今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

捨てるだけじゃない!

2011-01-12 21:06:26 | 断捨離とは?

前記事にも関連するが、
今日、またしてもムムムッと思うことがあった。

私は下手の横好きでバレエのレッスンを受けているが、そのクラスでのこと。

ストレッチタイムで各々が体をほぐしている時、
ある年配の方が隣の人に、「ねえ、ねえ、断捨離って知ってる?」と聞いた。

思わぬ所で飛び出した思わぬ言葉。

をダンボにしていると、

「とにかく、なんでも捨てるんだって。」と聞き捨てならぬセリフ。

「知人が断捨離してるんだけど、
その人、写真まで捨ててんよ!」(←金沢弁)

「え~~~っ、信じられん
写真なんて、そんな大切なもの、よう捨てんわ。」

「そんなに捨てて、どうするん?気が知れんし。」



嗚呼、またか…。

違います、違いますってば!

断捨離はトータルで正しく理解してくださ~~~い。



お稽古仲間は、私がセミナーを主催したことは知らない。

レッスンの途中だったし、
ほんの1~2分で正しく説明する自信もないし、
私は悶々としながらも、黙してストレッチに専念した。


過不足なく、断捨離を説明することは、本当に難しい。

断捨離は、ただ捨てまくる片づけ術ではなく、
捨てる行為を通して、
よりごきげんで、よりハッピーになる、いわば生き方そのものだ。

目に見える“捨てる”行為は分かり易いが、
目に見えない心の片づけは、
しっかりした説明を受けて、なおかつ自分で体験しないと、
なかなか理解できない。

だって断捨離はとっても深いから。

ひでこ先生の新刊を読むと、
断捨離が日々進化しているのが分かる。



ただでさえ深いのに、厚みを増し、どんどん幅を広げている。


そんな断捨離を、どうやったら正しく伝えられるのかな…。


断捨離に出会って、私は変わった。

家の中もきれいになってきたが、
同時に心の中のガラクタもなくなって、
気持ちが軽くて自由になった。

他人の評価がほとんど気にならないし、
やってみたいと思うことは、臆することなく挑戦できるようになった。

『私らしく』…って具体的にはどういうことなのか、ずっと分からなかったが、
こんな感じじゃないのかな…という程度には、見えてきたようにも思う。

自分を受け入れるに従って、
子供のありのままも受け入れられるようになった。

こういうことを伝えたい

あれを捨てた、これを捨てた…の部分よりも、
捨てる行為を通して、私になにが起こったのかを伝えたい。


断捨離で変わったのは、私だけじゃない。

大きな転機が訪れたり、
これまでの観念がひっくり返るような気づきを得たり、
背負ってきた重荷を捨てて、自由になったり、
見失っていた自分を取り戻したり、
断捨離で人生が変わった実例を、いくつも見聞きしている。

道半ばであろうと、ごきげん街道ばく進中であろうと、
断捨離はダンシャリアンやダンシャラーに爽やかな変化をもたらしている。


たとえばセミナー後に、こんなメールを下さった方がいる。

『片づけるはなから、家族が散らかす・・・の件
私も、今8才の息子にてこずっていましたが、
やました先生の、「モノの通り道」の話をしたところ
翌日、実行しました。断捨離を・・!

ほんの少しでも、片づけたときはすぐ褒めて、
「片づけてくれてありがとう。助かるわ。」
と必ず伝えるようにしてから、息子は変わりました。

こども部屋は散らかしっぱの時が多いですが、あえて私は片付けません。

彼が不快に感じるタイミングと、私のそれとは違うから
自分で気づいて片づけるまで、今はなるべく干渉するのを我慢しています。。

そのかわり、私がが片づけをして家事を楽しそうにしていると、
子どもも、たまに片づけるようになりました。。。

やました先生のおっしやる「他者に期待しない」ということは
こういうことなのかな・・と実感しています。』


彼女の理解は深いと思う。

セミナーを受けて、学んだことを、すぐに実践した。

それもただ断捨離をしたのではなく、
実に上手に息子さんに伝えている。

自分の姿を見せ、口うるさく言わず、相手の心が動くのじっと待つ・・・、
親として、なんと賢く、また天晴れな姿勢だろうか。

もっと詳しくお知りになりたい方はこちらへ→ ☆☆☆


親子だからできたという側面もあるだろうが、
私も彼女のように、上手に伝えられるようになりたいものだ。

片づいた住まいで、毎日ごきげんで暮らす、
そんな日常を確立できれば、おのずと説得力も増すというもの。

ゴールは遠そうだけど…、絶対、諦めない




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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ちあ)
2011-01-12 22:07:43
断捨離で見えて来たもの……私もとっても大きいです。
断捨離が進むと、脳が変わるのかしら?
今はバーゲンまっ最中なのに、まったく欲しいものがないのです。
整理して大切なものを残して行くと心が満足しているからそれらを愛情豊かに大切に使えるという実感。
モノを手離して解き放たれる心は自由自在という素敵な状態をプレゼントしてくれたようです。
これから、第3段、第4段の断捨離を時に応じてしたいと思います。
不要なモノを手離した喜びは様々な気付きをもたらしてくれます。
感謝、感謝で、ありがとうございます☆
確かに・・・ (ぴのこ)
2011-01-12 23:22:59
私も物を通して見えてきた事があります。

これはいつか使うし、今使ってなくても将来使う時にないと不安・・・と言う未来不安型の先送り思考の持ち主でした。

が、一度その思い込みをとっぱらってしまうと簡単に手放せる自分がいました。
「今」使っていないし、無くても大丈夫!
他人への思い(その物をくれた人の気持ちを踏み躙る事、自分への期待を裏切る事、等)は無くても、「自分」が今要らなければ、捨てても大丈夫!
そして、今、自分が気持よく使っている物だけがある、すっきりした部屋になってみると、何と気分のよいものか!
そうなると自然と、使い古したボロボロになった衣類や靴とサヨナラ出来るし、うまい具合に
お手頃価格で、代わりの物が手に入ります。

結局、他人の思惑や、物への執着を離れると、自分自身を気持ちよく、大事にしたい、居心地良くしたいという思いが残るのですね。

そして、某○クシィの「断捨離」トピに参加していますが、見てると、雑誌やTVで取り上げられているから知りました!とりあえず自分の部屋を断捨離していますが・・・の方はいらっしゃいますが、肝心のやました先生の本すら目を通さずに実行されている方がなんと多い事!
お悩みトピも、やました先生や川畑先生の本をよく読んでれば分かるよね・・・と言いたくなる程、上っ面な内容ばかりで、正直どうなのかな~と思っています。

中には家族に勧めたいが、「断捨離」本のどれを勧めたらよいか?もあって、実際にご自分で読んで判断してくれよ!と呆れました。

ネットで何でも手に入ったり、解決出来る世の中なんでしょうけど、じっくり物を通して自分自身を見つめたりする事が苦手、或いは本を読む事すら出来ない人が増えているのかなと、ブームは有難いけど、心配な面がありますね。
Unknown (あい)
2011-01-14 10:44:34
こんにちは、人に何かを説明するのは難しいですよね、求めていない人達への説明はなおさら難しい。
momoさんの場合は伝えるのが使命だとしたら、黙っているのも辛いのかな、笑ってスルーしちゃえば良いですよ。

今日のひでこ先生のメルマガ『「開運」は不要です』はまさにその通りですね。
昨日は書店で、ひでこ先生のマンガになっている断捨離の本を見つけて感激して、これなら若い世代でも断捨離に入りやすいと、贈り物にしようと思いました。

momoさん、バレエのレッスンなんてすごいですね!いつも背筋がピンとなさっているのでしょうね、羨まスィ~
momoさん こんにちは (よゆみみ)
2011-01-14 20:38:34
ご紹介くださってありがとうございます♪
momoさんのブログに9月にコメントした時は、
まさか自分のことが紹介されるとは
思いもよらなかったので、とてもありがたいご縁です☆

セミナーでは「捨てなさい」という言葉は
あまり出てこなかったように記憶しています。

また、宗教や易学・哲学・心理学など・・
さまざまな勉強と経験を通した「生き方のメソッド」に多くの共感をえました。

やました先生が長年培った「断捨離」を
自分のブログで引用するのは、とても恐れ多いですが、
自分のあり方、暮らしの変化を通じて
断捨離の整合性を、私なりに伝えられたらいいな・・と思います。

今のところ友人など、自分の周りへの影響がすごいです。
ほんの少し伝えただけで、即実行!
しかも、先生がお伝えしたポイントをしっかり
押さえているので、
ただただ驚くばかりです☆

momoさんのブログ、これからも楽しみにしています♪
はじめまして。 (おひさま)
2011-01-16 00:53:54
少し前(年末)にブログを知り、本日は2回目です。私も11月末から断舎離実行中なんですが、今日、とても安い商店街を歩いていても、欲しいものが全然ありませんでした。かわいいお洋服がすっごく安く売ってたり、食器があったりしたんですけどね・・・買ったのは、子供のおやつくらい。欲しくならないなんて、生きる気力がなくなったのか?一瞬思いましたが(笑)こちらのブログを読んで私だけじゃないと安心しました。断舎離で、無駄な欲がなくなったのかな。よっぽど気に入ったものじゃないと買わないです。だって手放すとき大変ですものね。それを入れる場所を確保するために今使ってるものをどけないといけないし。ということで、わずか2ヶ月で心境がずいぶん変わってるのに気がつきました。ちょっとうれしくてコメントしました。おじゃましました
いい状態ですね (momo)
2011-01-16 10:33:44
>ちあさん、断捨離の真髄をズバリ言い当てたようなコメント、ありがとうございます。
バーゲン真っ最中でも物欲が動かない…って、自分軸がぶれていない証拠だと思います。
『元々欲しいモノじゃないかもしれないけど、安いんだから買った方がいいよ!』…というのは、売る側の主張であって、それに乗ってしまえば、まさに相手軸。
断捨離の心地よさを知ってしまった私たちは、そういう買い物をすると、きっと後悔するでしょう。
心が満足していて自由自在。本当に素敵な状態ですね。
その状態が表れたちあさんの笑顔って、きっとキラキラしているんだろうな…と思わずにはいられません。
判断するのは自分だけ (momo)
2011-01-16 10:45:42
>ぴのこさん、仰るとおりです。
必要なモノは必要な時に、必ず手に入ります。
それらを入手できない自分を想定して、今、モノを溜め込むのは、それこそ無駄ですよね。
不安を払拭して、すっきり空間を手に入れた自分の潔さこそを認めて、私ってすごい!…と思いながら暮らした方が、断然いい感じです。

断捨離を正しく理解してもらえないことについてですが、ひでこ先生の元にもよく「○○は捨てたほうがいいですか?」という質問が寄せられます。
ひでこ先生は「捨てなさい」でも「捨てたほうがいい」でもなく、常に「自分で考えてくださいね」と返答されます。
そのモノを使うか使わないかは、持ち主にしか分からないことなので、他人が判断することはできないからです。
判断する行為は、時として面倒で苦痛を伴ういますが、それを他人任せにせず、自分で引き受けてこその断捨離です。
モノを通して自分と向き合うのは、その覚悟があってこそ。
だから100人いれば100通りの断捨離があるのですね。
私はそういうことを、伝えていきたいなぁ…と思っています。
黙っていたけど・・・ (momo)
2011-01-16 10:55:30
>あいさん、本当は「正しい断捨離」について演説したいところでしたが、空気を読んでスルーしました。
だけどあの会話で、断捨離を誤解した人が、また増えたわけで…、凹みます。
ただ仰るとおり、求めていない人には、いくら説明しても伝わらないので、下手に首を突っ込まなくてよかったのかもしれませんが。

漫画って、あいかわももこさんの「断捨離セラピー」でしょうか?
私もブログで紹介しましたが、いい本ですよね。
上っ面だけじゃなくて、心の問題にまで切り込んでいるのに、面白くて、絵柄もかわいくて、どんどん読めます。
誰かに断捨離を紹介するには、もってこいだと思います。
お久しぶりです (momo)
2011-01-16 22:25:26
>よゆみみさん、確かにひでこ先生は「捨てなさい」とは仰いませんね。
そのモノを使うのか使わないのか、要るのか要らないのかは、当の本人にしか分からないので、自分で判断しましょう…ということなのだと思います。
断捨離はモノの片づけを通して、自分の人生を整えるメソッド、私もまだまだ学びの途中です。
よゆみみさんのお友達やご家族は、すぐに断捨離のすごさを理解&実行されて、すばらしいですね。
きっとよゆみみさんの断捨離やその後の変化自体が、大きなインパクトを与えているのでしょう。
口ではなく、態度や背中で相手を納得させるって、すごくカッコいいと思います。
コメント、ありがとうございます (momo)
2011-01-16 22:34:58
>おひさまさん、いらっしゃいませ。
断捨離に期間の長さは関係ありません。
2ヶ月あれば、心の状態はずいぶん変わります。
モノと向かいあい、今の自分に必要か否かをひとつずつ判断しだすと、その時から、心の片づけも始まります。
魅力的な商店街を歩いても、何も欲しくなかったのは、目先のことに惑わされず、今の自分が欲しいモノがあるかどうかをキッチリ見極めたからだと思います。
生きる気力がなくなったのではなく、自分軸がしっかりしていたからなんですよ

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