昨日、9月市議会本会議が終わりました。
正直な感想ですが、本当に残念です。
この議会に補正予算で「延長保育料徴収の為のシステム改修費」
が含まれていました。すなわち吹田が延長保育料をとることの
賛否が議員に問われていたわけです。
(利用料の決定は議会にはかからない仕組みになっています)
福祉環境常任委員会の議論では、いろんな意見があったにせよ
このシステム改修費用(約190万)を削除する修正案を多くの
会派が同意していました。しかし何があったのか、最終採決で
ほとんどの議員さんが原案、延長保育料徴収に道を開く
予算に賛成してしまいました。もう一度言いますが
本当に残念です。
私は、維新井上市長のやり方は当然許せませんが、
若手の「子育て施策の充実」を普段は訴えている議員さんまで
今回のやり方に手を貸してしまうとは思いませんでした。
彼らは吹田を一体どんな街にしたいのか。首をかしげます。
私は、維新流に言うなら
(言いたくもないがここは敢えてそう言ってみます)
自治体間競争を勝ち抜くなら、「子育て日本一の街」に吹田を
するべきだと思います。他の街と一緒にしてどうするんですか!
住みたいなあ~と思える付加価値を付けるんですよ。
民間企業で言う「商品の差別化」の理論ですよ。
子どもたちやお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんが
本当に笑って住みやすい街にする。それでこそ自治体は栄える
のではないですか?考え方の違いはあれどここは一致できる
ところではないのですか?幼稚園や学童保育の保育料の値上げや
延長保育料の有料化に賛成して市長の手助けをすることが
本当にいい街になると思っているんですか?僕には理解できない。
すみません、愚痴っぽくなってしまって・・
ただ、本当に残念だったもので・・・ちょっと悲しいです・・・
最後に我が党の、このことに対する本会議で
述べた意見(私が代表で意見を述べました)を
掲載します。長いですが読んでみてください。
録画映像も市のホームページから視聴できます。
討論・採決の部分です。
9月議会録画映像
日本共産党吹田市議会議員団を代表して議案第92号一般会計補正予算について修正案に賛成の立場から意見を述べます。
本案には、委員会の報告でも述べたように介護や障害者の事業、ワクチン接種に関する事業など市民生活に必要な予算が提案されていることは評価できるものです。
しかしこの中に、吹田市が今までおこなってこなかった延長保育料徴収の為のシステム改修費用が含まれていることは大問題であります。
吹田市は、延長保育料の有料化と合わせて保育料値上げも検討されているが、このことで中間所得世帯、いわゆる夫婦共働きで子育てをし、真面目に税金を収めている家庭にとっては保育料の改定で年間約5万円。そしてこの階層となる世帯が、延長保育の利用が多いことも明らかになっており、延長保育料62400円と合わせると年間10万円を超える負担を強いることになります。このことを子どもや子育て世代への過度な負担と言わずしてなんというのでしょうか。また、これらは公立保育園利用者だけではなく私立保育園利用者まで負担がかかることになります。市長は、「子育てするなら吹田」と言われてきた全国に誇れる吹田市の伝統を、特色を変えてしまおうというのですか。事あるごとに「子どもたちのために」「子どもの施策に力を入れる」「将来世代に過度な負担を残さないために」との発言はなんだったのでしょうか。それでも延長保育料をどうしても取りたいと言うならば保育料の改訂を見送り、保育料問題懇談会で議論するべきです。この件は早急に検討し答えを出してください。
今まで守ってきた施策をやめ、保育料問題懇談会での丁寧な議論もおこなわず、厚生労働大臣が「保育料は応能負担」というのを応益負担と解釈し、子育て世帯に負担を押し付けていくことが本当にいいのでしょうか。
子どもたちは未来への希望です。子どもたちを大切にしない吹田市に未来はありません。以上のことを申し述べ、吹田市の子育て施策に重大な後退をもたらす「延長保育料徴収の為のシステム改修費」を含む本補正予算案には反対し、「システム改修費用」は時期尚早と削除した修正予算案に賛成いたします。
正直な感想ですが、本当に残念です。
この議会に補正予算で「延長保育料徴収の為のシステム改修費」
が含まれていました。すなわち吹田が延長保育料をとることの
賛否が議員に問われていたわけです。
(利用料の決定は議会にはかからない仕組みになっています)
福祉環境常任委員会の議論では、いろんな意見があったにせよ
このシステム改修費用(約190万)を削除する修正案を多くの
会派が同意していました。しかし何があったのか、最終採決で
ほとんどの議員さんが原案、延長保育料徴収に道を開く
予算に賛成してしまいました。もう一度言いますが
本当に残念です。
私は、維新井上市長のやり方は当然許せませんが、
若手の「子育て施策の充実」を普段は訴えている議員さんまで
今回のやり方に手を貸してしまうとは思いませんでした。
彼らは吹田を一体どんな街にしたいのか。首をかしげます。
私は、維新流に言うなら
(言いたくもないがここは敢えてそう言ってみます)
自治体間競争を勝ち抜くなら、「子育て日本一の街」に吹田を
するべきだと思います。他の街と一緒にしてどうするんですか!
住みたいなあ~と思える付加価値を付けるんですよ。
民間企業で言う「商品の差別化」の理論ですよ。
子どもたちやお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんが
本当に笑って住みやすい街にする。それでこそ自治体は栄える
のではないですか?考え方の違いはあれどここは一致できる
ところではないのですか?幼稚園や学童保育の保育料の値上げや
延長保育料の有料化に賛成して市長の手助けをすることが
本当にいい街になると思っているんですか?僕には理解できない。
すみません、愚痴っぽくなってしまって・・
ただ、本当に残念だったもので・・・ちょっと悲しいです・・・
最後に我が党の、このことに対する本会議で
述べた意見(私が代表で意見を述べました)を
掲載します。長いですが読んでみてください。
録画映像も市のホームページから視聴できます。
討論・採決の部分です。
9月議会録画映像
日本共産党吹田市議会議員団を代表して議案第92号一般会計補正予算について修正案に賛成の立場から意見を述べます。
本案には、委員会の報告でも述べたように介護や障害者の事業、ワクチン接種に関する事業など市民生活に必要な予算が提案されていることは評価できるものです。
しかしこの中に、吹田市が今までおこなってこなかった延長保育料徴収の為のシステム改修費用が含まれていることは大問題であります。
吹田市は、延長保育料の有料化と合わせて保育料値上げも検討されているが、このことで中間所得世帯、いわゆる夫婦共働きで子育てをし、真面目に税金を収めている家庭にとっては保育料の改定で年間約5万円。そしてこの階層となる世帯が、延長保育の利用が多いことも明らかになっており、延長保育料62400円と合わせると年間10万円を超える負担を強いることになります。このことを子どもや子育て世代への過度な負担と言わずしてなんというのでしょうか。また、これらは公立保育園利用者だけではなく私立保育園利用者まで負担がかかることになります。市長は、「子育てするなら吹田」と言われてきた全国に誇れる吹田市の伝統を、特色を変えてしまおうというのですか。事あるごとに「子どもたちのために」「子どもの施策に力を入れる」「将来世代に過度な負担を残さないために」との発言はなんだったのでしょうか。それでも延長保育料をどうしても取りたいと言うならば保育料の改訂を見送り、保育料問題懇談会で議論するべきです。この件は早急に検討し答えを出してください。
今まで守ってきた施策をやめ、保育料問題懇談会での丁寧な議論もおこなわず、厚生労働大臣が「保育料は応能負担」というのを応益負担と解釈し、子育て世帯に負担を押し付けていくことが本当にいいのでしょうか。
子どもたちは未来への希望です。子どもたちを大切にしない吹田市に未来はありません。以上のことを申し述べ、吹田市の子育て施策に重大な後退をもたらす「延長保育料徴収の為のシステム改修費」を含む本補正予算案には反対し、「システム改修費用」は時期尚早と削除した修正予算案に賛成いたします。