車を使っての行動が増えると、気になるのが交通情報です。
毎日、テレビやカーナビでチェックしている人も多いのではないでしょうか。
出掛ける前にテレビで交通情報チェック!
これをしているかどうかで、スタートがまったく違うんですよね。
もちろんテレビじゃなくてもチェックはできるのですが、テレビからの情報も得ておきたい。
渋滞の情報は道が混む前にルートを変えようという判断ができるので、助かっている人もかなり多いはず。
これらは常に最新の情報を伝え続ける必要がありますが、一体どのようにして調査・配信されているのでしょうか。
まず、交通情報の収集には、渋滞が発生しているのかどうかから調べる必要があります。
とはいえ、もちろん主要な場所に人が立ってアナログで計測しているわけではありません。
道路には、通り過ぎた車の台数をカウントする機械や監視カメラが設置されています。
一定時間内に何台の車が通過したかで、車の台数の多い少ないを判断します。
また、機械が設置されたA地点からB地点までを、どのくらいの時間をかけて通過したかで車の速度を計算し、渋滞の有無を判断したりもします。
こうして得られた情報はすべて日本交通情報センターに集められ、交通情報としてテレビで発表されます。
また、テレビとは別で、常にリアルタイムの情報を更新するカーナビの場合は、VICSセンターという所が各都道府県警や日本交通情報センターと連携して情報を配信しています。
県警などの協力で得た情報をセンターが処理し、車に設置されたカーナビが人工衛星を通して情報を取得しているのです。
情報の収集はテレビもカーナビも同じですが、配信の方法が違うんですね。
何はともあれ、様々な技術を込めて作られた交通情報、上手に利用して快適なカーライフを送りたいものですね。