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-6年半ぶりに投稿

(大)不況がやってくる!?  その18

2006-10-06 15:45:13 | 世界経済
昨日書いた様に7~9月の米成長率は減速し、1%台から2%台前半にとどまるとの見通しをハバード米大統領補佐官が明らかにした。ただ、9月の小売業売上高は堅調であった様だ。過去の住宅市場調整局面では、個人消費に大きな影響を与えてきたようだが、今回はそれがなかなか現れてこない。原油価格の下落に加え、過去2年間の急騰による資産効果が大きかったこと、住宅価格下落がまだ一定程度にとどまっていることなどが要因であろう。原油価格の下落もいずれ一巡すると思われ、今後、年末商戦に向け、影響がどの程度顕在化するかが注目される。

より重要なのは、住宅市場の調整がどれほど長く、どれほど強いものとなるかで、特に価格下落の程度が注目されよう。

◎「7―9月の米成長率、1%台も」米大統領補佐官見通し
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20061006AT2M0600K06102006.html

◎米小売業売上高、9月は3.9%増・ガソリン下落が下支え
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20061006AT2M0600H06102006.html

◎September sales rise 3.8 percent
http://www.icsc.org/srch/apps/newsdsp.php?storyid=2242®ion=main

◎NY原油続伸、60ドル台回復・OPEC減産観測で
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20061006ATQ2INYPC06102006.html

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