エターナルシティ2

~リボルバー一筋~

ユキッチ先輩  第六話~本当の恐怖~

2010-07-21 | EC2
 頭を強く打ったことで俺は呪縛から解き放たれた。
さっきまでの俺の身に起こっていたことは現実ではなかったのだ。
運営の手によって、ありもしない創り上げられた空想の世界を見せられていたのだ。
幸い、打撲と頭から少し血が出る程度で、全治1週間で済んだ。



-------------------二日後-----------------

 今現在ここには冷静なリボ川リボ雄がいる。俺はバカだった・・・。
バスケ部も嘘、佐藤雪江も存在しない、あの病院だって日本中探してもどこにもない。
今思えばすべて運営の策略にまんまと引っかかってしまっていたわけか・・・。

あの時だ。EC2の公式ページを見ていた時、画面が激しく揺れて青白い光が点滅したような夢を見た。恐らくその時に催眠術か何かをかけられたのだろう。

エターナルシティ2運営チームは本当に恐ろしい












...........リボ雄の財布からはユキッチ先輩が、いや、諭吉先輩が3枚消えていた



...................そして手元には「破損」したリボルバーだけが残っていた




END                  ※この物語はフィクションです。(以下略

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