百合の道

いつもとは違う帰り道



寄り道、小道



左右の土手の高くまで



青空バックにも



百合が一斉に 咲いて見下ろしています



むせぶような、濃厚な香りが



ミストのように



渦巻いています




そして




花蜂の羽音だけが聞こえた



何だか不思議な・…ジェルな空間・…




百合の道～*～*～～




今だけ、の、期間限定です。

紫陽花

押し寄せる緑の海に


弾ける泡のように


濃く 薄く


プチプチ　ふんわかポコポコ～


今日は雫を滑らせて…



あるいは



朔日に感謝を捧げる瑞々しい菓子のように



アジサイの花



ページをめくったような景色の変わりように



自然の不思議さを



大地の偉大さを



感じて 見渡して


じっと見て　ニコッ～と



そして




またカエルが鳴き始めた田んぼの向こうに



日が暮れた～のでした。