手賀沼日記

貿易講座103-関係先を利用する

貿易講座も100回を超えましたが、このところ原点に立ち返り考えてみるべき、相談や質問が目立ちます。すなわち、貿易用語の意味がわからないという質問があります。

1 貿易はいわゆる貿易業者が単独でやるべきものではなく、関係者すべての総合作業です。貿易業者のやることはそれら関係者を利用し、貿易業務を支障なく進めることです。

2 関係業者とは、この場合売買の相手方を除き、輸送では海貨業者や船会社などの輸送業者、海上保険会社、代金決済では銀行などです。これらの関係先とのやり取りにおいて、意味のわからない用語が出てきたら、折り返しそれはどういう意味だと問い合わせればよいのです。

3 第三者に問い合わせるのも、ある意味では重要ですが、まずはその関係先に聞くのが基本です。

4 ここでとくに注意すべきは、許認可関係です。税関その他関係官庁に直接問い合わせ疑問を残さず、よく理解することが大切。また関係官庁も、問い合わせに対してはきちんと答えてくれるはずですから、自分なりの独自の判断でことを進めてはなりません。

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