ちょっと早い夏休みの2日目3日目は家族で能登半島1周旅行に行ってきました。
5日(金)午前3時に起床、
娘も息子も普段ならなかなか朝起きないのにこういう時だけシャキッっと目が覚める。
これは世界の7不思議である。
高速道路を一路北陸路へ。
名神~北陸道~能登里山海道へ。
途中、千里ヶ浜で一度走ってみたかった砂浜道路を疾走。
早朝なのでガラガラ、これは気持ちがいい!
能登半島を朝のうちに一気に北上し
まず到着したのは輪島の朝市。
私は初めてだったので楽しみにしていた。
主に海産物や輪島塗りの店が多く
佃煮などを購入。
しばし輪島を散策した後は
今度は能登半島の先端部へ向けてドライブ。
この日も快晴で気温はグングンうなぎ上り。
しかし日本海から吹く風が心地よく、絶景と相まって実に清々しい。
冬の寒々しいどんよりとした日本海とは似ても似つかない光景である。
次に向かったのは輪島市街からほんの数キロにある白米の千枚田。
初めて見たがなんと素晴らしい景色。
海に面した急斜面にぎっしりと稲が植えられている。
先人の、限られた土地でいかにして米を生産するかという苦労がうかがわれる。
今ではボランティアが田植えや稲刈りをするそうだが
田舎モンの私は、田植えや稲刈りも大変だが
その間の日々の水の見回りや畔の草刈りがどれだけ大変だろうかというところが気になるんだな。
だから、こういう不便だが美しい景色の田んぼを残すことは素晴らしいが
そこには地元の人の絶え間ない苦労があるというのを忘れてはならないと思う。
千枚田を後にし
さらに半島最奥部へ。
途中、これも有名なゴジラ岩。
でも、こちらは思ったよりも小さな岩でちょっと期待外れ。(笑)
そしていよいよ最先端部にあたる禄剛崎灯台へ。
ええ眺めや~!
平日ということもあってか人影もまばら、ひっそりとしているのがまた良い!
この後半島をぐるっと回り、
見附島などを寄り道しながら半島真ん中ぐらいの宿泊地の和倉温泉へ到着。
ホテルでは温泉につかり料理に舌鼓をうってビール飲んでコテン。
余りにも早く寝てしまったので
翌朝はこれまた勝手に5時に目が覚めた。(笑)
朝食まで時間もあるので近所を散歩して朝風呂入って時間をつぶす。
朝食を摂った後は早めにチェックアウトして
向かったのは能登島。
こんなとこフルマラソンするのかと思うようなアップダウンのきつい道を車を走らせ向かったのは能登島水族館。
ジンベエザメや幻想的にライトアップされたクラゲが美しかったです。
水族館を後にした後は
どうするか決めていなかったが
息子は富山の氷見に行きたいと言い、
娘は正反対の増穂浦に行きたいという。
結果時間的にまだ近い増穂浦へ。
世界で一番長いベンチのあるところだそうが。
この頃昼過ぎの一番熱い時間帯。
もう海に入らずにはいられない。(笑)
それにしても本当に今日は暑かった!
その後巌門などに立ち寄りながら帰路へ。
最後にどうしても金沢にも立ち寄りたいと皆が言うので
夕方、金沢は東茶屋町に少し立ち寄って散策。
これで全員満足してもらったようでようやく高速乗って帰路へ。
2日間で総走行距離は900km。
普通、温泉旅行というとのんびり温泉につかって英気を養うはずなのだが
過密スケジュールで動き回ってなんだかとても疲れた。
まあ、家族旅行てそんなもんですね。