古代史ファンY

日本や世界の古代史に興味があり、セミナーに参加したり訪れたりして楽しんでいます。

根津美術館

2006-04-25 16:42:41 | Weblog
緑の美しい季節です。
先日友人と南青山の根津美術館に行ってきました。国宝の燕子花図屏風も良かったし、庭園もとても良かったです。起伏のある庭園はそれほど広くはないのですが、よく手入れがされ、大木が多く都心に森閑とした空間を作っています。つつじも咲き始め、これからは花も楽しめる所です。またあちらこちらに古いのや、形の変わった石灯籠が置かれているのも楽しいです。初めて行きましたが、とても優雅なよい気分の一日でした。都内には、このような所が結構ありそうなので、ぜひ巡ってみたいと友人たちとも話しながら帰りました。
ただ残念なことに、7日から美術館の改修のため2009年の秋まで閉館になるとのことです。さらにすてきな美術館に生まれ変わるのを楽しみに待つことにしましょう。

高崎観音へ

2006-04-17 22:53:32 | Weblog
 やっと春らしい陽気になり、うれしいです。先日友人たちと高崎観音へ行ってきました。実は花の寺めぐりで、桜の寺眼院が目的なのです。電車からは見たことがあるのですが、実際に白衣大観音(びゃくえだいかんのん)を間近で見るのは初めてでした。41mもあり白くて、背中の曲線がとても美しい観音様でした。そしてそのお顔はやさしい、慈悲にあふれているものでした。
 帰りに「山田かまち美術館」に寄りました。17歳で亡くなった(感電死)情感豊かな少年(?)の残したデッサンや水彩画、詩が展示されています。エレキギターも演奏する芸術的センスにあふれている繊細な感覚の持ち主でした。「生きる」ということを常に深く考え、恋をし、その悩める気持ちをたくさんの絵や詩に表現していたのです。あまりにも短い一生が、そんなにたくさんの絵や詩を残させたのでしょうか。その純粋さに心打たれる思いがしました。

メキシコパート3

2006-04-12 14:25:01 | Weblog


これはマヤの遺跡のひとつです。
上から見ると小判型のめずらしいピラミッドです。
古いピラミッドの上に新しく
作り加えられていって今の
大きさになったのです。
残念ながら今は上まで上れないのです。
これはメキシコの最も古いオルメカ文明の巨大人頭像。
紀元前1200年頃からメキシコ湾沿いの地方に栄えた文明だそうです。
石の無い地方に遠く離れた所から、どうやって運んできたのか不思議です。
また鉄が無かったその当時
どうやって掘り込んだのか
不思議です。
今その子孫がいるのかも分からないとのこと、
なぞです。
だから興味が尽きません。

メキシコpart2

2006-04-02 13:08:54 | Weblog
昨日に続いてメキシコパート2です。今日は、アメリカ大陸最大といわれるトゥーレの木についてです。オアハカという所にある樹齢2000年以上の糸杉の仲間だそうです。高さは40mくらいですが、幹周りがなんと60mもあるのです。そばによると、その風格に圧倒されてしまいます。大きく空を覆った枝葉は小鳥たちの楽園です。とてもにぎやかでした。一見の価値は十分あると思います。

メキシコってすごい!

2006-04-01 16:57:56 | Weblog
久しぶりに開きました。メキシコに行ってたくさんの遺跡を見てきました。思っていた以上にスケールが大きくて、奥が深いのでびっくりしました。まずマヤの階段ピラミッドが100以上もあるとのこと、紀元前1200年ころから時期と場所を変えながらたくさんの部族が異質の文明を残しているとのことです。印象深かったのは、紀元前の巨大な陣頭像を残したオルメカ文明、水の豊かな熱帯雨林地帯に栄えた3世紀から10世紀のマヤのパレンケ、ウシュマル、チチェンイッツァの大ピラミッド郡、そして世界第3位の規模を誇る太陽のピラミッドや月のピラミッドを中心とした紀元前2世紀ころから作られ始めた言われる、なぞのテオティワカンなどです。それらの世界遺産のほか、征服者のスペイン人が古代の神殿の上に建てた豪華で大規模なカテドラルは、すごいの一言です。それらも世界遺産の価値が十分あるのですが、なんとも複雑です。メキシコの今頃は乾季で少し暑くて埃っぽいですが、町には南国らしいジャカランダやブーゲンビリアが咲き乱れ良い気分でした。テキーラのカクテルのマルガリータがおいしかったです。写真はこの次に載せます。