映画に 乾杯! / 知の彷徨者(さまよいびと)

名作映画に描かれている人物、物語、事件、時代背景などについて思いをめぐらせ、社会史的な視点で考察します。

日本の軍事=安保環境と巨大怪獣映画

2007-11-26 20:51:41 | 戦争史(軍事史)

第27回 ゴジラ(1954年版、1984年版)そのほかの怪獣映画

はじめに

 私は子どもの頃から「怪獣映画」が大好きだ。それが昂じたせいか、少年時代から今にいたるまで、恐竜や三葉虫を扱う古生物学とか自然史、自然環境に関する書物(専門書や研究書)や映像も大好きだ。
 ウェブが発達してからは、世界中のこれに関するサイト(ただし、読みこなせる言語に限る)を徘徊している。やはり、アングロ・アメリカンの博物館研究所とかが、画像も含めた情報が読みやすく、かつ専門性を備えた内容構成になっている。その点、日本はまだまだ後進国かもしれない。
 だが、日本は怪獣映画というファンタジーのいくつかで、現代世界の抱える問題を面白く提起しているようにも思える。たかが、怪獣映画なのだが。だから、面白く観るだけで、映画が(作り手、送り手の意識とは別に)内包しているも問題群をやり過ごしてしまうことも多い。
 今回は、そうした問題群を軽い「のり」で小突き回してみたい。
記事を移設しました。⇒映画に乾杯!《ゴジラ & 怪獣映画》



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