単独行の山歩き(yamakuma)

「一人は危険」と言われながら、一緒に行ってくれる人がなくいつのまにか単独行が身についてしまいました。

南アルプス・小渋渓谷~2004

2014-11-20 | 山歩き

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小渋渓谷から大聖寺平を経て荒川の稜線を目指したが、途中で断念。
2004年の記録です。

<概 要>
2004.8.12~8.14
大鹿~湯折れ~小渋川~広河原

8/12(木) 7:20 起床 s 8:50 ~ 11:03 塩川 ~ (自転車で移動)~12:07 ・・・17:00過ぎ ダム下 テント設営18:00
8/13(金) 起床 5:00  s7:03・・・渡渉準備 8:00 渡渉開始・・・8:35・・・  昼食12:30(荒川)  s13:15・・・@14:40広河原
8/14(土) s 7:00広河原・・・林道・・・(車)~湯折れ~塩川~赤石荘(入浴)~大鹿村花火大会(大西公園)

本来の縦走が不能になったのは、塩川から小渋への移動が思った以上に大変で、折からの暑さもあって、バテてしまった。さらに、地図を間違えてもってきたことが、道を間違える原因となり、12日に2回、13日に1回間違え、特に、13日の荒川谷に入ったことが、決定的な敗退の原因である。

避難小屋で一緒になった2人と仲良くなり、一緒に下山、彼らの車で自転車を回収、塩川まで送ってもらう。

<詳 細>
 8/12(木)


この表示に従って七釜ダムの河川敷に降りたのが間違い。
それまでにも道を間違えて時間ロスしており、降りた時点で17時を回っていて
登り返しても暗くなるし、そこから先が解らないので、ダム下の水が取れて平らな所を探しテント泊。

夜中に動物の気配で目が覚め、足音が近づき遠ざかるまで背筋がぞくぞくヒヤッとしました。
シュラフの中でファスナーとコードロックをいつでも開けられるように身構えて・・・。 

 8/13(金)
気を取り直して出発。

やっと、目指す小渋川への入口が見えてきました。


ここから河原におります。


小渋渓谷


山の地図に破線のルートが記載されていますが、ここを下山路に使うのは不向きと思います。
写真の通り川で、道はありません。雨の時や雨上がりは増水して危険です。
登るときも渓流靴が必要です。 


広河原あたり~このあたりで右に入らねばならなかったが、目印を見落としまっすぐ進んでしまう。


谷はせまくなり荒川の大崩壊地の下が見えるところまで行きました。
間違っているとは感じながら、どうせなら見てみたいと進みましたが
あまりの迫力に恐くなり、引き返しました。


広川原小屋~14:40到着しましたが、これから大聖寺平まで上がるのは無理で泊まりました。


クマの爪痕。~中にスズメバチの巣があり、その蜜を狙ったものと思われます。 

8/14(土)

ここまでで2泊し、燃料も食糧も使ってしまいましたので、先が不安になり
小屋で一緒になった2人が車で送ってくれるということになって下山を決める。
入るのも出るのも足を確保しなければ行き倒れになるし
自転車・車を止め置いていますので、人里に出ればいいというわけは行かず、
足が確保できるならご厚意に従う。


無事出発地点まで戻れました。~その後、小渋温泉・赤石荘の露天風呂で日帰り入浴してから、大鹿村の花火大会を見学。


ここの花火大会は真上で花火が開くので、迫力があり、破片がそのまま頭上に降ってきます。


翌日、パワースポットとして有名な?(だそうです)分杭峠を見学
~これも予定通り行けなかったからこそできる寄り道です。

今回は残念な結果に終わりました。翌年に再挑戦をしています。

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