ウッドチャック一家のヤドカリ生活

アメリカンロッキー山脈南部に棲むウッドチャック一家のRV キャンピングカー旅行& DIY記

アリゾナ州フェニックス・ツーソンの旅(11)Waffle House, Goodwill, Biosphere 2

2013-01-01 | キャンプ
明けましておめでとうございます。ウッドチャック一家は今年もアリゾナ州ツーソンで正月を迎えました。



まずは初日の出の一枚。

東側に山があるため日の出時には日が結構高くなってしまっている。

昨日はツーソンのダウンタウン周りの Thrift Store 巡りをしたのだが、ツーソンの北、キャンプ場に近い方にもう一軒Goodwill があることを発見。そしてママチャックがカーナビ情報でそのGoodwill の近くにクリスピークリームがあるというので元旦の朝食はドーナツを食べに行こうと急遽決定。オハイオ時代はよくクリスピークリームを食べていたのだが、あの柔らかいドーナツは乾燥した気候に合わないらしくて西部ではあまり見かけない。以前ロスアラモスでもガソリンスタンドで販売していたのだが、パサパサに乾燥したクリスピークリームはあまり美味しくなかった。西部でも出来立てならきっと美味しいはず。カーナビの指示に従ってクリスピークリームを目指す。Goodwill を通り過ぎて、さらにだいぶ先、相当回り道して目的のショッピングセンターに到着するもクリスピークリームが見つからない。スマホでクリスピークリームのWeb site にアクセスして、最寄りの店を探すと、アリゾナにはPhoenix近郊に2軒あるだけだって。おかしいなぁ。カーナビの地図は旅行前にアップデートしたはずなんだけど・・・・・おなか空いたよ。
カーナビの指示には従わず、Goodwill を目指す。なんだフリーウェイを使えば一区間ですぐ近くじゃない。Goodwill 近くの Waffle House へ飛び込む。



これが満員で店内で席が空くのを待つ。最近はIHOPを利用することが多かったので、Waffle Houseは久しぶり。店内は昔ながらのダイナー形式の店。


客の目の前で調理する。やっと席が空いた。当然ワッフルを注文。


ちょっと注文しすぎたかなぁ?


僕らが食べている間も順番待ちの列が絶えない。この辺りの元旦の朝食はワッフルが定番???



朝食後はGoodwill へ。ここでもまともなカメラには出会えなかった。

Target, Fry's で買い物してからキャンプ場へ戻る。朝食を食べ過ぎたので昼食は抜きにしてBiosphere 2へ。昔アリゾナ大学で教鞭をとっていたシグがあそこは行く価値がないと言っていたのだが、毎年のようにツーソンを訪れているとだんだん行くところがなくなってきたので、ついに行ってみよう。

Biosphere 2 は Catalina州立公園から北に約30km。オラクルの町の外れの沙漠の中にある。入場料は大人20ドル、子供13ドルとちょっと高め。午後1時15分のツアーに参加する。Biosphere 2 は元々宇宙基地などの閉鎖系で持続可能な生態系を作ることを目標としたプロジェクトだったが、プロジェクト自体は失敗し、現在はアリゾナ大学の一研究施設となっている。


ガラスで覆われた巨大な温室と居住棟。

普通の温室とは違い密閉されているため巨大な冷却設備と温度変化による気圧の変化を吸収するための巨大な気圧調整室がある。



温室内のオーシャン


岩石の種類の違いによる微生物と植物の共生関係を研究中。
なんでこんな巨大な温室の中にグローブボックスを並べてやらなければいけない実験か?不明


こちらの温室は元々食料用の穀物などを栽培していたのだが、思ったような収穫が得られず失敗。
現在は Landscape Evolution Observatory (LEO) プロジェクトが進行中。
このプロジェクトもなんだかなぁ? この巨大な施設を何とか利用しようと苦肉の策という感じ。


左が居住棟。Biosphere 2 プロジェクトの最初の実験では
ここに8人の研究者が2年間滞在。2回目は6ヶ月で中止。
右側のドームが圧力調整室。


圧力調整室の内部。黒い輪っかがゴム製の膜。
中央のプレートが上下して圧力を調整する。
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これだけの巨大研究施設を維持するだけの研究費を集めるだけでも大変だろうなぁ。大金持ちに夢を売り研究費を集める研究者というのは デスバレー国立公園内にあるScott's Castle を作った稀有のペテン師 Scotty とよく似ているなぁ。とつくづく思う。

キャンプ場へ戻り、帰りの支度。荷物をまとめ、トレイラーのスライドアウトも仕舞い、トラックを繋いで、夕食にする。



元旦の夕食は手巻き寿司


夕食後、暗闇の中トレイラーを引っ張ってダンプステーションへ。排水をすべて捨ててキャンプサイトに戻る。今晩からトイレは公衆トイレへ。

アリゾナ州フェニックス・ツーソンの旅(8)サイクリング

2012-12-29 | キャンプ
Catalina 州立公園は Lost Dutchman 州立公園よりも標高が高いため、早朝は水道が凍る。だが、陽が昇れば一気に気温が上がりすぐに溶けるの。今日は外が暖まるのを待ってから炭を熾し、今晩用のダッチオーブンを仕掛ける。遅いブランチの後、サイクリングへ出かける。今回は今年のクリスマスに購入したママチャックと子チャック(兄)用の折りたたみ式タンデム自転車の試走も兼ねる。パパチャックと子チャック(弟)は約1年前に購入したパパチャックのMTBの後ろにREI で購入したTrailer Bikeを繋いでタンデム。こちらはすでに夏のYellowstone で活躍済み。



州立公園を出て、Oro Valley の町を巡るサイクリングロード。ショッピングセンター、高級住宅街、枯川沿いを走る。8の字を描くように一周25kmちょっとのコース。

キャンプ場へ戻ってからのんびりとキャンプサイトでバードウォッチング。


キャンプ場を走り回るロードランナー


喧嘩するハミングバード


朝仕掛けておいたダッチオーブンのスペアリブのトマト煮を温め直して夕食にする。




アリゾナ州フェニックス・ツーソンの旅(7)銅鉱山、Downtown Tucson

2012-12-28 | キャンプ
今日は昨年訪れた沙漠の中の白亜の教会 San Xavier Mission の南側にある銅鉱山 Mission Mine へ行ってみる。昨年訪れた Bisbee ではトロッコで山中のトンネルへ入る昔の鉱山だったが、ここ Mission Mine は現代の鉱山でOpen Pit Mine。



ビジターセンターで Mine Tour のチケットを購入。
大人8ドル、子供5ドル。


バスで鉱山を廻る。


これが Open Pit Mine。左下に見えるドリルリグで地下に爆薬を仕掛け、爆破、鉱石をダンプトラックで運び出す。鉱石中の銅含有量は0.5%弱
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コマツのダンプトラック用のタイヤ(ミシュラン製)


鉱石をクラッシャーで砕いた後、このミルでファインパウダーまで細かくする。


浮遊選鉱で銅含量は約20%まで上がる。乾燥させた後、別の場所にある工場へ運び出し、溶鉱炉、電解精製して純度99.99%の銅となる。


昼食は Peter Piper Pizza でピザの食べ放題。

そういえば今まで何度もツーソンを訪れながら、ダウンタウンへは行ったことがなかったね。というわけでダウンタウンツーソンへ移動。ツーソンのOld Townを散策。Santa Fe やScottsdale、AlbuquerqueのOld Town のような観光地を期待していたのだが、あるのは法律事務所や建築設計事務所ばかり。



ほんの1ブロックOld Town Artisans という ギャラリーとレストランが集まった施設があるだけだった。



ダウンタウンをツーソン駅まで歩き、



小さな鉄道博物館を見学。



ダウンタウンにある役場


ダウンタウンを後にし、韓国食材店 Sandy's Marketに立ち寄り、寿司だね、おでん種などを購入。キャンプ場へ戻る。



夕日に染まるCatalina 州立公園
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今晩は昨日のおでん汁でうどん。

冷蔵庫が壊れた。

2012-12-16 | キャンプ




先週火曜日、子チャック達の検診のためアルバカーキへ。ついでに雹でボコボコになったサイディングの修理のため1ヶ月以上前から預けてあるトレイラーを引き取るつもりだったのだが、まだ修理ができていないという。なんでもメーカーが送ってきたパーツが壊れていたということで修理はいつになるかわからないという。クリスマス休暇にはキャンプに行く予定なので、未修理のままのトレイラーを引き取ることにした。病院、買い物、トレイラーの引取を済ませ、夜9時過ぎに家に帰ってみると、冷蔵庫が冷えていない。ママチャックはドアの閉め忘れのためだと思ったのだが、翌朝になっても冷えない。どうも冷蔵庫が完全に逝ってしまったようだ。ガレージにオハイオから持ってきたもう一台の冷蔵庫があり、キャンパーにも小さな冷蔵庫があるので、なんとかなるのだが、いちいち外に取りに行くのは面倒だ。最近流行りのステンレス製の冷蔵庫を購入することも考えたのだが、我が家のキッチンの入口が狭くて今時の大きな冷蔵庫は入りそうにない。ステンレス製の冷蔵庫は数年後にキッチンを作り直す時までお預け。代わりにガレージにある冷蔵庫を持ってくることにし、ガレージには新たに冷凍庫を購入することにする。
古い冷蔵庫の取っ手をはずして、パパチャックとママチャックで古い冷蔵庫を何とか外まで運び出す。これが想像していたよりもとてつもなく重たい。玄関のステップを乗り越えるのが一苦労。玄関ドア、ドア枠、壁など傷つけてしまった。玄関ステップを乗り越えるためのスロープを2x8材と合板でしっかり作りなおして、ガレージにあった冷蔵庫を家に運び上げる。パパチャックは肩を打撲しながらも何とかキッチンに冷蔵庫を設置。やれやれ。

Labor Day Weekend ヘロンレイク州立公園(3)

2012-09-03 | キャンプ
朝食前にパパチャックはトラックをマリーナのボートランプへ移動し、自転車でキャンプサイトまで帰ってくる。朝食後、カヌーを置いてある湖畔まで歩いて行き、カヌーイング。足もカヌーの中も泥だらけになってしまった。

昨日釣りのリグを失くしてしまったので、今日はダイバーとルアーだけにする。
それでもルアーを湖底に引っ掛けてしまいルアーを失くしてしまった。このダイバーというのは結構働いているみたいで、油断するとすぐ湖底に引っ掛けてしまう。次回はダイバーよりも上に浮くルアーにしなければならない。こうやって魚が釣れないほどどんどん新しい釣りの道具が増えていくんだなぁ。



ナローズを通ってマリーナのボートランプへ向かう。


ボートランプは大きなグループが占領していて非常に混んでいる。子供たちと犬が遊びまわり、テントまで張ってある。後からモーターボートを牽引してきた人はボートが下ろせなくて困っている。
ボートランプは10分までと書いてあるのに・・・・今回のヘロンレイクは客層が悪いのはなぜだろう。
隙間を縫ってカヌーをトラックに載せ、ボートランプを後にする。

キャンプ場へ戻り、昼食にサンドイッチ。
午後はキャンプサイトでのんびり過ごす。ママチャックは編み物、子チャックたちはレイニーの犬RDと、パパチャックはデジカメのCCDのクリーニングをするが、かえってCCDのゴミが増えてしまった。

夕食は炭焼きソーセージ。

Yellowstone, Grand Teton の旅(1)Wal-Mart Timnath, CO

2012-07-28 | キャンプ
今日から1週間半の夏休み。昨年に引き続き三度目のイエローストーンとグランドティートンへ。
午前8時ロスアラモスを出発、サンタフェ経由で州間道I-25号線をひたすら北上。昼食は州境手前の Raton 近くのレストエリアで持参したサンドイッチ。山火事の後が痛ましいコロラドスプリングス、デンバーの中心部で渋滞に巻き込まれたが、午後6時半、予定通り Timnath のWal-Mart の駐車場に到着。ここでキャンプに必要な食材を購入。夕食はDeli で購入したフライドチキン、マカロニチーズとパスタサラダ。今晩はここの駐車場に一泊する。
この先ワイオミングに入るとインターネット接続がほとんどできなくなるので、デンバーに戻ってきてからブログを更新する予定。





メモリアルデーウィークエンドキャンプ(2)

2012-05-26 | キャンプ




我が家は近くにあるBlack Canyon Of The Gunnison 国立公園に行こうと思っているのだが、今日は皆と遅く昼食をとったので、ちょっと時間がない。Black Canyonには明日行くことにして、今日はキャンプ場でゆっくり過ごす。レイニー家族は昼過ぎSalidaにある温泉に行くというのだが、子チャックたちが風邪気味のため我が家は遠慮した。キャンプ場内で自転車に乗ったり、ラダーボールで遊んだりして過ごす。ここは標高2730mと高いが、今日は暖かい。3時過ぎからは今夜のパーティーに持ち寄るポークリブの調理に取かかる。炭を熾し、圧力鍋を使ってビールで煮込んだポークリブを軽く焼く。この時香り付けのためわが家からもぎってきた林檎の木の枝を炭に加える。肉の表面に調度良いこげ色がついたら、特製バーベキューソースにつけて再び炭で焼く。レイニー達はなかなか帰ってこないが、ここは標高が高いため炭の温度があまり上がらず、ポークリブは黒焦げにならずにすんだ。
6時過ぎレイニー達がやっと帰ってきた。みんなで料理を持ち寄って今夜はパーティ。

メモリアルデーウィークエンドキャンプ(1)

2012-05-25 | キャンプ


キャンプ場へ向かう途中、San Antonio 山で休憩


今週末はメモリアルデーウィークエンド。やっと今シーズンはじめてのキャンプに行くことができる。一般的なアメリカ人にとってこのメモリアルデーウィークエンドから9月のレイバーデーウィークエンドまでがキャンプシーズン。我が家も他の人達と同じ行動をとっていては良いことはないのだけれども、子チャックたちの学校やママチャック有給休暇が少ないことを考えると、どうしても一般的な人たちと同じ行動を取ることになってしまう。
今回はキャンプ仲間のレイニーおばさんが見つけてきたコロラド州リオグランデ国立森林公園内にあるBuffalo Pass キャンプ場に行く。ここはコロラドやニューメキシコの大都市どこからも遠いので、メモリアルウィークエンドでも予約なしで静かなキャンプが期待できるところ。レイニーおばさんは昨日のうちにキャンプ場に向かい、僕らのサイトを確保して置いてもらっているはず。キャンプ場は携帯電波の届かないところなので確認のしようはないのだけれど。
今日のロスアラモスは朝から空が煙っている。インターネットを調べるとアリゾナ州の南東部からニューメキシコ州の南西部にかけていたるところで山火事が起きており、その煙が南風にのってこちらまでやってきているらしい。
子チャックたちは今日が学校の最終日でお昼には帰ってくる。午前中にキャンパーの準備、子チャックたちが帰ってきた12時30分に我が家を出発する。
山を下り、エスパニョーラから国道285号線を北へ向かう。今日はかなり強い南風。風に押されているのでトラックの燃費を気にすることなく60マイル/時で巡航する。コロラド州に入り、アラモサの町で285号線は160号線と合流して西へ向かう。今までは追い風だったけれどもここからは強い横風、トレイラーが揺すぶられる。Monte Vistaのまちの小さなLove'sで給油。285号線は160号線と別れて再び北へ。Saguache という小さな町で州道114号線を西へ山の中へ入っていく。沙漠のような景色が高度を上げると共に森林地帯へ入り、リオグランデ国立森林公園に入り暫く行くと左手にBuffalo Pass キャンプ場の看板が現れる。そこを左に折れ、ダートロードを暫く行くとキャンプ場到着。レイニーおばさんが確保してくれていたサイト10番にキャンパーをセットアップ。今日の夕飯は買ってきたPapa Maphyのピザをオーブンで焼いて食べる。日が沈むとすぐに寒くなってきたので待望のキャプファイヤー。暗くなってからレイニーの妹夫婦やレイニーの娘も到着。我々は先に就寝。レイニーの息子夫婦も夜10時すぎに到着したらしい。

アリゾナ南東部の旅(12)ロスアラモスへ

2012-01-01 | キャンプ
今朝は朝5時起き。5時30分にキャンプ場を出発、ツーソンを後にする。真っ暗な中、I-10号線をひたすら東へ向かう。途中ベンソンのLovesで給油とコーヒーを購入して、朝ごはんを食べながらI-10を再び東へ。途中Texas Canyon あたりで初日の出を拝む。



ニューメキシコ州に入り、Demingで給油。州道26号線を北東へショートカットしてハッチの町からI-25号線を北上。途中昼食を運転しながら食べ、アルバカーキで再び給油。このように制限速度75マイル/時(120km/時)の州間道を一番燃費が良い速度55マイル/時(89km/時)で巡航していると何度も同じ車に抜かれる。速い速度で走ってしばしば休憩するのと、あまり疲れないゆっくりした速度でずっと走り続けるのでは時間はそう変わらないみたい。午後5時45分無事ロスアラモスの我が家に到着。
こんかいはの旅は天候に恵まれ、ツーソンは昼間の気温24℃ととても過ごしやすく、\家族たちも皆病気することもなく、良い旅でした。

アリゾナ南東部の旅(10)Mission San Xavier del Bac

2011-12-30 | キャンプ


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今日はツーソン南側にある Mission San Xavier del Bac へ行く。ここは San Xavier インディアン居住区にあるスペイン聖教の教会。駐車場にはインディアン音楽が流れ、沙漠の中の真っ白い教会が青空に映える。ウッドチャック一家はクリスチャンではないけれども、敬虔な気持ちになれる空間。








教会見学の後はMr.Tで軽油を入れて、先日フランスパンを買うために立ち寄ったLa Baggette へ行ってみる。隣のフレンチカフェ Ghinis で遅い昼食を摂る。子チャックたちはパスタ、親チャックはサンドイッチ。ちょっと割高かなぁ。
おみやげにフランスパンを買って帰ろうと思ったが、Baggette はもう売り切れ。仕方なくひとつだけ売れ残っていたChallah breadを買ってキャンプ場へ帰る。
ツーソンの午後は暖かい。半袖のTシャツで十分。Double Ladder Ball で遊び、子チャック(弟)とママチャックはチェス。パパチャックはトレイラーの下に潜り込んで排水パイプに断熱材を巻く。ロスアラモスでは寒くて完成しなかった排水周りの改造がこれで完了。

アリゾナ南東部の旅(7)Old Tucson Studios

2011-12-27 | キャンプ
朝、キャンパーの排水をタンクに移してダンプステーションに持って行こうとしたが、排水キャップから水漏れ。パッキンがだめになってしまったようだ。まずは午前中インターネットで調べたフレンチベーカリー La Baggette Bakery に行ってみる。それからCamping World で排水キャップを購入。そしてツーソン西側にある Old Tucson Studios へ。今まで何度もツーソンに来ているが、Old Tucson には来たことがなかった。ここは西部劇時代の街並みを再現したアミューズメントパークで実際に300本以上の西部劇がここで撮影されたという。きっと日本の日光江戸村と京都の太秦映画村みたいなところなのだろう。入園料(大人$16.95、子供$10.95)を払って中に入る。



まずはお腹が空いてしまったので、The Big Jake というレストランでOld Tucson名物のバーベキューを食べる。食事の後、ガンファイトショーが始まるまで少し時間があったので、園内を見て回っていると、Iron Door Mine という施設で呼び込まれてしまった。鉱山ツアーかなんかあるのかな?と思ってついていくと、中は真っ暗、お化け屋敷のツアーだった。子チャックたちは怖がってずっと下を向いている。お化け屋敷ツアーから解放されると、もうガンファイトショーが始まる時間。急いでNorth End Set へ。



The Quick & The Dead といガンファイトショーを見物。なかなかの迫力。ショーの後は汽車に乗り、園内を一周。



そして汽車から見えたゴーカートにどうしても乗りたいという子チャック(弟)の希望でAntique Cars に乗る。



そろそろ次のショーが始まる時間だ。Grand Palace Saloon という建物でThe Gift of Christmas いうミュージカル仕立てのクリスマスショーを鑑賞。



あれ?なんかさっきのガンショーと同じ顔ぶれ。ショーの後はSaloon 前でHistory of Stagecoach という駅馬車の歴史の話を聞き、次のショーの会場 Mission へ。ここでは The Secret of Santa Maria というコメディー+スタントアクション+ガンファイトショーを鑑賞。



あれっ?ここでもさっきと同じ顔ぶれの役者たち。ガンファイト、スタントアクション、歌を歌い、踊りを踊り、喜劇まで彼らは達者だな。ショーの後はStagecoarch に乗り、園内をゆっくり一周。これが結構揺れるんだ。Old Tucson は期待していなかったけど半日十分楽しめた。入園料も手頃だし、ショーもなかなか面白かった。キャンプ場へ戻り、今晩は朝購入したフランスパンとチーズ、サラダそしてワイン。

アリゾナ南東部の旅(4)Bisbee

2011-12-24 | キャンプ
今日は銅鉱山の町 Bisbee 観光。
キャンプ場を午前8時30分出発。州道90号線を南下、Sierra Vista の町を抜け南東へ。州道80号線に合流すると山間の道、峠のトンネルを抜けるとBisbeeの町に入る。谷あいに古い家が立ち並ぶダウンタウンを抜け、まずは Bisbee Copper Queen Mine ツアーへ。どこにツアーの場所があるのか探しまわってしまったが、午前10時に到着。



予約してあった10時30分のタグを受け取り、館内でツアー開始を待つ。午前10時30分、一列に並び、ヘルメット、レインコート、ベルト、ヘッドランプを身に着けてもらい、



トロッコに乗車、いよいよ坑内に入っていく。



途中2ヶ所ほどトロッコを降りて、坑内で実際にこの鉱山で働いていた人から解説を受ける。ちょっと南部訛りのような聞き取りにくい英語だが、3代にわたりこの鉱山で働いていたそうだ。



このツアーは本当にリアルで、ディズニーランドよりも面白い。でも坑内は4℃ととても寒い。体が冷え切ってしまった。ツアーが終わり、お土産を買ってから、Bisbeeのダウンタウンへ。
Bisbee Grill で昼食。体を温めてから、Bisbee Histrical Museum を見学。



ダウンタウンを散策。古い街並みのお店やギャラリーを見てまわる。



午後3時過ぎ、Bisbee の町を後にして、州道80号線を北上、OK牧場で有名なTombstone を通過してBenson の町で食料品を購入、軽油を給油してキャンプ場へ戻る。今晩のクリスマスイヴディナーはすき焼き。このためリブアイステーキ肉をミートスライサーで薄切りにして、鶏を飼っている友人から卵を買ってきたのだった。すき焼きはやっぱり生卵につけて食べないとね。



アリゾナ南東部の旅(2)

2011-12-22 | キャンプ
朝はゆっくり午前10時にキャンプ場を出発する。唐辛子の町ハッチでI-25を降りて、州道26号線を南西へ向かう。この道沿いは今まで牧場しかないような沙漠だったのだが、今回は道沿いに太陽電池発電所や風力発電所が立ち並んでいた。時代はすこしずつ変わっているんだなぁ。
Demingの町でI-10に合流、西へ向かう。次の出口で給油、ついでにスタンドで昼食を購入し、運転しながら昼食。この辺りの天候は曇り時々晴れ、でもスマホに入ってくる情報によるとロスアラモスは雪、研究所も学校も午後休になった模様。I-10をひたすら西へ向かい。アリゾナ州へ。BensonでI-10を降りて給油、そして州道90号線を南下20マイル(32km)ほどで今日の目的地、Kartchner Caverns State Park に到着。予約してあったサイト16番にキャンパーをセットアップする。夕食は鱈フライとチーズとビール。






アリゾナ南東部の旅(1)

2011-12-21 | キャンプ
中長期予報によると今シーズンもラニーニャ現象で乾燥した冬と予測されたが、12月に入ってから毎週雪が積もる。週に一日以上は積雪のため研究所と学校は休みになる。これでやっと昨年秋に購入した雪かき機とサイオンのスノータイヤが役に立つようになった。
今週も月曜日は雪で休み。今年のクリスマス休暇は再び避寒を兼ねてアリゾナ州南東部に滞在する予定。本来は木曜日の早朝に出発する予定だったのだが、天気予報によると木曜日から再び雪がふるということなので、急遽出発を半日前倒しし、水曜日子チャック達の学校が終わってから出発することにする。
午後3時ロスアラモスを出発、キャンパーの屋根にたくさんの雪を載せたまま、山を降り、サンタフェからI-25号線を南下、アルバカーキを抜け、今日の目的地 Caballo Lake State Parkに到着したのが午後9時、キャンパーのスライドアウトも出さず、そのまま寝ることにする。



翌朝撮影したCabolla Lake 州立公園




両親到着

2011-07-06 | キャンプ
今晩ウッドチャックの両親がアルバカーキに到着。彼らは避暑のため2ヶ月ほどロスアラモスに滞在する予定。山火事で避難命令が出たときには、まぁなんて時に両親を呼び寄せてしまったのだろう。最悪の場合はサンタフェ郊外のキャンプ場に一緒に避難暮らしをしなければならないと思っていたのだが、なんとか避難が解除になって良かった良かった。まだ風向きに寄ってはロスアラモスの町が煙たくなることがあるが、空気清浄機とポータブルエアコンでなんとか快適に過ごせるだろう。