ウッドチャック一家のヤドカリ生活

アメリカンロッキー山脈南部に棲むウッドチャック一家のRV キャンピングカー旅行& DIY記

リオグランデ国立森林公園(4)

2008-07-06 | アメリカの州立公園ほか




パパチャックが眠れぬ夜に考えた結論は、「Safety First! まずトラックのタイヤをどこかで交換してからキャンプ場に戻り、トレイラーを牽引して帰る。」ということ。
朝食後、州道149号線を東に戻り各町でタイヤ店を探す。しかし日曜日の午前、タイヤ店に限らず、まず開いている店がない。結局120km戻ったアラモサの町にある Walmartしか開いていなかった。Walmart のオートサービスショップに最後の望みを懸け、我が家のトラックのタイヤサイズの在庫を尋ねると、「そのサイズはないね。スペシャルオーダーで一本240ドル、一週間後には入荷するよ。」「この辺りで他にタイヤを売っている店はありませんか?」「日曜日だからね、ここしか開いてないよ。月曜日になればやってる店もあるけれども、日曜日にやっている一番近い店はPueblo の町にあるWalmart だけどそこにも在庫はないと思うよ。」Pueblo の町はアラモサから国道160号線を東に向かい、州間道25号線を北上、アラモサから200km。ちょっと遠すぎる。
「どうしよう。」やはり無理してでもトレイラーを引っ張るしかないか。最後の望みはロードサービス。アラモサの町で携帯電話が使えるか見てみると、まったく使用不可能。現在使用中の携帯電話はヴァージンモバイル、スプリントのネットワークを使用しており、州間道沿いのエリアをカバーしているのだが、田舎ではまったくカバーしない。まず携帯電話を買おう。Walmart でこの辺りを一番カバーしているヴォライズン のプリペイド携帯電話を購入。キャンプ場に戻る。戻ったら早速発電機を回して携帯電話の充電。昼食を摂り、トレイラーを繋ぎ午後1時50分 キャンプ場を後にする。
いつもは最高速度65マイル/時で走るのだが、今日は最高速度を50マイル/時(約80km/時)にする。この速度以下ではトラックのトランスミッションがオーバードライブにロックしないのだ。ママチャックは新しく買った携帯電話のシグナルバーとにらめっこ。携帯電話の信号がない場所では特に気をつけて走る。制限速度65マイル/時の道路でも50マイル/時で走ると後ろに長い行列が出来るが路肩によるのも怖いので気にしない。路面が荒れている場所ではとにかくパンクしませんようにと祈りながら通過する。アラモサの町を抜け、国道285号線を南下。こんな田舎道でもヴォライズンの携帯電話はほとんどの場所で使用可能だ。いざとなればロードサイドサービスでレッカーしてもらえばよい。
国道285号線でエスパノーラの町まで来た。ロスアラモスまで後もうちょっと。午後7時15分、無事何とかパンクせずに家まで到着。本当に良かった。そして今までで最高の牽引時燃費14.6MPGを記録!

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