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週刊新潮に

2016-12-20 11:12:55 | 日記
順天堂の心臓外科医の天野篤氏がコラムを書いてるんだが 普通だったら へぇ・・て読み飛ばすようなとこだ。普通の人はSMAPが紅白かASKAが実刑かどこかの局アナが都議会のドンが・・て方に興味があるからだろうが。ご存知の通りあたしは1月に徳洲会の心臓血管外科で緊急手術して 奇跡的に生還したわけだが 自分が経験してるんで天野氏が書いているのがすごくよくわかるのである。天野氏も2回ばかり入院経験があるらしいんだが 病名は結石らしい。外科医って手術中に ちょっとおしっこ・・てわけにはいかないので なるべく水分を取らないようにするらしく 都合結石になる確率が高いらしい。あたしの主治医つーか執刀医も40過ぎのドクターだが11時間の手術してくれたわけで すごいよな・・と思う。その間トイレ行けないんだもんなー。で 天野氏が言う。手術終わって 病棟に移って食事が出るわけだが まあ最初は体力落ちてるから全部食べれない。そのうち食べれるようになるんだが これが美味しい。ても病院食だ。カロリーコントールされてるし塩分も脂質も糖質もきっちり計算されてるんで 薄味なんだよね。健康な時だと 味気なくて美味しくない以前に不味い。でも 静脈栄養から流動食になっておかゆになって固形物になると これが美味しいわけ。あたしみたいに人工心肺使って11時間も手術して おまけに10日もICUで意識無かったから 最初はちょっとしか食べれない。そのうち食べれるようになってくるとこれが美味しいんだよ。中学のときに無菌性の脳膜炎かなんかで 生死をさまよったことがあるのだが浜松の聖隷病院て大きな病院なんだが あー夜中に吐いて 親が青い顔して車で担ぎ込んだらしいんだが どこから出血したのかわからんが血吐いてね もう何も食えなかった。10日くらいで回復してきて まあ食事が出るんだが 胃がやられてるので食欲無くて食えない。ちょっと食べたが 薄味でまあ不味いわけ。ある日 とろろが出てね。たまたま弟が見舞いにきてくれてたんで あーそういやこの時も弟が来てくれたな。ほんとにいい弟だよ。今回も松本から何度も来てくれたしなぁ・・ あそうそう で 食えんから代わりに食ってと 無理やりとろろを食わした経験がある。あたしは未だにとろろは食えんのだがw 後で聞いたら 不味かったそうである。許せwでだ 病院食って塩分抑えるから不味くなるのを防ぐために ちゃんと出汁を取ってて 素材の味を生かしてるんだよ。最初のころは ここの病院 徳洲会西東京だが の調理部ってすごくいい仕事してるなーと感心して おいしーよーとメモつけて返したりしてたんだが。回復してくると これが味気なくて不味いと思うようになる・・と天野氏が書いてる。その通りである。不味いんだよw 味がしないんだもん。病院のとなりに大きな食品ショッピングセンターがあって そこにそこそこ大きな自家製パン屋が入ってるわけで そこの商品を相方に時々密輸してもらってた。すさまじく美味いんだわ。退院後の定期検査で行った時に買ったら 近くのパン屋の方が美味かったけどw で 天野氏が不味く思えるようになったら 回復してるから退院が近いと。あー この人すごいな・・と思うわけ。医者だよ。切って縫って終わりじゃない。術後どうなって退院まで至るかってちゃんと知ってる。すごいなーと思うわけだ。で 天野氏が言うわけだが 術後はなるべく大学病院には来ないほうがいいと。手術したんだからもう来ないでいい。ここでできることはやったから 後は地元のホームドクターに引き継ぐ。自分のことは忘れちゃっていい・・と。この病院も術後の定期検査には自分は出なくて若い人に引き継ぐ・・と。実際 あたしもそうだったんだが。3ヶ月入ってて 主治医の回診て数回。大名行列なんか無いしねぇ・・ふらっと来ては 笑いながらどう?って。まあ長髪で無精ひげで 外であったら 腕のいい心臓血管外科医なんて絶対思えないくらい気安い人なんである。で 退院して最初の定期検査は彼だったんだが 2回目からは若いドクター。まあ彼は腕がいいから 手術に明け暮れてるみたいなんだが 自分の役目はここまで・・って まあ潔い。同じことを天野氏も言ってる。あー名医って同じようなこと考えて仕事してんだな・・と思う。あたしは世話になったドクターだから最後まで診て欲しいけど 彼には今助けなきゃいけない患者がいっぱいいるわけで なんで若いドクターが検診?とか思ったが そういうことか・・と納得した。いやーでもあたしなら11時間立ちっぱなしで動脈に人工血管縫い合わせて・・なんて仕事もできんし 結果説明で 11時間お裁縫させてもらったよん・・て笑って言えない。すごいなーと思う。医者が高給って批判する人も多いけど 間違ったら死ぬわけで ゲームみたいにリセットできないんだから 高給で当然て思う。しかし 外科医って余程志が高くないとできないんだな・・と思った。引き継いでもらった地元の循環器内科のドクターもいい人で ここに完璧に全ての経過が引き継がれてるので安心である。次回の検診は6ヵ月後だから2月の末。まあ 人工血管だからそのうちまた取り替えで入院するんだろうが それ用にラジオを買いこんでるあたしは阿呆である。あーしかし 猪瀬都知事の一件で評判の悪い徳洲会だが病院としての理念 これは衆議院議員だった徳田虎雄氏の理念を受け継いで 技術も対応も一流の医療グループである。ドクターもすごいが 看護師に 気のいい若い美人が多いのも嬉しい。みんな理想が高い。いい病院である。あー天野氏もすごいから 順天堂もいい病院だろう。運ばれた病院で生死が決まる。これ事実だよ。あたしも地元の総合に運ばれてたら そこ心臓血管外科無いから 死んでたか 良くて植物だったみたい。たまたま断られて 救急隊がアサインしてくれたのが徳洲会で ここに蹴られたら間違いなく死んでた。救急隊は整形だと思ってたらしいから 徳洲会に運ばれたのは あたしの運だと思う。これ読んでくれてる人 あなたか身内かわかんないけど 運が悪けりゃ救急車に乗る事もある。その時に どこに運んでもらったら 助かるかだけはあらかじめ知っておくべきだと思う。二度目は無いんだからさー
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