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2年間の英国生活から3年余りが経ち、すっかり日本国内の生活に浸かっています。
でも撮り溜めた写真がまだたくさんあるので、徐々にでもアップしていきます♪
ロンドン旧型2階建てバス最後の日:現地レポート

先日お伝えした通り、ロンドンの旧型2階建てバス(愛称「ルートマスター」)が、本日を最後に通常の路線バスから引退
する事になりました。
今後は"Heritage Routes"と呼ばれる観光路線2本で運行される以外には、公共交通では使われないことになります。
そこで今日は、最終便がマーブルアーチを出発する12時15分に間に合うように現地へ直行!!できたてほやほやのレポートをお届けいたします。(冒頭の写真のバスの行き先表示に「Farewell」と書いてあるのが見えるでしょうか?)
まず行ってみると、ルートマスターの引退を惜しむ人々で沿道は一杯!!

気のせいか、ほとんどがおじさまかおじいさまばかり・・・。
また、バス停には最後のバスに乗りたい人が集まって大変な行列に!!

ここに居る大部分の人は、ルートマスターの引退を惜しむ人々なのですが、中には「ルートマスターなんか早く無くなっちまえ!」という人達の一団が。

持っている看板には

「ルートマスター、やっと居なくなって良かった。博物館へ早く行ってしまいな!」
という感じでしょうか。
要は旧型バスでは車椅子の方々が乗れないので、この方々は新型を待ち望んでいた、という事なんですね。
それにしてもわざわざこの混雑の中、アピールのために訪れるあたりがさすがだと思いました。
そんな中、ルートマスターより先に、新型の159番バスが到着したのです。

人々から一斉にブーイングが・・・
笑えました・・・。
思わずネタかと思いましたよ。ほんとに。
で、そのすぐ後から、最終便(と思われる)の159番のルートマスターが登場しました。

皆が一斉に路上の前に出て、写真を撮り始めます。そんな中のベストショットはこれ。

2階の前の窓から、ルートマスターの引退を告げるEvening Standard紙を掲げている人が居て、運転席にはユニオンジャックが置いてあります。
面白い事に、警備している警察官も路上に出る事を止める訳ではなく、「写真を撮ったら歩道に戻ってね」と。その辺りの粋な計らい(というかフレキシブルなところ)が意外だったので笑えました。当然後ろは大渋滞ですが。
車掌が帽子を脱いで深々と礼をして、このバスをみんなで拍手で見送った後、なぜか「ゴールデンルートマスター」が現れました。

隠れキャラ?というか誰が乗っているんでしょう?
私の想像では、過去のルートマスターのドライバーか車掌を乗せているのではないかと思います。
撮影を終わって帰り際、また「最終便」らしきバスが・・・。

しかも後ろには報道陣用のオープンの特別バスまで!

やられた・・・。これが最終便だったのかも知れません・・・。
いずれにしても、今後は通常の路線バスとして、車掌の居るルートマスターには乗れません。寂しい限りです

長くなりましたが、現地からWonderがお届けいたしました
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まず行ってみると、ルートマスターの引退を惜しむ人々で沿道は一杯!!

気のせいか、ほとんどがおじさまかおじいさまばかり・・・。
また、バス停には最後のバスに乗りたい人が集まって大変な行列に!!

ここに居る大部分の人は、ルートマスターの引退を惜しむ人々なのですが、中には「ルートマスターなんか早く無くなっちまえ!」という人達の一団が。

持っている看板には

「ルートマスター、やっと居なくなって良かった。博物館へ早く行ってしまいな!」
という感じでしょうか。
要は旧型バスでは車椅子の方々が乗れないので、この方々は新型を待ち望んでいた、という事なんですね。
それにしてもわざわざこの混雑の中、アピールのために訪れるあたりがさすがだと思いました。
そんな中、ルートマスターより先に、新型の159番バスが到着したのです。

人々から一斉にブーイングが・・・

思わずネタかと思いましたよ。ほんとに。
で、そのすぐ後から、最終便(と思われる)の159番のルートマスターが登場しました。

皆が一斉に路上の前に出て、写真を撮り始めます。そんな中のベストショットはこれ。

2階の前の窓から、ルートマスターの引退を告げるEvening Standard紙を掲げている人が居て、運転席にはユニオンジャックが置いてあります。
面白い事に、警備している警察官も路上に出る事を止める訳ではなく、「写真を撮ったら歩道に戻ってね」と。その辺りの粋な計らい(というかフレキシブルなところ)が意外だったので笑えました。当然後ろは大渋滞ですが。
車掌が帽子を脱いで深々と礼をして、このバスをみんなで拍手で見送った後、なぜか「ゴールデンルートマスター」が現れました。

隠れキャラ?というか誰が乗っているんでしょう?
私の想像では、過去のルートマスターのドライバーか車掌を乗せているのではないかと思います。
撮影を終わって帰り際、また「最終便」らしきバスが・・・。

しかも後ろには報道陣用のオープンの特別バスまで!

やられた・・・。これが最終便だったのかも知れません・・・。
いずれにしても、今後は通常の路線バスとして、車掌の居るルートマスターには乗れません。寂しい限りです


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コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )
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私の妹夫婦がロンドンに住んでいまして、遊びに行った時に乗りました。
その時の思い出に残っているバスが無くなってしまうのは寂しいですね。
ルートマスター乗れずにお別れなんて寂しいです・・・
最後くらい生で見てお別れしたかったぁ(><)
・・にしてもアンチ・ルートマスターがいたなんて!!ちょっと驚きです。。。
そうですよね。私も学校に行っていて見れない・・・というのが普通のはずなのですが、ちょうど授業の無い日なので行けました。それにしても観客の「おっさん度」の高さにはびっくりでした。さすがに今回の切り替えの理由を見ると、新型で同じような形にするのは難しいのかな、とも思いました
ろしさん
そうですか。私の来た1年半前はまだまだこのルートマスターがたくさん走っていたのですが、この数ヶ月であっと言う間に数が減ってきていました。街の景色があまり変わる事のないロンドンで、これだけ早い変化を目にするのは驚きですね
あさみんさん
一応「観光用のヘリテージルート」と「貸切」では見ることができますが、やはり寂しいですね。アンチルートマスターが居る事はまあわからなくもなかったのですが、まさか最後の便の出るバス停まで来てまでアピールするとは思いもよりませんでした
何度か乗りましたが、気が向いたらどこでも下りられるのは、旅行者には魅力でした。バスに乗っていると、あっと思っても次の停留所がずっと先のこともありますよね。
大のお気に入りだったので、引退するのが残念です。
コメントありがとうございました。
返事が遅くなって済みません!
確かに旅行者として初めてバスに乗ると、目的地で降りるのが本当に難しいですよね。Routemasterの場合は車掌に簡単に言えたのですが、新型の場合運転手にお願いしたら運転席周りに居ないと声をかけてもらいづらいので、不便です。地下鉄の料金にしても、何となくロンドンは旅行者に不便な街になりそうな感じです。
TB、現地レポートありがとうございます。イギリス人の国民性が現れていておもしろいですね。
コメントありがとうございます。引き続き色々な記事を書いていきますので、また是非遊びにいらして下さい
こちらこそ、はじめまして。
結構なイベントでしたよ!夕刊の新聞のトップを飾ったり、テレビのニュースのトップを飾ったりで、私も家が近かったので速攻カメラ持って向かいました!