ほりお農園の農作業日誌

「西条柿」と「ブルーベリー」と「いちじく」を栽培しています。加工品として、「あんぽ柿」・「柿酢」を作っています。

摘蕾の作業

2009年05月31日 | 西条柿
18.8度
 今日も西条柿の摘蕾をしています。
摘蕾は、初め手の届くところから採り、続いて脚立にのぼって採ります。手の届く範囲はできるだけ採ろうとしますので、腕を上げっぱなしになりますので肩や首が痛くなります。また、今のところ素手で採っています、その内鋏でないと採れなくなります。素手で採ると指が痛くなります。
あちこちが痛いおもいをしながらやっています。1本の樹を採りおえるのに1時間から1時間半掛かります。ですから一人1日5~6本しかできません。気が遠くなるような作業です。

カルテック栽培

2009年05月30日 | 農業一般
時々17.5度
 カルテック栽培の講習会に行って来ました。
日本の国土と食物には、カルシウムが不足している。他のどんな成分よりもカルシウムの補給が農業の使命だと言う。カルシウムは人体と同様に植物でも最も大切な栄養素だと言う。
 カルテック栽培は、カルシウムを豊富に与えて、植物を健康に育てる栽培方法です。カルシウムを充分吸収した作物は、●ズッシリと重みがあり、みずみずしい、●腐れにくく日持ちが良い、●作物本来の「自然なうまみ」に成熟する、●人の健康に障害をもたらす「硝酸態窒素」の含有が極めて少ない、などの特長があるとのこと。
 これが実現すれば言うことないですよね。これこそが、私の果実・野菜の求める姿です。このことを信じてやってみようと思いました。

神社の総代長に。

2009年05月29日 | 地域活動
18.2度
 地元の神社の総代会が行われました。初めての総代会で、総代長・副総代長を決める会合でした。なかなか決まらず2時間半後にやっと決まりましたけど、結局、私に総代長をやれとのことでした。明日は妻にも報告しなくてはなりません。憂鬱・・・。
 長年、地元から離れていたわけで、帰ってきてからはそれ相当に貢献しなくてはならないようです。
 また、一つ新しいフォルダーが増えた気分です。「ホーランエンヤ」ではありませんが、神社・仏閣、伝統を守つていかなくてはならないようです。それなりに頑張るしかありません。

キャビネットの引き出しが一杯

2009年05月27日 | Webiog
21.2度
 今日も一日、西条柿の摘蕾・摘花をしていました。

 キャビネットの引き出しが一杯になって、新しいフォルダーは入らないし・今までのフォルダーもうまく取り出せずいらいらしたことはありませんか。
私は、今年の2月から5月にかけて、そんな状況でした。
新しいキャビネットを買えば解決するのでしょうが、人間、能力や時間が限られていますので、新しいキャビネットを買いましょうという訳にはいきませんよね。
そこで、1つのフォルダーを捨てました。断腸の思いで。そうしたら気分もすっきりして、今まで通りのことが出来・新しい取り組みにも手がつけられそうです。

 時として、整理したり・捨てることも大事ですね。心と身体の健康を取り戻した感じです。これからも応援してくださいね。

月と農業

2009年05月26日 | 農業一般
22.7度
 潮の満ち干き(満潮・干潮)は月が地球の周りを回っていることから起こります。満潮と干潮との差は大きいところでは3mからあると言われています。引力が働いています。植物の成長や虫たちの成長にも大きな影響を与えていると思われます。 作物は満月の頃には生殖成長、新月の頃には栄養成長に傾くと言われています。一方、小潮(月の上弦・下弦のころで潮の満干が小さいとき)から大潮(満月・新月のころで潮の満干が大きいとき)に向かう時期はじっくり細胞が増える充実期、大潮から小潮に向かう時期は増えた細胞がフワーッと伸びる伸長期と言えます。種を蒔いたり定植するのは満月の頃が良いとか、大きく伸長させたいときは新月のころに潅水すればよいとか、追肥で肥料を効かせたいときは若潮(11夜や26夜)が良いとか言われています。
 一方、虫は満月の頃産卵し3~4日後にふ化しますので、害虫防除は満月の4~5日後がベストだと言われています。
 このように月暦を意識して、播種・潅水・追肥・防除すればその効果は抜群でありますし経済効果もあるということです。
 最近勉強したばかりですが、月暦を意識して農業をしていくつもりです。

西条柿の摘蕾・摘花

2009年05月25日 | 西条柿
ご無沙汰していて申し訳ありません。2月18日以来の投稿です。
身体の病気ではありませんが、何故かWebの作業が手につきませんでした。ご心配かけて申し訳ありません。今日からもう一度原点に帰って、自分らしく・自分のペースでやっていきます。応援よろしくお願いします。

今、農作業は西条柿の「摘蕾・摘花」をやっています。間引き作業です。大きい果実を収穫しようとしてやっていることです。毎年やっていることですが、今年は少し、いいえ、大幅に違うのです。葉の枚数と果実の割合を葉果比と言います。最終的(摘果)には葉果比15~20にするのですけど、昨年までは摘蕾の段階から葉果比15~20でやっていましたが、今年は1枝1果(葉果比では約10)で摘蕾しています。昨年のやり方では、樹のエネルギーをが余り、徒長枝(とちょうし)や二次伸長が起こり結果的には実の肥大ができなくなるからです。今年は摘蕾のあともう一度摘果をしなくてはならないという作業が起こり時間がかかります。でも大きい果実を収穫しようと思ったらそれしかないのです。いいものをつくろうと思えばそれなりに努力をしなくてはならないというところです。