おもしろニュース拾遺

 BC級ニュースが織り成す可笑しくも愛しい『人間喜劇』。おもしろうてやがて悲しき・・・

「法律、金で買おうと」:酒政連

2005-11-10 10:34:07 | 迷言・妄言
 この事件これから色々面白いエピソードが出てくるだろうが、ここでは朝日新聞の記事を基に。
 全国小売酒販政治連盟(酒政連)が、酒小売業界の保護のため規制緩和を抑制する緊急措置法が成立する前の01、02年ごろ、国会議員にワイロをばらまいたという話。

 朝日の記事では<酒政連理事ら数人が、業界を保護する議員連盟に所属する自民党議員を訪れた。「酒免許の自由化まで時間がない。議員立法で法律を作って我々を助けてください」と訴えたという。理事の一人はこの時、同席した幹部が議員の背広のポケットに100万円を入れるのを目撃したと証言する。>
 やり方はあまりにもストレートで、吉本新喜劇でもこんな露骨にはできないという気がする。<理事の一人は、会合が終わる直前、議員らが脱いでつるされている背広の内ポケットへ順番に車代を包んだ封筒を勝手に入れたことがある、と振り返る> おいおいそれはやりすぎやろ。しかしこれら過分の「車代」にも、センセイたちは領収書や礼状を書くこともない。以心伝心。美しい日本の伝統だ。

 <「名前のある先生の場合、3万ぐらいでは返されてしまう。20万円は用意した」。酒政連の内部資料には、複数の会合の際に車代名目で100万~400万円を出金した記載があるという。>まさしく「法律を金で買う」実践だ。しかしあの日歯連事件で分かったのは、「名前のある先生」は1億円でも「記憶にない」と言うくらいなので、100万400万という"小銭"ではしんどいだろう。

 この「常陸名物 そでのしたまんじゅう」今も発売されているかご存じの方はありますか。酒政連と自民党本部にお送りしたいので。

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