ノイ!『ノイ!』
心地良い8ビートの反復。『ノイ!』は、この一言で全てを形容できるアルバムです。そしてその最たるものである、名曲「ハロガロ」は、聴くものに対して、まるでハイウェイを走る車を想起させます。ちなみに、この名曲を聴いたことのある人間の大部分は、どこかでこれと似たような音楽を聴いたことがあるはず。そう、生音版「アウトバーン」なのです、これ。つまり、「ドライブそのもの」をシンセサイザーを使って一つの音楽にしてしまったのが「アウトバーン」という曲であり、ドラムやギターなどの生の楽器を使って音楽にしたのが「ハロガロ」という曲なのであります。
さて、なんでこの2曲がこんなに似てるのか。そして、なんでこの『ノイ!』というアルバムを聴いたことのある人間の大部分が、『アウトバーン』を聴いたことがあると断言できるのか。その理由は簡単。だって、ノイ!というバンドはクラフトワークを脱退したメンバーが作ったバンドだから。そりゃ似るわ。そりゃ聴くわ。一方は電子楽器でシンプルなテクノを、もう一方は生の楽器でミニマリズムの追求を。まさに両者は表裏一体といっても過言ではない…んじゃないのかなぁ。更に「アウトバーン」と「ハロガロ」という、それぞれのアルバムの代表曲のみならず、アルバム全体の曲構成も、似てる。似てるなんてもんじゃない。まんまだよ。
えーと、よく分かんない人は、とにかく両方聴いてみて下さい。使ってる楽器の種類は違えども、あまりにもやってることが同じで、ホント面白いです。「心地良い反復」を是非ご堪能あれ。
[1972年発表作品]
Neu! - Hallogallo
心地良い8ビートの反復。『ノイ!』は、この一言で全てを形容できるアルバムです。そしてその最たるものである、名曲「ハロガロ」は、聴くものに対して、まるでハイウェイを走る車を想起させます。ちなみに、この名曲を聴いたことのある人間の大部分は、どこかでこれと似たような音楽を聴いたことがあるはず。そう、生音版「アウトバーン」なのです、これ。つまり、「ドライブそのもの」をシンセサイザーを使って一つの音楽にしてしまったのが「アウトバーン」という曲であり、ドラムやギターなどの生の楽器を使って音楽にしたのが「ハロガロ」という曲なのであります。
さて、なんでこの2曲がこんなに似てるのか。そして、なんでこの『ノイ!』というアルバムを聴いたことのある人間の大部分が、『アウトバーン』を聴いたことがあると断言できるのか。その理由は簡単。だって、ノイ!というバンドはクラフトワークを脱退したメンバーが作ったバンドだから。そりゃ似るわ。そりゃ聴くわ。一方は電子楽器でシンプルなテクノを、もう一方は生の楽器でミニマリズムの追求を。まさに両者は表裏一体といっても過言ではない…んじゃないのかなぁ。更に「アウトバーン」と「ハロガロ」という、それぞれのアルバムの代表曲のみならず、アルバム全体の曲構成も、似てる。似てるなんてもんじゃない。まんまだよ。
えーと、よく分かんない人は、とにかく両方聴いてみて下さい。使ってる楽器の種類は違えども、あまりにもやってることが同じで、ホント面白いです。「心地良い反復」を是非ご堪能あれ。
[1972年発表作品]
Neu! - Hallogallo