投資蚊さんにいつもリマインド頂くFRBによる貸し出し額は、過去2週間(10営業日)でなんと約30兆円にも上っている。2週間で30兆円だと、年間で750兆円規模の異常な高水準。これまでの欧米金融機関が出した損失額総額に匹敵する額をこの短期間に貸し出さなければならない理由はわからないが、銀行株指数、ABX下落と合わせ、相当不穏な状況にある可能性がある。
いずれにしても、この過剰な資本供給を受け、株価等は安定した動きを見せてきた。なお、今夜はこれまでのところ、3日物レポで77.5億ドル供給 にとどまっている。
(計算式)
※1より、
28日まで1W 283.4億ドル×4日=1,133.6億ドル
(メモリアルデーのぞき)
前週 277.9億ドル×5日=1,389.5億ドル
2,523.1億ドル
29日 計297.5億ドル
米FRB、翌日物レポで87.5億ドル供給
米FRB、5日物レポで160億ドル供給
米FRB、14日物レポで50億ドル供給
計 2,820.6億ドル (約30兆円)
※1 米プライマリー貸し出し、過去最高の1日平均159.5億ドル=FRB
http://jp.reuters.com/article/foreignExchNews/idJPnTK816969220080529
米連邦準備理事会(FRB)によると、5月28日までの1週間の連銀貸し出しは、1日平均283億4000万ドルで、前週の277億9000万ドルから増加した。
商業銀行向けのプライマリー貸し出しは過去最高の1日平均159億5000万ドル。前週は135億4000万ドルだった。
プライマリーディーラー向け連銀貸し出しは、1日平均123億3000万ドルで、前週の142億1000万ドルから減少した。
そして、FRBが機能しない事態に陥る可能性もあるとか。
情報源のない僕には記事の信憑性までは判りませんが、充分に有りえる話だと思っています。
おやすみなさい。
コメント欄にworld_2050さんのブログを取り上げてる所もありました。^^
実は、FRBの資金供給量は5月よりも4月の方が約350億ドル程度多かったんです。(記事に載ってる範囲の累計では)
ここに来てFRBの資金供給量がクローズアップされて来たのは、「いよいよ」という事の前触れなのでしょうか?
さて、来週はどのような展開に!?