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ヤイコ 平安神宮ライブレポ

2005年10月31日 | 妄想音楽
 「幻夜」という言葉の意味はこのことだったのかあ・・・

 それが、30日に京都平安神宮で行われたヤイコのライブの感想だ。

  ぼくにとっては去年の2月以来の「生」ヤイコ。アコースティック・ライブ
 は2回目。ほんとうに楽しみにしていたが、期待以上の内容に大満足でした。

  ステージのバックに赤色にそびえ立つ神殿。それが様々な色のライトに照らさ れ、「幻夜」の雰囲気をかもし出す。
  ライブが始まる前、そしてヤイコのMC中にはコオロギの合唱の声が響く。
  普通の野外ライブでは味わえない、独特の空間が広がっていた。


  「今日は関西に来たとは思えへんほど、ライブ前のお客さんが静かなんで
  びっくりしました」

  ヤイコが語ったように、この日の京都の夜は「おしゃべり関西人」をも黙ら
 せるほどに素敵な、ムーディーな夜だったのだ。

  
   そうはいってもさすがヤイコ。盛り上げるところはきっちりで、「LOOK BA
CK AGAIN」「MY SWEET DARLING」では神宮内はジャンピングのお客さんで揺れ ていた。
   ぼくがこの日1番心に残ったはなんと、ヤイコの曲ではなく「涙そうそう」
 だった。唄う人によってこんなにも曲のイメージが違うんだと感じたから。

  「え~この曲を聴くと私は京都にいるおばあちゃんを思い出します・・・」

  そんなトークをしてから唄い始めたヤイコ。

  ♬ 古いアルバムめくり ありがとうってつぶやいた
    いつもいつも夢の中 励ましてくれる人よ


  ヤイコが唄うとなぜかこの歌詞が心にスーッと入ってくる。ぼくも心の
 アルバムをめくりながらいろんな人たちの顔を思い浮かべていた。すると
 隣にいた20歳くらいの女の子が泣いているのに気づく。ハンカチで目頭を
 押さえながら、涙を流している。
  「彼女も誰かのことを思い出してたんやあ・・・」
  改めて音楽の持つパワーとともに、ヤイコの歌声のすばらしさに感動。

 
  そんなこんなでライブはアンコールに。

  なんと裸足にTシャツ姿で登場のヤイコ。

  「さすがに寒いわあ!」

  に会場に笑いが広がる。

  「LIFE'S LIKE A LOVE SONG」ではいつものように手のウェーブが波のように  揺れる。

   唄い終わるとヤイコが

  「みんなの手が波のようにも花のようにも見えてめっちゃきれい。わたしは
  いつもこの手を見るとパワーをもらうんです」

  と言っていた。

   ラストは「マワルソラ」。手拍子で会場は聴き入る。そして「幻夜」ライブ
  は終わった・・・


   この日の京都はそんなに寒くはなかった。ヤイコの唄声が心も体も暖めて
  くれたからかもしれない。


  さあ、12月は大阪城ホールだ。
  待ってろヤイコ!今度は縦ノリで盛り上がるからなあ!

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