ワンダーボックス(Wonder BOX)

ブログタイトルの由来は、競走馬「グラスワンダー」号から。競馬の話題を中心にお届けします。

スクリーンヒーロー×メジロフランシスの3きょうだい

2018-06-19 21:14:51 | 競馬
近年最強マイラーの一頭で今年種牡馬生活2年目のモーリス、偉大な兄に負けない素質を持つと言われるルーカス、そして今年デビュー予定のマルニ。スクリーンヒーロー×メジロフランシスの3きょうだいの近況をお伝えします。

モーリス

種牡馬生活1年目の昨年は、ブエナビスタ、シーザリオ、ジェンティルドンナ、ハープスターなど錚々たる顔ぶれのG1ホースを花嫁に迎えました。今春、続々と産駒が誕生。ジェンティルドンナとの産駒は、筋肉隆々という感じではなく、シュッとしたバランスの良い体つきをしているようです。ツイッターでは他の牧場でのモーリス産駒の評判が少しずつ見られるようになってきました。絶賛のつぶやきを見ると、期待ばかりが膨らんでしまいます。

今年の種付け頭数は、具体的な数字は書けませんが2年目として妥当な数字ではないでしょうか。

厩舎で過ごすモーリスは、人が来ると舌をペロペロ出して愛嬌を振りまいてくれるようです。そういえば現役時代、2015年安田記念に出走した際、縛った舌から出血したことがありましたね。何かと舌が話題になるようです。




【社台SS】愛嬌抜群のモーリス 舌をペロペロ


昨年と同様、今年もオーストラリアへシャトルされます。7月半ばには渡豪するようです。働きすぎが心配ですが祖父グラスワンダーと同様に長生きしてもらいたいです。




ルーカス
育成時代から牧場スタッフさんに「モーリスに姿がそっくり!」と絶賛されていた逸材です。昨年8月の新馬戦を快勝し、兄を超えるか!?と期待していましたが、その後は勝利を挙げられず通算5戦1勝で休養に入りました。


復帰は秋以降になる見通しで、疲れを取り除くことを優先し、あせらずじっくりと調整していくようです。
馬体を見ると、胸、おしりがどんどん大きくなっているように感じます。復帰後は兄と同様に連勝街道を驀進してくれることを願っています。



マルニ
モーリス、ルーカスの全妹で今秋のデビューを予定しています。ノーザンのスタッフさんが「乗り味はいいけど、馬体がね」と言うように、体の小ささが心配です。6月上旬の見学時で馬体重430キロ台で、このまま増えなければ400キロ台でのデビューになってしまうかもとのことでした。また、父スクリーンヒーロー、母メジロフランシスともに、牝馬は走らない傾向であることも不安材料です。ただ、今年のスクリーンヒーロー産駒の牝馬は、レノーアが402キロで新馬を勝っているように、もしかしたら小柄なほうが走るのかもしれません。





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