ほりお農園の農作業日誌

「西条柿」と「ブルーベリー」と「いちじく」を栽培しています。加工品として、「あんぽ柿」・「柿酢」を作っています。

異動時期

2011年03月31日 | 農業一般
3月は人事異動の時期ですね。

今日も、島根県東部農林振興センターの普及員の方が、異動の挨拶にみえた。
折角慣れてコミュニケーションがとれてきたのに、2年の異動は早すぎる。

よい仕事はまず仲良しになってからだと思う。
人事担当の方は何を考えているのかと文句も言いたくなる。
本人だけでなく相手の身にもなってみろと言いたい。

だけど、新しい人の「知識・技術・人間性」に期待するところは大である。

昔お世話になった人が帰って来るという情報が入った。
事務所に行って会えるのが楽しみだ。

悲喜こもごもの時期でもありますね。

いちじくジャムを作りました。

2011年03月29日 | ジャム
今日は暖かくて気持ちのいい一日でしたね。
昼間は柿の剪定をしています。

夜、いちじくジャムを作りました。今日のいちじくは7.4kgありました。
昨日の朝から、自然解凍したものを使います。
私の役割は、プロパンガスとコンロなどの設備設置。いちじくの重さの測定。
いちじくの糖度を量り、砂糖・ペクチン・クエン酸の量を計算する。(糖度は45度を目標にしています)
煮沸したビン・ふたをペーパータオルで拭く。
ジャムの重さ(250g)を調整してふたを締める。
出来上がったジャムの糖度を量り、記録する。(今日は250g入りジャム35個できました。)
プロパンガス・コンロを片付ける。
ラベル・商品表示を印刷する。
翌日、キャップシールをドライヤーを使って圧着する。

妻の役割は、まずビンとふたを洗い、10分間煮沸する。
いちじくを煮る。途中で砂糖(半量)・ペクチンを合わせた砂糖(半量)・最後にクエン酸を入れる。煮過ぎるといちじくの風味が無くなる。
ビンにジャムを入れる。
ふたをしたジャムビンを10分間煮沸する。
煮沸したジャムビンは逆さにして10分間置く。
10分すぎるとビンを元に戻す。
翌日、ラベルと商品表示を貼る。

こんな役割分担で作っています。おおよそ2時間半かかります。



じゃがいもの植え付け

2011年03月28日 | 野菜
 今日はじゃがいもを植えました。食べておいしい「きたあかり」7kgと形崩れしない「メークイン」3kgです。「メークイン」はレストランへの販売用です。「きたあかり」は自家用とスーパーの産直コーナーへの出荷用です。
 私が植える溝を掘り、妻が種いもを30cmおきに並べます。そして芋と芋の間に鶏糞を元肥として施肥します。後で土を10cmほどかけます。それは私の役目です。
 種芋10kg・約300個を植えるのに2時間半かかりました。二人で役割分担して作業すると効率的ですし、疲れません。農業はパートナーがいることがとても大事であると実感します。

コーヒー粕

2011年03月24日 | ブルーベリー
 「ブルーベリーは酸性の土でないと育たない」と知っていますか。特に「ハイブッシュ種」はpHが4.3~4.8の範囲であることが望ましいとされています。普通、ピートモスという資材を土に混ぜると良いとされていますが、結構面倒なので、私は「コーヒー粕」を土の上にバラ撒いています。
 コーヒー店とフレンチレストランと約束して、1週間に一度回収しに廻っています。タダで貰っていますが、時々ジャムや柿やいちじくやブルーベリーをお礼にあげます。

「リーキ」って知っていますか

2011年03月22日 | 野菜
 こんにちは、今日も時折雨が降る寒い一日でした。
 19日、「リーキ」の種を蒔きました。リーキは西洋ねぎのことです。日本では、下仁田ネギに似て太くて白いところを食べます。ねぎは葉が円筒形になっていますが、リーキは平べったい葉なのです。
 私がリーキを作ろうと思ったきっかけは、あるイタリアンレストランのシェフとの交流会で、リーキのトマトスパゲッティーを食べ、とても美味しかったのと、近所で作っている人がいなくて四国の方から取り寄せていると聞いたからです。
 去年、試しに10本ほど作ったら、とても良くできてシェフに褒められました。今年は600本ほど種を蒔きました。イタリアンの他にフレンチレストランでもよく使うことが解りましたので、レストラン専用に販売しようと胸を膨らましています。

いちじくジャムを作っています

2011年03月21日 | ジャム
 農閑期の今、「いちじくジャム」を作っています。1回に作る量は、250gビンで40個前後。年間15回ほど製造しています。売り先は、JAグリーン・スーパーマーケット・小売店と「あんぽ柿」のお客さまにダイレクトメールを送って注文を受けています。「ほりお農園」のホームページからも注文できます。
 東京へ行ったとき、百貨店やスーパーマーケットの食品売り場を廻ったんですけど、「いちじくジャム」はほとんど置いてありません。どうしてでしょうか。
 わたしのいちじくジャムの特徴は、甘さ控えめ(糖度約45度)・プリザーブスタイルです。私のいちじくは、島根県推奨のエコロジー農産物(農薬散布を通常の半分以下に抑えています)なのが最も特長だと思っています。一度味見してみてください。

東日本大震災

2011年03月20日 | 農業一般
 3月11日は、東北地方から関東・長野にかけて、観測史上国内最大の地震・津波が押し寄せ大変な被害が発生しました。被災に合われた方・大変怖い思いをされた方にお見舞い申し上げます。
 妻と話していたところですが、津波の海水が田畑を覆いつくし、ハウスをなぎ倒していきました。海水に汚染された田畑は、作物が出来るようになるまでに何年かかるのだろうか。自分たちは、今年は雪が多くて剪定作業がなかなかできないとか・雨や雪が多くて大変だとか言っていますが、東北の農家のことを思えば、農業ができるだけでも幸せに思わなくてはバチが当たると話したものです。
 これからも一生懸命農業したいと思います。
 

雪がまだ残っています

2011年01月23日 | 農業一般
くもり

皆さん、大変ご無沙汰で申し訳ありません。
昨年12月31日に降った大雪が、畑にはいまだに残っています。
剪定(せんてい)の農作業がしたいのですけど、なかなかできる状態ではありません。

今年はもう少しちゃんと発信していこうと思っていますのでよろしくお願いします。

今年2回目の収穫体験

2010年08月07日 | ブルーベリー
35.7度
 須田商店のお客さまによる、ブルーベリー収穫体験を実施した。大人6人・子供5人。
子供たちは初めての体験で大喜び、「これ、おっきいよ!あまいよ」。「かまきりがいる!」と大騒ぎ。お茶タイムもにぎやか。楽しい半日でした。
 ブルーベリーの収穫も沢山できました。私たちとしては大助かりです。午後からは選別して発送します。
 来年もぜひ収穫体験企画をしたいと思いました。

待望の恵みの雨

2010年08月03日 | 農業一般
のち一時35.1度
 松江地方では、気温が35.1度で今年最高の暑さでした。掛合では、36.6度で観測史上最高値を出しました。そんな中、午後2時半頃から夕立が降り出しました。大粒の雨でした。7月16日以来の雨でした。畑はからから、ひび割れが入っていました。本当に恵みの雨です。つるなしいんげんも枯れかけていましたが、これで持ち直すことでしょう。