ワンだふるlife☆

長女‘ここ’と1型糖尿病の次女‘ゆぴ’そして、ちわわのラッキー&チャッピーのつれづれ記

☆ありがとうございます☆

2010-04-30 06:17:14 | Weblog

   ブログを開設して、 1442日。


   総アクセス数が、 10万件  を  超えました 



   ブログが 今まで続いたのは いつも このブログを見てくださっている みなさまのおかげです。


  10万件ヒット は、 1つの私の目標 にしてたので  嬉しいです



   たくさんのみなさま   どうもありがとうございます

  



  



 
  

頑張る姿はカッコイイのだ

2010-04-29 21:01:16 | Weblog
 
  ここの中学校の ダンス部が フェスティバル に参加しました。

     
       
  
     

 



  ここ は、 ダンスが大好き  です。 


  
   

       




     踊る ここを見つめる パパとゆぴ




     頑張る姿は カッコイイのだ。


  
  ここは 中学3年生。

     進学する高校を 選ぶ時、  ここは、ダンス部が盛んな ある高校を 今のところ 第1志望にしています。


  でも 塾の先生には、 今の段階で 目指すのならば もっと上の高校を選んでみては? と 言われたそうです。

  しかし その高校には、部活動に ダンス部がありません。 

  もしも そのダンス部のない高校に進学したとするならば ダンススクールへ通いたい と言っています。 



  
  来月には 第1回高校入試模試が 受験さながらに 行われます。 

  模試では その結果で 3つの志望校の合否判定をだしてもらえるそうです。

  
  ここは、 今のところ 市内の高校ではなく 市外の高校ばかりを 選んでいます。 

  高校生になったら 部活して バイトして お洒落して・・・ 今までよりも はじけたい のですって


  将来、ダンスの道へ進むとは 今のところ 考えていないようですが、

 ‘踊れるかっこいい○○’ に なりたいそうです。  その ○○ は  まだ 決定していません。

  高校卒業後の進路は、 進学する高校で出会う 先生・先輩・友達  に  いろいろと影響されるのでしょうか?
  
  高校選びって ムズカシイな。   でも 親が決めるのではないからね。 


  自分が行きたい高校へ 通えるよう   がんばれ~ 受験生

  
      頑張る姿は カッコイイのだ。


  高校説明会が 6月ぐらいからあるそうなので ここと 一緒に 行ってみたいと思っています。 




 
   
   

  
 さてさて、 ここ達が 踊っていた この場所 は どこ?どこ?



    

             






  造船所 (現在、この場所では業務は行われていません)  でした。





  そして、 現在 走行している船を この造船所で 見学させてもらえました。

   
     

    

  ん?  どうして タイガース??


     










 
  
  
   そしてそして、 久しぶりだったかな? 

    は~い ボクたち ラキチャピ も 元気だよ 


  予防接種と健康診断の血液検査をしてもらいに 病院へ 行ってきたよ       



    採血は 腕(前足) からだったよ。


   (この耐えている姿に すみません。私、胸キュン でした。)



  血液検査の結果は、 ラキチャピ  ともに 異常なし だったワン 




 





   

     

入院&手術のお話~6

2010-04-22 09:33:02 | IDDM
 
 入院&手術のお話を読んでくださって ありがとうございます。 今回で最後です。。


 
  入院3日目。

     手術翌日で、退院する日となります。



   私は、病院に 9時半過ぎに到着しました。
  
   「ゆぴ  おはよう

    どう? 夜 眠れた?  痛みはない?」


    
   「ママ おはよう  

     ぐっすり寝られたよ。  朝ごはんも 食べられたよ。  

     見て見てー  点滴が外れたよ

     でも 手術したところは、まだ痛いの。」



    手の甲の点滴が 朝食後に とうとう外れたようです




   
   看護師さんが、私の顔を見るなり 昨夜からの血糖値のことを 教えてくださいました。
   

   1時AM   85.   ←  この時点で、医師の指示により、糖分を点滴にて投与してくださったそうです。

   3時AM  143.

   5時AM  141.

   7時AM  135.


   7時AM  朝食。

   朝食前に、ゆぴちゃんが 自分で計算して 0.9単位 インスリンを入れて

   食後に、4.0単位 ゆぴちゃんが 入れています

   痛み止めの粉薬を 飲みました。

   とのことでした。



   「ゆぴ 朝ごはんは 残さず食べられたの?」

   「ブロッコリーだけ 残した。 ご飯は全部食べたよ。」



   ゆぴパジャマのままで 一緒に退院の支度をしました。




   外科の先生が 往診にきてくださいました。

   「痛みますか?  退院後にもお薬 いるかな?  頓服を処方しておきますね。

    来週 抜糸に来てください。  それまでは 患部を濡らさないでください。」




   そして、

   内分泌の先生が きてくださいました。

   「ゆぴちゃんの血糖値、 入院する前に 戻りましたから  これで大丈夫です。 

   手術前夜に 緊張して 上がっちゃたね。

   昨夜は ホッとしたね。  低血糖になりそうだったから 点滴から糖分を投与しておきました。」

    との ことでした。



   診察後、  パジャマから洋服に着替えて 荷物の最後に パジャマを入れました。




       ゆぴ  退院しました。。









     今回の入院では

    ほんっと~に たくさんの人が  ゆぴの血糖値のことやゆぴの様子を 気にかけてくださいました。


    入院した病棟の看護課長さんが 「ゆぴちゃんのおかげで、私達も とても勉強になりました。」 って おっしゃってくださいました。


   
     たくさんの先生が  ゆぴのために 動いてくださいました。


    担当ではないのに、糖尿病を管理指導することができる看護師さんが わざわざ来てくださいました。

    自分のDM患者ではないゆぴのために、内分泌の先生が 3日間ずっと まめに ゆぴの元に 来てくださいました。

    手術室では ゆぴ1人に 5人ぐらいの先生や看護師さんが チームで執刀してくださったそうです。

    ゆぴの DM主治医さんが、面会に来てくださいました。

    ・・・DM主治医さんは 血糖値のことは、こちらの先生にお任せしているので なにもおっしゃらず、
    看護師さんから ゆぴのお父さん? と聞かれて、「いいえ。彼氏です。」 と 答えたそうです。 





   20日に 無事に抜糸も終りました。

     家に帰ってからは、痛み止めのお薬は 全く使いませんでした。


    患部は、
    糖尿病だから治りが悪い は 全くない   とのことでした。
   





   ~‘1型糖尿病だから ○○は できない なんて そんなことはない ’~

                  ってことを、 また1つ ゆぴ が教えてくれました。。

   


   そして、ゆぴちゃん
   あなたのために どれだけの多くの人が最善を尽くしてくださったか を 忘れないでください。。







   参考までに、手術時のゆぴのデータ です。

   インスリンベース量:
      0時~7時    0.75
      7時~11時   0.80
      11時~16時  0.75
      16時~18時  0.70
      18時~21時  0.75
      21時~24時  0.70


    HbA1c:  6.7%
     





    
  以上となります。

  6回にわたって アップいたしました、入院&手術のお話を 最後まで読んでくださったみなさま

  どうも ありがとうございました


  そして、医療スタッフのみなさま 本当に ありがとうございました


  気にかけてくださっていた みなさま方   ありがとうございました
  
   
 



 

  

   
  

    

   

入院&手術のお話~5

2010-04-21 23:10:23 | IDDM
 
 入院&手術のお話 を読んでくださって ありがとうございます。 今回で 5回目 です。


 
  無事に手術が終って 全身麻酔から完全に覚醒した ゆぴは、 ベッドの上で  を 観ながら過ごしました。


    
    ゆぴの入院した病棟は 院内学級もあり、長く入院しているお子さんも たくさんいらっしゃいました。

    保育士さんもおられて、子供たちを集めて 遊んでくださり、

    ゆぴのような短い入院の子にも 優しくしてくださいました。


    入院中の中学生のお姉ちゃんが、「ゆぴちゃ~ん 手術 おつかれ~  どう? 痛かった?」
    
    って、 話しかけてくれました

    (手術を、「おつかれ~」 って、言えるって ナイス ですね)



   保育士さんが リラックマ のエプロンをつけていました。

    「かわいい~」 って 言ったら、  「ゆぴちゃんのために わざと つけてきたの。」 

    って 和ましてくださいました。。



  ゆぴは、入院した日から みなさんと遊んでもらっていました。

  みんなから 「どうして入院しにきたの?」 と 質問されたそうです。

  他のお子さんからは 「移殖するんだ。」 「歩けるようになったんだ。」 って 話を聞いたそうです。。。






  
   ゆぴの 夕食の時間となりました。

   
       食前 BS 142.

           食前に 補正ボーラス 1.0単位 イン
     
      
     夕食メニュー

      ・とんかつ
      ・ご飯 160g
      ・味噌汁
      ・ほうれん草のごま和え
      ・キウイフルーツ 2分の1コ


      ゆぴ  完食できず。  主食2分の1量・副菜3分の2量を喫食。 フルーツは完食。


     ざっとのカーボカウンティングで カーボ値 5.5として

      ボーラスインスリン 4.4単位 イン



   ゆぴは、術後の痛みから 今度は 粉薬にて 痛み止めを服用しました。

      バイタルチェックでは、  体温 37.0度 ありました。
                      血圧は 正常でした。




   外科の先生が往診にみえました。

      手術したその日の夜は 熱がでるかもしれませんが 心配いりません。

      ゆぴの様子から 

    「明日 退院で 大丈夫ですよ」  と、おっしゃってくださいました。




   私は 以前から気になっていたことを 質問しました。

    
    「長女も そけいヘルニアの手術を受けたのですが、姉妹で患う って、なにか あるのですか?」

    「姉妹は お顔が似ているように、 体のつくり も 似ているのですよ 

     そけいヘルニアは 珍しい病気ではないので、1家族に2人いたって 全然 不思議なことではありませんよ


      ふむふむ。なるほどねぇ~ 
    
     
          


  

     つづいて、

   内分泌科の先生と お話をしました。

   「お母さん、 明日の朝食時のインスリン単位のことなんだけど・・・。」


   そうでした。
   明日の朝食の時間帯は 面会時間ではなく、まだ 私は 病院には いないのでした。


   内分泌の先生は、明朝のメニューを調べてきてくださいました。

 
   ・ご飯 160g
     ・鮭
     ・ベーコンと野菜の炒め物 


     「お母さん どうしますか?」

     「そんなに 厳格に計算しなくても大丈夫です。 後から補正できますし、少なめで大丈夫です。」


     「では、4.0単位 に しましょう。」


      明朝のインスリンが決まりました。  ゆぴに 伝えました。
    


     「今夜の血糖値については、測定して 低血糖だったら 点滴にて 糖分を投与します。

      高ければ 補正を入れます。」



    血糖測定をしました。

    21時 BS 57.            夕食時のインスリンが多かったんだ   

      牛乳200ml 補食。





     22時 BS 86.


 


   私は 昨夜とは違ったおもい で、 病院を後にしました。    
   

  

   つづきは 次回にします。 





 
   
    
   

入院&手術のお話~4

2010-04-20 19:40:16 | IDDM
 
 入院&手術のお話のつづき。 4回目 です。。



  ゆぴが 手術室に入ってから

   夫と一緒に ‘家族待合室’ で 待機していました。

  なが~い なが~い 時間でした。

  私達以外にも ご夫婦やお母さんらしき女性 が 5~6組 待機されていました

  みんな 手術室前で渡された ピッチ を 大事に抱えながら。。


  どうやら 同時刻に 様々な手術が いくつかの手術室で 行われているようです。

  必ずしも 待合室に入った順番で 手術が終ったという知らせの ピッチ が 鳴るとは限りませんでした。


  どのご家族も 会話をするわけではなく 本を読んだり、目を閉じたり・・・ 我が子の無事を 待っていたように 思います。




  夫が私に 黙って 缶コーヒーを くれました。

  コーヒーの温かさ が 体に しみこみました。。




  術前に聞いていた、 予定されていた時間が 過ぎました。


  だけど 連絡がありません。



  なにか あったのかな?

  私は トイレへ、席を外しました。



  
  しばらくすると


  手術を執刀してくださった先生が1人だけで 手術室から出てこられました。

  「ゆぴちゃんの手術、無事に終りました。 麻酔から覚めるまで あと30分ぐらい お待ちください。」


  「ありがとうございます  はい、わかりました。」



  待ちました。


  だけど 30分経っても ゆぴは でてきませんでした。


  もしかして 低血糖  


  今朝の血糖値とインスリン量を 思い返しました。

  ‘ボーラスを2度に分けて入れたので だぶって効いちゃったのかな?’
  ‘だけど、1度めと2度めの入れた時間は 2時間以上あいていたけどな。’
  ‘それに、手術の時は 血糖値が上がる って 確かおっしゃってたよな。’


  ぐるぐると頭の中で いろいろな考えが 巡りました。。




  しばらくして やっと、
 

  病棟看護師さんが 私達の元へ来られました。 

  「ゆぴちゃんが これから 手術室を出てきます。」



  手術室の前まで 行きました。

  
  ストレッチャーに乗ったゆぴが 出てきました


   麻酔科の先生が、 「今の血糖値は、 156. です。」 と 教えてくださいました。
  



  やっと会えたゆぴは・・・



  目を開きません。

  触ると まるで冷蔵庫から出てきたみたいに 体が冷たかったです。


  私は ちょっと焦りました。


  「ゆぴ 大丈夫?」

  「うん。」      呼びかけには 答えてくれました。


  「どうして 目を開けないの?」  と、聞きました。

  「眩しいの・・。眠たいの・・。」  寝言みたいに 言いました。 


  
  私はすぐに 看護師さんに 質問しました。

  「手術時間が長引きましたが、 なにか あったのですか?」

  「いいえ、そんなことないです。 麻酔から覚めるのには 個人差がありますから。」 とだけ おっしゃいました。


  病室へ戻りました。


  その時の ゆぴは、呼びかけると すぐに反応はありますが、 目を開けても すぐにつぶってしまいます。

  
  


    血糖測定をしました。

          178. でした。



     すぐに いびきをかいて 爆睡 してしまいました。。





   それから 2時間が経ちました。

    内分泌科の先生が来てくださいました。

   「ゆぴちゃんの今の寝方を見ると、 昨夜 緊張して 眠れなかったのでしょうね。

    ちょっと 起こしてみましょう 」


    先生が ゆぴを起こしました。 


   ゆぴは、 ハッ と、 起きました。

   体も温かくなって、 すっきりとした顔つきになっていました。



   「麻酔のせいで 眠っているのではなく 眠たかったから眠っていたようです。

    お腹 空いたでしょう?  もう好きなものを 食べてもいいですよ。」

    と、先生が おっしゃいました。



   14時30分 BS 99.


    手術後に 初めて食べたもの。

     ・ヤクルト1本
     ・キャラメルクリームの菓子パン 1つ
     ・おせんべい小 2枚  

     ざっとのカーボカウンティングで カーボ値 5.5
   
      ボーラス インスリン  4.1単位 イン 
      

  
  食べられるようになったので、 その日の朝6時から投与されていた 糖分の入った輸液は ストップされました。


  ゆぴは 手術後の痛みを訴え、 看護師さんに 痛み止めの座薬を 入れてもらいました。







  
   今回の手術で、

     全身麻酔から覚醒するまで ゆぴは 予定よりも 時間がかかってしまいました。

     
      個人差なのか? 血糖値に関係するのか?    


   手術前に 血糖値が150になるように 補正ボーラスインスリンを入れました。

   
   手術室から出てきた時の 血糖値が 156 でした。

   手術中でも 血糖が上がらなかったのか?

   はたまた

   血糖値が低くなってしまい 手術で上がって 術後に 156 になったのか?

    
       それは わかりません。。


    ゆぴが 無事なので よかったです。

    結果オーライ です。



   さて 術後の、夜の血糖値は どうなるでしょう?? 




   つづきは 次回に します。
   

 

  
  
  
   



  

  
 
 

入院&手術のお話~3

2010-04-20 08:54:52 | IDDM
 
ひきつづき、入院&手術の記事の3回目 となります。。




  入院2日目  手術当日

  仕事を半休をとってくれた夫と2人で、 7時前には 病院に到着しました。

  (ここは 1人で 朝食を食べ 学校へ行ってくれました。)
 

  ゆぴは、  ベッドの上で起きていました。 でも あまり ニコニコではありませんでした。



  術前最後の水分補給の時間である、午前6時に

   お茶・ポカリスエット・りんごジュース の 中から 本人が選択した りんごジュース を 飲ませてくださったそうです。


  そして、 午前6時より 点滴からの糖分の入った輸液投与が開始 されました。



 
  夜勤だった 担当看護師さんから、 夜間の血糖値をうかがいました。

      1時AM  BS 159.

      3時AM  BS 252.

      6時AM  BS 287.

     「医師からの指示で、 BS 300以下は 追加ボーラスインスリンは入れない というとだったので、インスリンは入れていません。」    
           
    との ことでした。


    のちに、この時の高血糖は、 手術前夜の緊張や不安からくる 精神的なものだと 予測されました。



   
   7時30分ごろ 私が 血糖測定をしました。

         BS 391.  でした。 

     午前6時にりんごジュースを飲んだこと・ 輸液からの糖分・・・などから

    1時間半で 100以上 上がっていました。


     看護師さんに報告しました。 看護師さんが 先生に報告してくださいました。


     そして、

     目標血糖値が250 になるように  ボーラスインスリン 2.4単位イン  

    それと、今までよりも糖分濃度の低い輸液 にチェンジ されました。




  
   その時です。 ハプニングが起こっていたことに気がつきました


     私は、昨夜からずっと 枕元に置いていた コップに入ったお茶 を片付けようとしました。

    「もう 今は 飲んじゃいけない時間だから 捨てちゃうね。」 って。


     すると、ゆぴが 言いました。

    「えー どうしよう。 さっき ひとくちぐらい 飲んじゃったよ

       


     手術前は、 飲食禁止時間帯に ‘飴やガムを食べても 手術が受けられません’ と 書いてありました。

       



      正直なところ 私は お茶のひとくちぐらい大丈夫だろう なんて 思っていたのですが、

    ゆぴ が、  な 顔をしているので、 看護師さんに問い合わせ、 医師に確認してくださいました。



   すると、

   「念のため 手術の時間をずらします。」 とのことでした。。  今度は 私が、     



  (今 考えれば、

   そうだよね。 ゆぴ高血糖だったもんね。 緊張するし 目の前にお茶があったら 飲みたくなっちゃうよね。)




   そこからの待ち時間 手術室から声がかかるまで ドキドキして 長かったぁ~

   ゆぴと ぬりえ をして 遊びました。




    血糖測定してみました。

   前回血糖測定から 1時間15分経った、8時45分の BS は、 339. でした。


   内分泌の先生がいらして、話しました。

 「‘手術に来てください。’と 連絡があってから 血糖値を確認してください。

  そして 高血糖ならば 目標血糖値を 150 になるように ボーラスインスリンを 入れてください。」   と おっしゃいました。




   さぁ いよいよです。


   「ゆぴ ちゃん 手術室へ向かいます。」

   
   午前10時ごろ 声がかかりました。 


    BS 249.    ボーラスインスリン 1.6単位イン



   手術服に着がえました。  いってきま~す      




    
  この後、ストレッチャーで 手術室へ運ばれました。  夫と私も 手術室前まで 一緒に行きました。


  ゆぴ  いってらっしゃい。



  病棟看護師さんから 手術室看護師さんに ストレッチャーが渡されました。

  昨日の、佐々木希似の 看護師さんが 微笑んでいました。

  「お名前は?」
  「○○ ○○です。」 と ゆぴは ハッキリと答えることができていました。




  手術室の扉が 閉まりました。。。




  次回に つづきます。




 





      
 
  
     

入院&手術のお話~2

2010-04-19 22:57:20 | IDDM
  
  前回の記事のつづき です。。

 
 3時のおやつを食べ終わった後、 


  今度は、 ゆぴの手術を担当してくださる 手術室担当の麻酔科の看護師さんが 手術室へ行くまでの様子を 

   主に ゆぴに対して、 写真を見せてくれながら 説明してくださいました。 


  手術室へ行くまでの 廊下に描かれている 絵 のこと。
  手術室のライトのこと。


  怖くないように怖くないように と やさし~く 説明してくださいました。


  その看護師さんが 「明日 私が 手術室で ゆぴちゃんのこと 待ってるからね

 と、おっしゃってくださいました。

 ゆぴは、 その看護師さんに、  「佐々木 希 に 似てますねー」 と 言いました。


 とってもかわいい看護師さんは 顔を赤らめながら 部屋を出ていかれました





  前記事にて 麻酔科の医師とのお話を 記事にしましたが、

  前回、書いていなかったことを 箇条書きで記したいと思います。。



  ① 通常 麻酔の入眠には、口と鼻にマスクをあて 吸入麻酔薬にて 1分ほどで眠ってしまいますが、

  ゆぴちゃんの場合は、輸液を入れるために 点滴を先にしているので 

  点滴から 血液に直接、麻酔薬を入れます。 5秒ほどで 眠ってしまいます。

  入眠後に 酸素マスクをし人工呼吸をします。 (その時に流れてくる香りは、選べるなか バニラをチョイス



  ② ぐらついている乳歯があった場合、 麻酔をかけると抜けてしまうことがあり 誤嚥の可能性があるので 場合によっては 抜歯してしまいます。 

  大丈夫です。 歯科医師もいますので。

  (事前の問診で ゆぴは 「ぐらついている歯がある」の項目に、○をつけていたんです



  ③ 小さいお子さんは、手術室に行くまでの恐怖があるので 緊張を和らげるお薬を飲むことがありますが、

  ゆぴちゃんの場合、

  自分が手術を受けることを理解できる年齢であること。
  今まで 糖尿病で 医療的試練に耐えられていること。
  薬で意識が朦朧とすると 低血糖との区別がつきにくいこと。

      以上のことから 緊張を和らげるお薬は なし と します。
  
 

  ④ 手術前 最後に 食べていいのは、今夜の夕食まで
               牛乳(たんぱく質)を飲んでよい時間は 午前2時まで
               水分を飲んでよい時間は 午前6時まで 


       でした。



  



 
  
  しばらくすると 今度は、

    明日 実際に 手術を執刀してくださる外科の先生が 説明をしに ベッドサイドまで 来てくださいました。

    女医さん でした。

    もう1人 外科の医師とチームを組んで 手術を行ってくださるそうです。

    絵に描いてわかりやすく 説明してくださり、 最後に

    ‘対側発症’ のことを 話してくださいました。

    残念ながら そけいヘルニアは 片側がなると、反対側もおこる人って 珍しくはないそうです・・・ 

  


 
  と、 こんなかんじで 前記事から書いているように たくさんの方と話す場を設けてくださった入院した日は、

    私の頭は 脳みそフル回転  でした。








  そして ヤッター 

   ゆぴの夕食 の時間となりました。


      食前 BS  90.


       夕食

        ・白米 160g
        ・グリルチキン
        ・人参グラッセ
        ・春雨サラダ
        ・青菜しらす和え
        ・味噌汁
        ・オレンジ 4分の1ヶ

       ゆぴ 完食

      ざっとの カーボカウンティングで カーボ値 7.6

        ボーラスインスリン 5.7単位 イン
  



   
  その後、

    今夜の対策として低血糖の時に糖分を入れるため。
    明日の朝食を食べられないぶんの輸液を入れるため。

    の、 血管確保するために 点滴の管を ゆぴの手の甲に セット しました。



    ゆぴ  針を刺すことは 慣れっこ です。  痛がりません。



              

              (この写真は翌日に撮影したもので、輸液が入っているものです。)
        
   




   この病院の面会時間は 22時 まででした。

       私は 内分泌の先生との話し合いにて 最後に血糖値を確認して 家に帰ることとなっていました。

       
       22時前 BS  119.

       う~ん。 今夜の夕食は 油物が少なかったな。  もしかしたら 夜間 下がるかもしれないな。



    通常 家ならば ポンプベーサル量を変更しますが、

    内分泌の先生とのお話で、ベースインスリン量はよっぽとのことがない限りは変更しないとおっしゃったので・・・

   と、いうことで 先生と相談して 牛乳200ml を 補食。

    その時間でも 内分泌の先生が 気にしてくださり 病棟まで いらしてくださいました。

  


    夜間の血糖測定は

    夜勤の看護師さんが、 1時・3時・6時 に、してくださるそうです。



   明日の手術は、 朝1番の、 7時50分~の予定で 7時までには 病院に来てください とのことでした。



   私は 病院を後にしました。  





   家に帰ると、

   ここ が 私が 朝に支度をしていっていた 夜ご飯を食べ、 1人でお風呂を沸かして入って 待っていてくれました。

   ラキチャピ が 出迎えてくれました。





     今夜の ゆぴの血糖値は どうだろう?

     明日の手術はうまくいくかな?

     などを 考えて
   
     眠りの浅かった 一夜 でした。。。





    次回に つづきます。









 
   
   

入院&手術のお話~1

2010-04-18 19:13:34 | IDDM
 
 1型糖尿病の持病がある、次女ゆぴ10歳 (インスリンポンプ療養中) が、 2泊3日の入院で

   そけいヘルニアの手術 を 行い、無事に 退院しました 



   自分のために、 そして

   もし これから 1型糖尿病の患者さん・インスリンポンプユーザーさんが

   入院&手術を行うこととなった時に、なにかの参考になれば と 思い・・・

   血糖値の変動・食事のことも含めて 入院から退院までのことを 記事にしていきます。

   よろしかったら ご覧ください。 





  入院する日。

前夜に インスリンポンプのカニューレ交換。

   当日朝7時 起床。  BS 152.

   食前に、補正ボーラス 1.2単位 イン 


   朝食

  ・6枚切り食パンにマーガリン&はちみつをかけたもの。
  ・ウィンナー3本と レタス・しめじ に 塩こしょう・オリーブオイルをかけたもの。
  ・牛乳 200ml
  ・清見ゴールドオレンジ 3分の1 と いちご大 1と2分の1コ


   ざっとのカーボカウンティング で カーボ値 7.5

   食後 (7時30分ぐらい) に、 ボーラス 5.6単位 イン  
   



     
   支度をして、 いざ 入院する病院へ 出発 



  親子で 緊張 ドキドキ     
                           とても お天気の良い朝でした。  





  到着するなり いきなり ゆぴ が、

   「ママー  今 高い のど渇いた。 お茶ちょうだい  おトイレ行ってくる 」    

   「えー  ちょっと測ってみて」 


    BS 322. (9時30分ごろ)


    朝の食事ボーラスから もう2時間が経っているな。

    補正ボーラス 4.0単位ぐらい を 計算上では入れたいところだけれど、

    まだ 朝のインスリンが残っているような気がするという、なんとなーくの母の勘で 

    控えめに ボーラス 3.0単位 イン


   
   のちに  この時の高血糖は おそらく 病院へ着いた緊張のための精神的なもの だと 予測されます。





  そして、

  いざ 病棟へ。

 まず 別室で、 看護師さんに 提出する書類をだし ベッドに案内されました。

 お話は のちほどうかがいます とのことでした。

 ベッドにつくと ゆぴ

 「わ~  ここは 私だけのところ? 好きなように 使ってもいいの?  パジャマに着替えたい」 と言いました。




  
  看護師さんに確認して    このように →   




  ゆぴの好きな リラックマグッズ は、 今回の入院に対する 不安や恐怖を 和らげてくれるもの でした。



                     
                    ありがと~  リラックマ~                  




  その後 内分泌の先生・麻酔科の先生 と お話をしました。





  内分泌の先生とのお話・・・ ベッドサイドで ゆぴと一緒に。

  「ゆぴちゃんは、 今 血糖コントロールが落ち着いているので、 あえて インスリンベーサル量は 通常量から変更しないでおこうと思っています。

  明朝、 絶食となりますが、 その時は インスリン量で 血糖コントロールをするのではなく、

  糖分の入った輸液を点滴して その糖分量で 調節します。

  夜間の低血糖も ゆぴちゃんを 起こさずに 輸液から 糖を補います。

  今夜から 点滴がすぐできるために 血管確保をさせてください。」

  ・・・といった かんじでした。


  「では、高血糖の時は どうするのですか?」 と、質問すると

  お母さんがいない時は こちらで 補正ボーラスを入れます。 とのことでした。




   麻酔科の先生とのお話・・・ 別室で私だけ。

   糖尿病患者さんが、全身麻酔で 1番避けたいことは、 低血糖 です。

   麻酔を切ったときに 覚醒しない時、症状をみて 低血糖なのか? 麻酔のせいなのか? わかりづらいからです。

   長い時間の手術の場合、 血液からだけでなく 尿からも血糖値をみますが ゆぴちゃんの手術は 短いので 尿からは みません。 

   おそらく多分 お腹を切ると 血糖値は上がりますが、 短時間なので 問題ないと思います。 術後の補正で 大丈夫です。

   ・・・といった かんじでした。



  その時、 看護師さんから 呼ばれました。

  「ゆぴちゃんが 昼食を食べるので 血糖測定します。」 でした。


   BS 91. (12時ごろ)


   昼食

  ・サンマーメン
  ・たこやき 3コ
  ・牛乳 200ml
  ・いちご 3ヶ


  ざっとのカーボカウンティングで カーボ値 8.6

  完食。 食後に ボーラス 6.5単位 イン






   その後、 ゆぴと 2人で、 売店へ行ったり

     病院の屋上へ 遊びにいきました。

     病院1階で 赤鼻のピエロさんに出会い、 風船で犬 を作ってもらったり、

     屋上では 私と バスケ 遊び をして ご機嫌でした。


            

  





  そして 病棟に戻り、

  つづいて 

  看護師さんに 血糖測定のやりかた・ ポンプボーラスの入れ方 を

     伝えました。

     ポンプを見たのは はじめて という看護師さん がほとんどで、

     血糖測定も初めてです。 といった看護師さんも いらっしゃいました。



  そして また、糖尿病を管理する指導ができる看護師さんが ゆぴの 病棟に来てくださいました。

   その日、勤務の 看護師さん達に 1型糖尿病のことを レクチャー してくださいました。




  
  つづいて ゆぴは 術前最後のシャワー浴 を していいと 言われ 浴室へ行きました。

   看護師さんに ポンプを外すところを 見てもらいました。

   あ~ん私、シャワーができると思っていなかったので ポンプを外したときにつける ‘キャップ’ を持っていくのを 忘れてしまいました。


  でも 確か ポンプ業者さんに 導入の時に質問したことがあります。 キャップがない時

  少しぐらい濡れても ‘水が入ってくることはありません’ と おっしゃてたな。と、思い出し シャワーだけだったので 外してそのまま 入りました。

  
   その後 インスリンの効きが悪くなったということはなく、 また退院してから ポンプカニューレ交換をした時も 異常はありませんでしたが、
   
   次回からは忘れないようにします。 反省





  そして、その後 

  3時のおやつ を 食べました。

   食前 BS 110.

   
   おやつ


 ・スイートポテト 

  勘の カーボカウンティングで  1.5

   食後に ボーラス 1.2単位 イン




   ひきつづき

   外科の先生・ 麻酔科の看護師さん との お話 が ありました。


   いったい 何人の 専門医師や担当看護師さんと お話 するのでしょう と おもうほど

  丁寧に 個別に いろいろな先生や 看護師さんとの話 が あったのでした。。





   長くなるので

   つづきは また 次回に します。  






 






    
     

手術終わりました。

2010-04-14 13:23:36 | Weblog
本日AM、 無事にゆぴの手術が終わりました

麻酔からさめましたが、只今爆睡中
昨夜は緊張して、あまり寝られなかったのかな?


取り急ぎご報告いたします。
気にかけてくださっていたみなさま
ありがとうございました






もっと知ってほしい自閉症のこと

2010-04-10 20:30:12 | Weblog
 
   毎年4月2日は、 国連の定めた 「世界自閉症啓発デー」 です。



    「自閉症」 という言葉は、

     うんうん。聞いたことがある という方も多いのではないかと思います。


    だけど どうしても・・・ 

    名称の漢字のイメージから 

   ‘常に自分の殻に閉じこもっている状態’  または ‘親の育て方が悪い’ とか

    という 誤解や偏見をもたれがちな 

    先天的 あるいは生後早期に生じたといわれている、 脳の機能障害 です。。






   4月10日、 私は 職場の仲間と一緒に、

          自閉症のセミナーへ 行ってきました。 


   

             




   自閉症を啓発するための セミナーですので、 とてもわかりやすく説明してくださいました。

  そして、 以前 24時間テレビで放送されたそうなのですが、 ドラマ 「マラソン」 が上映されました。


  「マラソン」 は、嵐の二宮和也さん主演で、

  自閉症の青年が 母親(キャストは田中美佐子さん)の愛情に支えられながら、

  フルマラソンを完走 した、韓国での実話を描いたものです。


  二宮くんの 自閉症の熱演  目つきやしぐさ・動きが リアルで すごかったぁ~  

  

  その後、そのドラマでの自閉症の世界の解説 をしてくださって



  最後には、自閉症当事者の方とお母様 からの お話を聴きました。





  今回のセミナーでは、 いろいろな 勉強になるお話を聴きましたが、

  自閉症と携わっていない方・自閉症に興味のない方にも 是非知ってもらいたいな ということを 簡単に記したいと思います。



   まず   自閉症は とっても個人差が大きいです。

          100人いれば100通り。 一人ひとり違います


   そのことを 知っていただいたうえで・・・


 
   社会性・コミュニケーション能力が 困難 です。

     集団行動がとれなかったり、 一方的に話したり オウム返しをしたりする 自閉症の人がいます。


   行動・動作に特徴があったりします。

     手をひらひらさせたり、上半身をゆすったりするような動作を繰り返す自閉症の人もいます。
  

   変化に対する不安や抵抗を感じます。

     物を置く位置・道順・手順・生活のスケジュールなど 決まったやり方にこだわりを持つ 自閉症の人がいます。


   アンバランスな感覚を持っています。

     極度に過敏だったり(例えば 光や音に対して) 鈍かったりする自閉症の人もいます。



   自分の意思を 上手に伝えられないので
   
   おもいどおりにいかないと パニックになって 自傷・もしくは他害をおこす 自閉症の人もいます。

 


  自閉症の人の‘こだわり’は その人だけにしか感じることのできない 意味のある行為 なのだそうです。

  一般の方からみたら そんな些細なこと でも 自閉症の人には 一大事 なことです。



  いろいろな話を終えて 最後に、

   ‘自閉症とはそういうものなのだ と わかってくれるだけで救われます。’

     と・・・自閉症当事者のお母様が 今回 お話してくださいましたよ。




   私なりに 考えたのですが、

    例えば あなたが~

    わずかな単語だけがわかる外国に1人で行ったとします。
 
    そこで 長い言葉であれこれ言われたら テンパリませんか?

    短い言葉や 視覚で判断できる絵や写真 で 示されたら わかりやすくありませんか?
 

    自閉症の人は

    不安だらけの中に1人ぼっちでおかれているみたいなかんじ と 想像すれば

    いかがでしょうか?                        
                                
  






  今回のセミナーで もうひとつ すごい と思ったこと


   話している内容の要約ではなく全て を 即座に 入力 して その場でスライドに映し出していたこと。

   聴覚障がい者の方のためや 書記が必要な人に わかりやすくするためだと思うのですが、

  すごいなぁ と 思いました。

 
         
  こういうかんじで →  

 






  

   今まで読んでくださった方 硬い文章ではなかったですか? 

   最後に ブレイク   



         桜のロールケーキ





  つづいて



  炭墨のロールケーキ     





             うそうそ    チャッピー の寝姿 でした。