cottonの山日記

「孤高の人」を読んだのがきっかけでH15年から山にはまっています。

信州 渋温泉 金具屋

2018-01-22 | 登山
「千と千尋の神隠し」の舞台となった長野県渋温泉「金具屋」に泊まってきました。
そこはまさに歴史の宿でした。
江戸時代から続く老舗の宿で,現在の建物は昭和11年に建てられたもの。
木造4階建ての斉月楼と8階にある大広間は有形文化財になっています。
なお,前身が鍛冶屋であったため,当時の松代藩主より「金具屋」と名付けられたのだそうです。

本題に入る前にちょっとイントロ。

◆渋温泉近くの地獄谷温泉には,お猿さんが温泉に入るというかの有名な野猿公苑があります。


◆この日は寒くなく,お猿さんは温泉に入ってくれません。残念!! シチュエーションとしては,雪降る極寒の中,温泉に浸かり目を閉じてまどろむスノーモンキーをイメージしてたのですが・・・・・




◆さてさて本題の金具屋さん。写真はライトアップされた木造4階建ての有形文化財「斉月楼」。ちなみに,現在の建築基準法と消防法では木造4階は許可が下りないそうです。


◆フロント,いや帳場。低い椅子に座って受付を済ませます。


◆これが8階にある有形文化財の大広間。なんとその広さ130畳。中に柱は1本もありません。なぜこんな広い部屋を作ったかというと,長野から湯田中まで鉄道が開通した際,善光寺参りの団体さんに来てもらおうと当時の館主が考えたからとのこと。ちなみに200名の宴会OKだって。


◆ここからは旅館の中をご紹介。和のテイストがいっぱい。


◆千と千尋の花札。


◆怖い怖い湯婆婆。


◆千と千尋の神隠しのファンが金具屋で撮影したファンアート。


◆古代ローマを思わせる「浪漫風呂」。泉質は中性低張性高温泉。金具屋には4つの源泉と8つのお風呂があります。写真は早起きcottonの4時入浴時のワンショット。


◆いい感じ。


◆廊下,部屋等々すべて造りが違います。この旅館,多数の宮大工さんによって造られています。


◆すてき・・・・


◆Mt.富士


◆廊下は欅板


◆この薄暗い感じがイイネ。


◆歴史を感じさせる艶々の階段。


◆この廊下は街並をイメージして造られたとか。写真ではよく分かりませんが,天井は青い染料を混ぜたしっくいで空を表現しています。凝ってますね。


◆鎌倉風呂の入口。


◆薬箪笥。あっ甘草がある。


◆ロビー。


◆おまけの夕食。リンゴを食べて育った甘くて酸っぱい信州牛のしゃぶしゃぶでした。



金具屋。一度とは言わずまた泊まってみたい歴史の宿でした。
なお,ジブリ効果で若い女の子やカップル,外人さんも多数いましたよ。


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