ウッドチャック一家のヤドカリ生活

アメリカンロッキー山脈南部に棲むウッドチャック一家のRV キャンピングカー旅行& DIY記

カリフォルニア州中南部の旅(5) デスバレー国立公園

2007-12-26 | アメリカの国立公園
午前8時からFurnace Creek Innの少し南にあるGolden Canyonにてレンジャープログラム ”Desert Photography” に参加。米国の様々な国立公園のボランティアレンジャーとしてRV生活をしながら米国の自然を撮り続けている写真家による撮影法の講習。

しかしこの朝は寒い。気温は約2℃、あまりの寒さにママチャックと子チャック(兄)は途中降板。

約2時間の講習の後、今日は北を目指す。1時間強のドライブで Scotty’s Castle へ。この公園はアラスカに次いで米国内で2番目に広い国立公園、見所は遠く離れて点在し、その移動に結構時間をとられる。
午前11時半、Scotty’s Castle に到着、ピクニックエリアでお弁当を食べる。そして12時からのガイドツアーに参加。1930年代の衣装を着たレンジャーのお姉さんのガイドで豪邸の中を見て回る。


Scottyというのは稀有のペテン師。ゴールドラッシュの時代、「デスバレーに金の鉱脈がある。」とだまして、保険業で大儲けしたMr. Johnson からお金を巻き上げる。いつまでたっても金(Gold) が取れないことに業を煮やしたMr. Johnson はデスバレーまで実情視察、そこでScotty にまるめこまれ、そしてデスバレーの自然の美しさに魅せられ、デスバレーに別荘を建設。しかし公にはデスバレーに秘密の金鉱を発見したScotty が 当時の金額2百万ドル で建てたと発表、ゴールドラッシュで実際に大儲けをした唯一の人物として有名になる。


Scotty’s Castle を後にし、再び南下、Titus Canyon を目指す。最初に公園に入る前に通った、Beatty の町を目指す。一度公園を出、次の左折でダートロードが始まる。(午後2時30分)このダートロードは最初はフラットだが、ネバダとカリフォルニアの州境辺りからの山岳地帯は狭い九十九折れで路面は非常に荒れており、車高の高い車でなければ無理、実際途中で抜いたスバルの四駆はいつまでたっても追いついてこなかった。


ゴーストタウンを過ぎ、いよいよTitus Canyon が始まる。車一台がやっと通れる狭いキャニオンが続く。このキャニオンは荘厳で雄大、公園内一番の見所である。


キャニオンを抜け再び南下、午後5時の閉館直前ビジターセンターへ戻る。子チャック(兄)はビジターセンターでジュニアレンジャープログラムの完了を報告、朝のレンジャープログラムの写真家からジュニアレンジャーバッジをもらう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。