台湾の正月映画事情

今年の農暦正月（春節）は2月14日。
台湾では正月映画の公開が始まった。
例年ハリウッド映画の大作・話題作で占められるこの時期だが、
今年は潮流が変わったようだ。

台湾映画界期待の『艋舺』(MONGA)の初日興行成績が、何と『アバター』を抜いた模様！

TVBSの記事によると、台北での初日興行成績は

『艋舺』828万
『アバター』697万
『シャーロック・ホームズ』316万
『艋舺』は、台湾全土で初日興行収入は1800万を越え、
10年来の記錄を更新したという。
最終的に『海角七号』の打ち立てた5億3千万という記録を越えるかどうかに熱い注目が集まっている。

『海角七号』の場合は、事前には話題にもならず、前宣伝もほとんどない状態で、ひっそりと公開されたので、初日の成績はわずか46万。しかし、その後口コミで驚異的な数字を更新していったわけだ。
『艋舺の場合はそれとはかなり事情が違う。超話題作だったせいで、初日の成績は828万という驚異的な数字をあげた。
今後の焦点は、『海角七号』のもつ台北単日での最高興収記録1167万を破れるかどうかだ。

http://www.tvbs.com.tw/NEWS/NEWS_LIST.asp?no=blue20100207114006