山下建築舎.blog

東近江市で住宅設計をしている建築事務所

脱衣、浴室解体

2017-07-29 | 建物
市内五個荘でのリビング・ダイニングと脱衣・浴室の改修工事
いつものように工事範囲内で耐震+断熱+バリアフリーの改修です

リフォーム工事の場合 住みながらの工事のため
工事期間が長期化するとお施主さんの負担が増えるため
今回は大工さんの提案でお盆休みまでと休み明けからの2期に分けて
工程を計画してもらいました。

まずはお風呂の仮設利用を軽減すべく
勝手口から工事に入り脱衣と浴室の改修です
浴室が出来次第利用する計画です



築30年 
浴室周囲をCB積で施工し建物本体も土壁が使われています
CB積みの躯体は解体できませんので
タイル貼りの壁はそのままに床の土間を撤去
サッシを断熱サッシに取り換え



ユニットバスが据えられるように土間を施工


ユニットバス屋さんは狭い中での施工になるので大変ですが
週明けには施工予定です

左官壁塗り替え

2017-07-28 | 建物
既存の古い左官壁の塗り替え。


既存の仕上げ部分の薄く塗られた砂壁を撤去

もともと塗られていた黒い仕上げ塗りをはがすと中塗部分が露出
昔の左官仕上げの黒い部分は水で湿らすと糊がゆるくなり簡単に取れるそうです





電機の線の貫通部分や傷んでる下地を補修
次は仕上げ塗りです。

東近江市の住宅関連の補助金

2017-07-25 | 全般
下の写真は東近江市の補助金の案内です



東近江市では定住者を増やそうと市が住宅の取得に補助金を
出されています。毎年年度が変わると何かしらの補助金が
有りましたが 今年の補助金は内容が豊富です。
東近江市HPで検索かけると出てきます。

国、県、市にいろいろ補助金が用意されています
たとえば住宅ストックの補助金や県産材の補助金や
耐震改修や住宅介護の補助金など。
工事の内容によっては補助金が受けられますので
工事に際して調べてみるといいかと思います。

通風、採光

2017-07-12 | 建物
以前は大きな引違い窓がついていた南側の壁面。
交通量の多い道路に面しているため型ガラスで採光は取れるものの
開けると中が丸見えに。

今回壁面の耐震+断熱改修に合わせて窓も樹脂製の断熱サッシに改修。
季節のいい時は風を通し、でも視線は遮りたい。

そこで 横滑り出し窓を採用しました。


引き違いや上げ下げ窓だと窓を開けて網戸にすると中が見える
でも 横滑り出し窓で型ガラスなら
窓を開けて網戸の状態で風を通しながらでも中は見えにくい。



+少々の雨なら吹き込まない。

以前は閉めっ放しが多かったを窓を開けることで
風通しが改善されそうです。

床断熱

2017-07-07 | 建物
床断熱

既存床部分は専門業者に床下にもぐって断熱材を
施工してもらいましたが
床組自体を改修する部屋や新規に床を作った脱衣室は
新築工事と同様 大工さんに垂木間に断熱材をはめ込んで施工。







これで改修部分の1階すべてに床断熱が出来ました。

1年点検

2017-07-03 | 建物
引き渡しから1年
1年点検に行って来ました

自動車のならし運転が終わったような感じでしょうか
各シーズンを超えてそれなりに木部や建具などの調整や補修が
必要なところが出てきます。

今回点検に行ったお家では
建具屋さんはすでに調整に入って下さっていて
鴨居が擦れる個所や建付けなど直されてました。

私は施工された大工さんと一緒に
見せてもらいましたが
タイルの目地のかけやクロスの皺など軽微な
不良個所の補修をお願いして帰ってきました。

大工さんは自分が施工されているので
気になる個所は念入りに点検されていました。

現場で手作業の木造住宅
自分の仕事を大事にしてくれる方っていいですね。






耐力壁

2017-07-01 | 建物
南側の開口部に耐力壁を施工





外壁防火構造がとれる下地材を施工しました
中央の柱に両側から柱を添えて上部梁を受けています。

北が開口部の耐力壁

こちらも同じ仕様で 中央柱も補強しました