エテリ・トゥトベリーゼ(1974年生)は、最初はスターウォーズの悪の帝国の指揮官のようなイメージがあったが、知れば知るほど魅かれる人物のようだ。この世代はソ連時代に教育を受け、ソ連崩壊後の経済的混乱を経験している(?)からあまり笑顔を見せないのかもしれない。少し前だがアイスネットワークにこんな記事があった。
気になる点を抜粋したが、誤訳多数のため興味のある方は原文を読んでほしい。
・たくさん練習し、生徒とたくさん話をする。
・すべてのジャンプについて、どうすべきか、どうあるべきかを話す。
・生徒の信頼を得るためには、私は嘘をつかない。
・良いことは他人から、悪いことは私から聞いてもらう。
(注:シンクロ水泳の井村雅代コーチも似たようなことを言っていた)
・このようにすることが信頼を積み重ねることだと思う。生徒は私の人生、私の子供たちだ。
・生徒は氷上で自分らしさを見せてほしい。観客にも見てもらいたい。
・スケートは人生、ここで生きている。(自分らしさを見せることは)スケートだけの事ではない。
・ミスしてもいい、それも人生だ。 (生徒のミスは)私の人生でもある。
・人生は長いが、スケート人生は短い。(生徒には)スケートを披露することで幸せになってほしい。練習していることを(しっかりと)披露してほしい。
・スキルダとメドベージェワは6歳からスケートを始めた。
・来年ジュニアGPに連れてきたい12歳の女の子も6歳からスケートを始めていて、4回転を跳ぶ(=トゥルソワか?)
・試合前のインタビューは嫌い。「試合への作戦は何か」を聞かれるから。作戦などない。やれることをやっているだけ。
一つ一つの単語は簡単なはずだが、文章は非常に難しい?誤訳多数だと思うので、原文またはバイリンガルの神様がきちんと翻訳した記事を読んでほしい。
エテリ・トゥトベリーゼ著作の
「世界レベルの選手を次々と育成するコーチ論」
「メドベージェワ、アリーナ・ザギトワ躍進の秘密」
「2年で普通の少女を世界最高の選手に育てるには何が必要か」
などのビジネス書、自己啓発本が出版されたらすべて買ってしまうかも・・・