きゃらめるリボン

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やはり上位とは差があるが踏ん張らねば…

2006-09-23 08:49:35 | 福岡サニックスブルース
9月17日 ジャパンラグビートップリーグ第3節
(愛知・瑞穂公園ラグビー場)

福岡サニックスブルース 24-48 トヨタ自動車ヴェルブリッツ
(サニックス:3T3G1PG・勝ち点0
 トヨタ自動車:7T5G1PG・勝ち点5)

第3節終了時:総勝ち点6・8位

ようやく長いトンネルを抜けて歓喜の勝利を挙げた福岡サニックスブルース。
しかし1勝の余韻に浸っている暇はありません。次の相手は強豪・トヨタ自動車。
昨年は今現在トップリーグ最多記録となる82失点で惨敗した相手です。
また、今年のトヨタは開幕戦で難敵・三洋電機に勝ち、開幕戦でサニックスに
競り勝ったリコーを40-10で粉砕し2連勝と状態は良さそうです。
正直82失点は無いとは思うが、まず勝つのは難しい。ならば大量失点覚悟で
4トライのボーナスポイントを狙って欲しいと思っていました。

試合は中継が無かったので公式サイト等での情報からのみですが、
まず開始直後にPGで3点を先制しました。もちろんいいスタートと言えますが
相手はトヨタ。全く油断できません。案の定5分で逆転トライを奪われるなど
3連続トライを献上し3-17。今年は80分間足を止めず、ディフェンスで
踏ん張って形を作っていくのがサニックスの1つのチームカラーかと思って
いましたがやはり上位チームは力があります。
しかしこの時間帯にハレ・マキリがトライを1本返し7点差に戻します。
それでもトヨタは慌てる事無く得点を積み重ねて前半だけで5トライの
ボーナスポイント確定。31-10となり安全圏とは言わないまでも磐石の展開。
後半にも13分までで2トライを挙げてさらに突き放します。ここから得点差が
開いた事で気が緩んだかしばらく両軍無得点の時間が続きました。業を煮やしたか
トヨタはPGでダメ押しのダメ押し。48-10で残り10分を切りました。
このまますんなり終わるかと思われましたがトヨタ攻撃のボールをターンオーバー
(奪い取る)してのトライを2本返して計3トライ。24点まで伸ばしました。
ややトヨタも最後雑になったか前がかりになりすぎたのか定かではありませんが
すんなり敗れるよりは良かったと思います。

これでトヨタは3連勝。多彩な攻撃パターンがあり、好調に白星を積み重ねています。
一方のサニックス、初の上位チームとの対戦は力の差を見せ付けられる結果とは
なりましたが、最後に2トライ取りかえしたように、今年は得点力、決定力が
昨年より上がっていて、かつ格上相手に点差が開いても最後まで集中力を切らさず
戦い続ける力も身に付いたのではないか?と思います。

次の対戦相手は神戸製鋼。開幕戦でサントリーに敗れたものの、クボタ・リコーと
倒して2連勝。しかも1週空く事で負傷者もある程度戻ってくるのではと思います。
しかしそれでもかつての黄金時代を築いた神鋼ではありません。
80分間全力でぶつかればひょっとしたら…と思わせる力が今年のサニックスには
あると思います。
来週の試合が楽しみです。

ああ、生で見たかった…

2006-09-16 09:25:04 | 福岡サニックスブルース
9月9日 ジャパンラグビートップリーグ第2節
(福岡・東平尾公園博多の森球技場)

福岡サニックスブルース 35-19 ワールド ファイティングブル
(サニックス:4T2G3PG・勝ち点5
 ワールド:3T2G・勝ち点0)

第2節終了時:総勝ち点6・7位

前節本当に惜しい、悔しい敗戦を喫した福岡サニックスブルース。
この第2節は比較的上位と下位が対戦するカードが多かった中で、言ってみれば
下位同士の対戦。決して勝てない相手ではありません。しかも地元福岡での試合。
ここで勝たずにいつ勝てる?と思っていました。

激しい雨の中での戦いとなりましたが、サニックスはハンドリングミスを減らす
ためか、キックを多用して敵陣に攻め入る戦術でした。
試合は開始早々からサニックスがペースを掴みます。新外国人フィフィタが先制の
トライを挙げ、ディフェンスはワールドに決定機を与えず、その後2つのPGで
細かく加点し13点。前半は何と無失点で切り抜けました。
リードしていても全く油断は出来ません。しかし後半最初のトライもサニックス。
ここもフィフィタにボールが渡りトライ。さらにPGで21点まで伸ばします。
中盤あたりからワールドが反撃。連続トライで一時は9点差まで詰め寄ります。
勝ちに慣れていないチーム。ここで浮き足立てば悪夢の逆転もありえる…
そんな状況で今度は途中出場のこれまた新外国人ヴァレンスが勢いを取り戻す
トライを奪います。そして最後はモールから4つ目のトライを奪いボーナス
ポイントとなる勝ち点1を上乗せできました。終了間際のトライ献上はやや
反省材料ですが、スコアの上でも内容的にも完勝と言えるほどの内容だと
思います。
トップリーグの公式戦としては2年8ヶ月ぶりの勝利。連敗を14で止めた
勝ちある勝利でした。

これほどの完勝は、ぜひ生で見たかった…
トップリーグ再昇格を決めた豊田自動織機戦も、残留を決めた近鉄戦も
感動しましたが、長いトンネルをついに抜けたというのは本当に感動だと
思います。

次から3試合はトヨタ自動車、神戸製鋼、三洋電機と強豪との対戦が続きます。
この日のように万事うまくいく展開にはまずならないでしょう。それでも
80分間足を止めず走り続け、必死で守れば無様な完敗にはならないと思います。
むしろ一波乱起こしてくれるのではないか…とさえ思っています。
次のトヨタ自動車には、昨年リーグワーストとなる82失点で完敗した相手。
ぜひ借りを返すような戦いを見せて欲しいです。
でも中継はないんだよなあ…

勝てた試合だったはず…

2006-09-08 00:34:58 | 福岡サニックスブルース
9月2日 ジャパンラグビートップリーグ第1節
(福岡・グローバルアリーナ)

福岡サニックスブルース 10-16 リコーブラックラムズ
(サニックス:1T1G1PG・勝ち点1
 リコー:2T2PG・勝ち点4)

さて、あまり話題にはなりませんが、今年もラグビー・トップリーグが
開幕しました。
昨年はリーグ戦で屈辱の11戦全敗・勝ち点わずか2という結果に終わった
サニックス。今年からチーム数が14チームに増えた事に伴い、自動降格を
免れ、2月に行われた入れ替え戦で近鉄に勝ち、かろうじてトップリーグに
残留を果たしました。
当然今シーズンは巻き返しを図らないといけません。実績のある外国人の
補強はしたものの、やはりチーム全体の底上げなくして上位進出はおろか
降格回避はできません。もっとも練習に時間をさけるはずの夏場に、親会社の
不祥事問題があり北海道合宿や練習試合等を自粛せざるを得なかったのは
かなりマイナス材料だと思います。それでも昨年の屈辱を晴らすため、とにかく
走りこみ中心にスタミナ強化で、80分間戦い抜けるチームに変身しようと
しています。

開幕戦の舞台は真のホームと言える福岡・宗像市のグローバルアリーナ。
相手は昨年も開幕戦で当たり3-20と敗れたリコー。実力的にも大きな差は
ありません。今度こそ勝っていいスタートを切ってほしいと願いました。

試合開始からまずは両チームがペナルティゴールを1本づつ決めて3-3と
静かな立ち上がり。両チームラインアウトの精度を欠き、反則で試合の流れが
切れるもどかしい展開が続きました。去年はここからサニックス守備陣が
耐え切れず3トライを献上しての完敗でしたが、今年は先にサニックスが
トライを奪います。相手ゴール前混戦からボールをつなぎWTB堀田が見事
トライ!ゴールも決まり7点のリードを奪います。
直後に自陣での反則でリコーのペナルティゴール。3点を返されたものの
ゴールラインは割らせない気迫の守備で前半はリコーをノートライに抑え、
4点リードで折り返します。
後半開始直後、リコーに逆転のトライを奪われてしまいますが、まだ1点差。
チームの集中力も意欲も全く衰えません。そして20分あたりで敵陣に
攻め入りペナルティゴールのチャンス。決まれば再逆転。しかしキックは
無情にもゴールポストを外れてしまいました。前半終了間際にもキックミスで
得点を奪えなかったのが、結果的には重くのしかかってしまいました。
選手交代で局面の打開を図りましたが、途中出場の新外国人・フィフィタが
反則の繰り返しにより10分間の退場。残り試合時間から考えても痛恨でした。
1人少ない中で凌いできたサニックスですが土壇場でリコーに数的優位な
局面を作られ、決定的ともいえるトライを奪われました。しかし比較的いい位置
からのゴールキックが外れ6点差にとどまり、望みがつながりました。
残り時間、マイボールにしてつないでいくしかないサニックス。最後の攻撃も
リコーのディフェンスに阻まれ、無念のノーサイドとなりました。

結果的に6点差で終わったために『7点差以内の敗戦』に与えられる1ポイントの
勝ち点は得ました。
しかし、はっきり言って勝てる、勝てた試合でした。
地元の声援を受けて、勝てなかったのは本当に残念でなりません。

運のいい事に、サニックスはもう一週地元博多で試合が組まれています。
対戦相手もワールドという事で、絶対勝てない相手ではありません。
次こそ、死力を尽くして戦い、勝利をつかんでほしいものです。
第3節以降は強豪との対戦が続くだけに、ここで勝てないと降格!というくらいの
危機感をもって戦ってほしいです。

力負けなれど、攻め抜いて掴んだ勝ち点1!

2005-10-22 02:17:01 | 福岡サニックスブルース
9月24日 ジャパンラグビートップリーグ第2節
(近鉄花園ラグビー場)

福岡サニックスブルース 24-67 東芝府中ブレイブルーパス
(サニックス:4T2G・勝ち点1
 東芝府中:11T6G・勝ち点5)

開幕戦をノートライで敗戦という厳しい現実に直面したブルース。
開幕2戦目の対戦相手は、昨年度リーグチャンピオンの東芝府中です。
東芝府中は開幕戦で難敵の神戸製鋼をノートライに封じ込め24-9で
勝利を掴んでいます。戦前の予想は東芝府中の圧勝というのが大方の
見方でした。私も、もちろん勝ってもらいたいと思いながらも、実際
どれほどの力の差があるのか。どれほど大差がついてしまうのかと
怖さも感じながらテレビの前で観戦。

開始直後わずか2分余りで先制のトライを奪われ、その後も東芝府中の
猛攻にさらされるブルース。ボールをほとんどキープできず、攻撃に
転じても攻めきれない状況が続き、20分までに4トライを奪われて
しまう。
ここでようやくグラウンドを幅広く使った攻めが見られ、ボールを
つないでいき、最後はきれいな形でFB古賀龍二選手がトライを
挙げました!2試合目にして初トライです。
この後も、やはり東芝府中の猛攻を止められずどんどんトライを献上
していくものの、どれだけ点差がついても攻める姿勢を貫き通していく
ブルース。ついには後半30分近くでこの試合4つ目のトライが
生まれました!
このトップリーグは勝ち点制で最終順位が決まります。試合ごとの
勝ち点は、基本は勝てば4ポイント。引き分けは双方に2ポイント。
もちろん負けは0ポイントなのですが、ボーナスポイントという独自の
ルールがあります。勝ち負けに関係なくその試合で4トライ以上を
挙げると1ポイント追加されます。また負けた場合も7点差以内ならば
これも1ポイントが与えられます。
したがって、最終的には11トライ献上の大敗ではありましたが貴重な
勝ち点1をもぎ取ったという形になります。

やはり東芝府中という強豪チームにはまともに戦えない感は否めないの
ですが、攻撃ラグビーで王者と言っていい東芝府中相手に4トライを
奪った。これを評価したいと思います。
こと攻撃面に関しては、トップリーグでも通用する部分があると認識も
できました。
まだまだチームは発展途上。これからに大きな期待を寄せたいと思いました。

博多の森に響くはため息ばかりか…

2005-10-21 01:44:46 | 福岡サニックスブルース
9月18日 ジャパンラグビートップリーグ第1節
(博多の森球技場)

福岡サニックスブルース 3-20 リコーブラックラムズ
(サニックス:1PG・勝ち点0
 リコー:3T1G1PG・勝ち点4)

3年目を迎えたジャパンラグビートップリーグの開幕カードの1つとして
地元・博多の森で戦うのが、今季トップリーグ復帰を果たした、福岡
サニックスブルースです。
私はこの福岡サニックスブルースの1ファンでして、今年2度目、通算
3度目の生観戦に行って来ました。

このトップリーグはまだまだ認知度・知名度がかなり低いものですが、
日本ラグビーの頂点を争う社会人12チームによって構成されています。
大学ラグビーの早明戦とか冬の花園・高校ラグビーの方が注目度は高く
一般紙はおろかスポーツ新聞でも結果のみという事も多々あります。
しかし私は、ラグビーに魅せられました。九州から頂点を目指す、この
ブルースを応援しています。いまだルールを全て把握したわけでは
ないのですが、とにかく好きなんですよ~

この日の対戦相手・リコーは昨年12チーム中の10位。戦前の予想では
勝つ確率は4割くらいかと思っていましたが、やはり勝利を願い、大きな
期待を持って観戦しました。

試合開始直後は双方ともミスが多く、ボールがつながらない展開となり、
双方が1本づつペナルティーゴールで3点を取り合います。
中盤から徐々にリコーペースになっていき、自陣で守る時間帯が増えて
いきました。30分過ぎについに初トライを献上し、5点のリードを
奪われて前半を終えました。
後半、当然攻めに転じて逆転を狙わなければいけないのですが、前半以上に
ミスが続出。ボールを前方にこぼす(ノックオン)や、ラインアウト
(サイドラインからフォワードへボールの投げ入れ)でマイボールを
ほとんどキープできなかったりでペースをつかめず、逆にリコーに2つの
トライを追加されます。この悪い流れは選手交代などでも変える事が
できず、屈辱のノートライでの敗戦となってしまいました。

正直、見ていてここまでミスが出るものなのかと。もっと競った勝負が
出来ていたのではないかと思い、がっかりしました。開幕戦という
緊張とかを多少差し引いても、もう少し何とかならないかなと感じました。
次戦以降は強敵との対戦が続くだけに、ここでこの結果だと、かなり
今後に不安を残す結果と言えます。
しかしまだ始まったばかり。もう一度気を取り直してもらいたいものです。

来期はさらなる高みへ!

2005-02-15 01:21:09 | 福岡サニックスブルース
12日、福岡サニックスボムズはトップリーグ3位の強豪、NECグリーンロケッツに
21対55で敗れました。
試合開始直後5分に2トライ。さらに後半35分以降に3トライを献上という、立ち上がりと
終盤のスタミナ・集中力などに大きな課題を残す結果となりました。
ミスも多く、決して本調子とはいえない相手を攻め切る事ができませんでした。

しかし、前半を14対33で折り返した後半の立ち上がりからは膠着状態が続き、中盤に相手の
パスをインターセプトしての独走トライ(ゴール成功)で12点差に詰め寄りました。直後に
反則で1人少ない時間帯がありましたがその間もペナルティゴール1本の3失点でしのいだりと
要所で『光る』部分も見られました。相手がペナルティゴールを狙うというのは本気というか、
危機感・焦りを持っていたと思います。

ボムズの今季の公式戦はこれで終了しました。秋に開幕するジャパンラグビートップリーグまでは
まだ半年以上の時間があります。見つかった弱点を克服し、長所はさらに伸ばして
日本最高峰の舞台で大暴れしてほしいものです。

ボムズ勝利。

2005-02-05 22:33:31 | 福岡サニックスブルース
つい先程まで録画していた試合を見たのですが…
『何とか勝てた』という表現が当てはまります。関東学院大学のバックスのスピードに
翻弄され、反則も多くリズムに乗れず、試合時間残り10分で10点のリードを奪われる展開は
全く予想できませんでした。
ここから何とか力でねじ伏せて3トライをもぎ取り終わってみれば47-36という内容でした。
今日と全く同じような出来ならば来週は強豪NECに惨敗を喫するのが目に見えます。

しかし、ボムズはまだまだ発展途上のチーム。たとえ大敗であっても、その試合で何かをつかみ
さらなるチーム成長への糧となればそれでいいとも思います。
…もちろん勝つに越したことはありませんが。

来週も中継を録画しなくっちゃですね。