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株式投資家が会社に知って欲しいこと 日本コーポレート・ガバナンス・フォーラム編

2010-06-26 12:41:43 | お勉強
「会社と株主のWin-Win関係のためのQ&A集」というサブタイトル付き。

いつだかの日経ベリタスで紹介されていたので、
面白そうだと思って取り寄せてみた一冊。

日本コーポレートガバナンスフォーラムという組織は耳慣れないが、
1994年に設立された株式会社のガバナンス向上をはかるための組織らしく、
2006年12月の年次大会で実施されたパネルディスカッションを基に、
本書が出来上がっているらしい。

執筆者は投資銀行や年金基金といった機関投資家が分担して行っており、
会社経営陣と機関投資家の遣り取りを見ているような感じで面白い。
ちょっと機関投資家寄りな感じがするのは仕方ないかな。

株式投資とは何か?機関投資家が何を考えて行動しているのか?
そういったところを考えて自分の知識にしてみるには役立つ一冊。

章立ては以下の通り。

第1章 株式会社と深く関わる株式市場
 第1節 株式投資家がいまなぜ声を上げるのか
 第2節 株主とは、株式投資家とは誰か
 第3節 配当から見た株主
 第4節 会社と株主の関係
 第5節 株価と企業経営
第2章 企業財務担当者の常識と株主のギャップを埋めよう
 第1節 株主の期待するリターン
 第2節 株主の期待する企業行動
第3章 機関投資家の議決権行使と企業の情報開示・IRへの期待
 第1節 機関投資家の議決権行使
 第2節 企業の情報開示・IRへの期待
第4章 株主が取締役に期待すること
 第1節 株主と取締役の関係
 第2節 社外取締役の役割
 第3節 取締役の報酬制度
第5章 上場会社における株主の地位ー高いか、低いか、投資家の視点
 第1節 はじめに
 第2節 総会権限を通して見た株主の地位
 第3節 少数株主保護を通して見た株主の地位
 第4節 支配権市場のルールを通して見た株主の地位
 第5節 おわりにt
第6章 <パネルディスカッション>「株主ガバナンスの今日的課題」

バフェットのポートフォリオ R.G.ハグストローム著、三原淳雄/松本重熈訳

2010-06-23 08:23:26 | お勉強
副題は「全米No.1投資家の哲学とテクニック」。

原著は1999年で、
The Warren Buffett Portfolio
Mastering th power of the Focus Investment Strategy
というらしい。

ITバブル前夜に出版されているところが興味深いな。

あちこちのバフェット本に書かれていることもあるし、
それほど目新しいことが書いてあるわけでもない。

数あるバフェット本の一冊だけれども、
その中では割とまともな方だと思う。
古本屋で見かけたら読んでみても良いというレベルで。

章立ては以下の通り。

第1章 フォーカス投資
第2章 現代金融論の高僧たち
第3章 バフェット村のスーパー投資家たち
第4章 成果を測定するより良い方法
第5章 バフェット流の道具箱
第6章 投資の数学
第7章 投資の心理学
第8章 複雑系適応システムとしての市場
第9章 四割打者は何処に

児童手当&こども手当

2010-06-14 12:26:32 | 雑感
我が家にも来ました、児童手当&こども手当。

そのまま子供資金としている積立定期預金へ入れてしまったので、
残念ながら景気押し上げには貢献できませんでした。

今の政治を見ていて、一時的な消費にまわそうという気持ちになる人は少ないんじゃないかな。
最も必要としている人たちは日々の生活費になるだろうし、
少しでもゆとりがある人は、出来る分だけでも貯蓄にまわすだろうし。

育児保育や介護を産業として成り立たせるように、
施設開所や制度改正に使うなら、残り半額分は貰えなくても文句は言いませんぜ。

世界経済の三賢人 C.R.モリス著 有賀裕子訳

2010-06-06 10:45:49 | お勉強
2009年刊行の「THE SAGES」が原著。

副題がWarrenBuffett,GeorgeSoros,PaulVolcker,and the Maelstrom of Marketsなんで、
それがそのまま日本語版の書名になったってことだな。

内容もそのままバフェット、ソロス、ポールボルカーの言動の紹介。

お~。賢人は凄いな~。って感じ。
確かにスゴイんだけどね、それをどう取り入れられるか…。
大局観が大事だよってのは解るけども。