともない場面かもしれませんが、実はこんなエピソードがあったという次第。。。

范逸臣Youtube Channel 正式開設!

2010-01-29 22:51:39 | 亞州明星
小范&阿龍のデュオ「酷愛樂團」(Craze band)専用のYoutubeChannelが、1月27日に
正式に開設されました!

最初のコンテンツは、12月19日台北西門町「河岸留言」で行われたlive全16曲!!!

ここでは、『海角七号』冒頭でながれる Don't Wanna を貼り付けます。



4月に発売予定のアルバムに収録される新曲、『別回答』『Rock All Night』『Rock Boys』『Wonder Why』や、Sweet Child O'mine (Guns'N Roses),Wake Me Up When September Ends(Green Day)のカバー曲も素敵!

さあ、『海角七号』を見て、小范の歌に魅せられ、是非ライブが見たいなと思った皆さん、この映像は必見でございますよ~~~!

http://www.youtube.com/user/crazebandvideo#g/u


ドラマ『THE TUDORS~背徳の王冠』

2010-01-22 22:39:11 | ●欧米映画&TV
昨年末から始まっているのに、気づかなくて、第1シーズンの途中から鑑賞。
先週から第2シーズンが始まった。

それにしても、アイルランド色の濃~いドラマでびっくり。
製作・総指揮がアイルランド人プロデューサー、モーガン・オサリバンだからなのだろうけど、歴史的には、テューダー王朝時代にアイルランドの本格的植民が進んだことを考えれば、皮肉以外の何者でもない。

キャストもアイリッシュ俳優オンパレード。
主役のヘンリー8世がジョナサン・リース=マイヤーズ
最初の王妃、キャサリン・オブ・アラゴンがマリア・ドイル・ケネディ
トマス・クロムウェルを演じるジェームズ・フレインはアイリッシュではないが、
『ナッシング・パーソナル』という北アイルランド紛争をテーマにした映画で主演を務めていた。
そして、ウルジー枢機卿役は、昔から贔屓にしているサム・ニール!
彼は、国籍はニュージーランドだけれど、北アイルランド生まれで幼い頃、両親とともに
南半球に移住したらしいので、彼もいわばアイルランド系。

この意表をつくキャスティングと大胆な解釈で、久々にドラマで楽しませてもらっている。
ジョナサン君のヘンリー8世は、でっぷりと太った肖像画のイメージとはまるで違うけれど、精悍で色好みで激しい性格ながら、スポーツ好き、知性も教養もなくはないという、ルネッサンス的絶対君主のイメージがよく出ていて感心した。
でも圧巻はやっぱりウルジー枢機卿。
第2シーズンで彼が出てこないのは寂しい。

今は日本語吹き替え版なのが残念だが、いずれ英語版も放送予定らしいので、そのときはきちんと最初から見ることにしよう。

■スタッフ&キャスト

ヘンリー8 世 ・・・ ジョナサン・リース=マイヤーズ
アン・ブーリン ・・・ ナタリー・ドーマー
キャサリン・オブ・アラゴン ・・・ マリア・ドイル・ケネディ
トマス・ウルジー ・・・ サム・ニール
トマス・モア ・・・ ジェレミー・ノーサム
トマス・ブーリン ・・・ ニック・ダニング
チャールズ・ブランドン ・・・ ヘンリー・カヴィル
トマス・クロムウェル ・・・ ジェームズ・フレイン

製作総指揮:モーガン・オサリバン(映画「モンテ・クリスト伯」「サラマンダー」「ヴェロニカ・ゲリン」)
製作総指揮/クリエイター/脚本:マイケル・ハースト(映画「エリザベス」「エリザベス:ゴールデンエイジ」)

AXNミステリー海外ドラマチャンネル

期待の台湾映画

2010-01-20 22:45:24 | ●亞州影視
(写真は『混混天團』)

これから公開予定の台湾映画で楽しみなのは以下の2本。

●艋舺(Monga)
上映予定日(台湾):2010/02/05
ジャンル:動作、犯罪
監督・脚本:鈕承澤(情非得已之生存之道)
出演:阮經天(六號出口)、趙又廷(痞子英雄)、鳳小岳(九降風)、馬如龍(海角七號)

公式サイト:www.mongathemovie.com
予告編:http://www.youtube.com/watch?v=TeQieOQRc80&feature=player_embedded

●混混天團(Gangster Rock)
上映予定日(台湾):2010年4月9日
ジャンル:犯罪、音樂、喜劇
監督・脚本:錢人豪(鈕扣人)
出演:范逸臣(海角七號)、立威廉(跳出去)、戎祥(瘋狂的賽車)、周楚楚(一半海水一半火焰)、黃子佼(愛到底)、許嘉凌、修杰楷、沈玉琳 、阿龍、就是帥樂團


公式ブログ:http://www.wretch.cc/blog/gangsterrock
予告編:http://www.youtube.com/watch?v=jImvFUFBxSw&feature=player_embedded
Yahoo!奇摩

どちらも、混混、つまりチンピラが物語の中心になるようだ。
前者は、台湾で注目される若手俳優が顔をそろえていて、香港で一世を風靡した「古惑仔」シリーズを思わせる雰囲気。

范迷のワタクシとしては、もちろん、後者により期待している(笑)。
こちらは、小范と相棒の阿龍(酷愛樂團)のほか、ステージでのサポートバンドである
就是帥樂團の面々がそろって出演する。無名のロックバンドをひょんなことからマネージメントすることになるのが、チンピラの立威廉(レオン・ジェイ・ウィリアムズ)ということらしい。

「海角七号」の大成功以来、自国の映画を応援しようという動きが台湾で高まっているが、
従来の台湾映画のイメージである、作家性の強いアート映画よりも、商業娯楽映画として一般の観客の支持を集められる良質の映画が今後どれだけ出てくるかが鍵だろう。

雑誌『GQ台湾版』160号

2010-01-18 22:37:49 | 亞州明星
范逸臣は、現在、ギタリストの阿龍(黄冠龍)とデュオを組み、「酷愛」(Craze )というバンド名で活動を開始しています。4月発行予定の新譜はCraze Bandのデビュー作になり、全編二人のオリジナルで、ロック色の強いものになりそう。

さて、表題の雑誌ですが、小范と相棒の阿龍がモデルをつとめたグラビア写真と記事が掲載されています。
その一部は、台湾のネット新聞で紹介されていますので、その写真を転載しますが、雑誌本文では、全6ページにわたって、素敵な写真が見られます。

  
写真出典:
http://times.hinet.net/times/magazine.do?magid=7260&newsid=2594640&next=1

范逸臣日本ファンサイトの御紹介

2010-01-18 22:21:58 | 亞州明星
昨年の2月以来、すっかり更新をサボっておりました。
なぜかというに、その頃に、范逸臣(ファン・イーチェン)の日本ファンサイトを仲間とともに立ち上げたので、そちらのコンテンツがある程度充実し、運営が軌道に乗るまでは、
なかなか個人ブログまで手が回らなかったというのが、正直なところです。

ファンサイトはこちらですので、『海角七号』をご覧になって、范逸臣に興味をお持ちになった方々、是非覗いてみてくださいね! 豊富なコンテンツや最新ニュースなど、きっと御満足いただけると思います。

Van Fans Fun ファン・イーチェン日本ファンサイト